アイス・ロードのレビュー・感想・評価
全179件中、81~100件目を表示
頑固はありだが意固地はちょっと…
安定のゴッドフリー様、なんて思ってゆったり構えて観賞に向かいました、が…。いや、普通に楽しめたんだけどね。
主人公の性格がどーにもちょっと…。それで二つ程(いや、三つかも)重大な分岐点を悪い方に転がしている気がしてしまって終始ザワザワしっぱなし。
こじんまりと纏まった良作ではあると思うんですけどねー。惜しかった。
ニーソン兄貴のキレ芸!
オモロ!予想以上に良かった!
海外ならではの大型トラック操縦シーンは圧巻だし、キャスト勢も内容もテンポも全部よし。
ニーソン兄貴が中盤からキレて、ガチ運転しだしてからが見どころ。
アイスロードがピキピキ割れ出すシーンは、あああぁぁー兄貴早くーーー!!と脇汗がハンパなかった。
無性にスノーランナーがやりたくなるなぁ。
時間を忘れさせてくれる良作ですよ!
敵が不死身
「自然との闘い」よりも「人間の襲撃」のほうがメインでした。しかも何度はねのけてもへこたれない敵です。即座に新たな殺し方を実行してくるので飽きません。敵ながらあっぱれというか、そのやる気と体力がどこから来るのか知りたくなりました。
リーアム・ニーソンはもちろん大活躍。無邪気に楽しんだのですが、映画のあとで「あの人何歳だっけ?シンドラーのリストが何年前だっけ?」と年齢を検索しました。ろ、ろくじゅうきゅうさい!!!主人公のマイクは何歳の設定なんだろう。見た目も体も若い!
リーアム・ニーソンが高齢だなんて、映画ファンの人から見たら何をいまさら…という感じだと思いますが、彼の作品はシンドラーのリストくらいしか見たことがなくて驚愕しました。当時から年取ってない気がするのですが…。これから彼の他のアクション映画を見てみたいと思います。
アメリカの軍人はとても尊敬されているらしいです。ですが退役後の現実は厳しいものなんだろうなと思います。満足に職もなく、さらに戦争で障害を負っているとしたら…。そういう社会問題も出てきて考えさせられました。
全体的に大味だけど「普通に面白い」作品
「トラックで荷物を運ぶ」これだけで2時間のアクション映画が作れるんですから大したものです。巨大なトラックと雄大な自然があってこその、まさにアメリカンって感じの映画です。ストーリーも分かりやすく、限られた登場人物と展開の速さのおかげでテンポよく観ることができ、常に何かしらトラブルが起こっているので最後まで楽しく観ることができます。難しい話もエログロも無いので、退屈な休日に家族や友人、恋人とサクッと観るにはもってこいでしょう。
ただ、脚本に関してはご都合主義的でツッコミどころも多々あります。氷の上を走るのが危険だと言ってる割には危険な行動ばかり取るとか、悪役の妨害工作が無駄に回りくどすぎるとか、ただのトラックドライバーである主人公が強すぎるとか。この辺の大雑把さもアメリカンでした。
Big Rigs!
氷の厚さ、命の薄さ。
乗り物パニックや、
タイムリミット映画にみえるが実は…
リーアム・ニーソンのトラッカー役は、
体格的にも、顔的にも、ピッタリだと思う。
ローレンス・フィッシュバーンも、
かなりピッタリの役柄だけど、
アッサリと退場したシーンは、
余りにも間抜けで残念。
パニック要素の説明はしっかりしてるんだけど、設定にムラがアリ。
爆破、横転で氷が割れないのは、
少しご都合よすぎ…
結局は、人災で起こった事故、
それを隠蔽しようとする会社のトップ…
元のストーリーが、
よくある展開なので、凄く勿体無い…
主人公が結構諦めや切り替えが早い…
あの状況で大声で言った『もう、死んでる』は、ちょっと引いた…
トラックアクションの迫力は、
やはり劇場で観て良かった。
寒そうだけど熱い映画
鉱山事故の救出装置を届けるためにいつ割れるかもわからないアイスロードをトラックで爆走するアクションスリラー
ただでさえリスクの高い任務なのに陰謀絡みの妨害もありなんだからたまらない
この映画の見どころはガーディと犯人の頑張り!最近の映画には珍しく画も動きもエライ地味だったけど展開はスピーディーでグッド👍
ただ妨害もあそこまで派手にやったらバレるだろと思ったけどトラックには無線積んでなかったの?国も絡んでそうだし極秘任務ってわけじゃなさそうだけど…サポート全くなかったね
途中寝不足でうつらうつらとしちゃったので見逃したのかもしれないけどその辺りは描写があったのかしら
まぁ犯人頭悪そうだったし仕事が雑でもしょうがないのかな?でもアンタはよく頑張ってたよ(笑)
ちょっとした疑問
首振り人形にはそんな意味があったのね。
まさかそのために作られたわけじゃないよね?
怒りのアイス・ロード!!
出発時のトラックの隊列に、勇ましさと不安とを感じ、期待が高まりました。湖上での氷の割れ方や、またトラックが水没したすぐそばに立っていて無事、超重量トラックを引き上げる等はこれで良いのかは分かりませんが、全般的に楽しめました。何があっても動じない安定のリーアムで、女性キャストも良い意味で女性らしくなくてタフガイでした。弟を蘇生させた時は涙が出ました。ラストはあっさりしていますが、しつこくなくて丁度良かったです。トラックが格好良く、後から思えば妨害者がタフすぎて笑えてくる、シンプルで良い映画だと思います。
アイス・ロード
川が凍ったあとに出来る「アイスロード」とは、また新しいシチュエーシ...
安定のリーアム・ニーソン
「これぞリーアム・ニーソン」って感じの役回りで逆に安心しました。
予告編を観て面白そうだったので鑑賞。「大型トラックで氷の上を走る」という程度の事前知識ですね。「リーアム・ニーソン主演だからまた復讐劇とかだろうか」って期待はちょっぴりありました。
結論ですが、細かいところに不満点や違和感はありましたが十分に楽しめるエンタメ映画に仕上がっていました。本作は「ストーリーがどうこう」とか「キャラクターの心情がどうこう」みたいな重箱の隅つつくような目で観る作品じゃないですね。馬鹿デカイトラックで行われるド迫力カーチェイスを観てテンション上げたい人に向いていると思います。『マッドマックス怒りのデスロード』にも通じる素晴らしいド迫力カーアクション映画でした。
・・・・・・・
カナダの鉱山で起こった爆発事故によって、26名の作業員が地下に閉じ込められてしまった。地下の酸素が無くなるまでの30時間以内に30トンもの巨大な坑口装置を届けなければ、作業員たちの命は無い。装置の運搬を行うために、3人の凄腕ドライバーと1人の整備士が招集された。タイムリミットまでに装置を届けるため、彼らはいつ割れてもおかしくない氷の張った湖の上(アイス・ロード)を30トンのトラックで走ることになった。トラックドライバーのマイク(リーアム・ニーソン)は、戦争のトラウマから失語症になった凄腕整備士の弟・ガーディ(マーカス・トーマス)と共に、この過酷なミッションに挑戦する。
・・・・・・・・
馬鹿デカイトラックが氷の上を爆走する。止まればタイヤに掛かる車重で氷が割れ、スピートが速過ぎても振動によって氷が割れる。設定がまず面白い。
アイディア一発の映画ではありますが、そのアイディアをしっかり膨らませて2時間の上映の間、間延びすることなくしっかり面白い。これはすごいです。とにかく初っ端からトラブル続出で、後から後からアクシデント起こりまくり。「何でやねん」ってくらい唐突にアクシデント起こるけど、それがなかなか面白い。こういうのは真面目に観ちゃ駄目だ。
リーアム・ニーソンって、私が以前鑑賞した『スノー・ロワイヤル』でもデカイ除雪車乗ってましたね。はたらくくるまが実にお似合い。
乗っている車がデカイトラックなので、とにかくカーアクションシーンがド迫力。以前鑑賞したスティーブン・スピルバーグ監督の初期の作品『激突!』でも巨大なトラックとのカーアクションのシーンがありましたが、50年の時を経て、VFX技術や撮影技術の発達によってさらに磨き上げられた「ド迫力ドでかいトラックのカーアクション」が観られます。
この迫力はやっぱり劇場で鑑賞した方がいいと思います。それも、前の方の席で。
目の前いっぱいに広がる巨大なトラックがドリフトのようなアクロバットをするのは迫力満点です。
ただ、やはり大味な作品なので細かいところで違和感があるのは否めませんし、主人公のマイクが結構余計なことをしてたり仲間を信用できなかったりしたせいで余計なトラブルが増えているように感じてしまい、マイクに対してストレスが溜まるなどの不満点もありました。
そして、マイクたちを襲撃してきた保険屋は氷の湖に沈めて殺したのに、裏で糸を引いていた黒幕は一発殴って終わりっていうのも「不平等では?」って感じてしまいます。Youtubeなどで映画評論を行なっている東大卒のお笑い芸人大島育宙さんが「罪と罰の質量保存」という概念を提唱していました。「悪いことをした人にはその悪事(罪)に応じた重さの報い(罰)がある」という勧善懲悪もののセオリーみたいなことなんですけど、本作は罰の重さが罪の重さと全然比例してないんですよね。そこがなんとなく不満でした。
まぁ、上記のような不満点こそありましたが、観てよかったと思える大迫力の楽しい映画でした。オススメです!!!
【2021年11月25日追記】
「VFXで迫力のカーアクション」みたいなこと書きましたが、どうやらほとんどのカーアクションシーンがCGなどを使わずにリーアム・ニーソン本人のスタントによる実写だったそうです。驚きですね。
全179件中、81~100件目を表示