「リーアム・ニーソンのレスキュー・アクション」アイス・ロード bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
リーアム・ニーソンのレスキュー・アクション
『アイス・ロード』
アイス・レスキュー・アクション
ガス爆発による落盤事故で、閉じ込められたダイヤモンド鉱山から、26人の生存者を助け出すためのレスキュー・アクション。しかし、鉱山での救助シーンではなく、救助のための資材を、事故現場まで運ぶ巨大トラックによる爆走アクションを中心に描いている。その鉱山までの最短経路が、表題となっている、春になって溶け始めた厚さ80㎝のアイス・ロード。
当然、氷が緩んだアイズ・ロードの上を35トン近い巨大トラックが走るのだから、スビートが速ければ衝撃で、遅ければ重さで、氷が割れてトラックは水の中へ…。他にも、積載量限界の橋の横断、トラックの故障やスリップ等、手に汗握る緊迫感の連続で、危機が迫りくる。一方で、この落盤事故自体が、運営会社による陰謀が隠されていることが明らかになる中で、資材を運ぶマイク達に、新たな危機が立ちはだかる。
主演の資材を運ぶトラック運転手マイクに『96時間』シリーズでお馴染みのリーアム・ニーソンが演じている。知的障がいの弟を連れて一攫千金を夢見て、形振り構わず挑むドライバーの姿は、孤高のアクション映画がよく似合う、ニーソンらしい作品と言える。
極寒の地での命がけのアクション・シーンは、撮影の苦労も多かったであろうが、『アイス・ロード』の名に相応しく、その冷たさだけでなく、痛さまでも伝わってくる演出は素晴らしい。
しかし、緊迫感を保つために、事故現場の酸素残量が30時間というシチュエーションもあるのだろうが、ご都合よくトラックが起き上ったり、連結し直したりと、ややシーンとシーンの繋ぎの雑さは気になる部分でもあった。
nobuさん(^^)
96時間シリーズサスペンスアクションとして、大好きなシリーズ。本作は、見逃していたので、改めてAmazon primeで観ました。
同世代のオッちゃんとして、中高年のヒーローであり続けて欲しいですね。
今晩は。
リーアム・ニーソン父さん程、演技派から武闘派に転身して成功した俳優は余りいないと思っています。
96時間シリーズで、大ヒットを飛ばしながらも、元々演技派である事が効いているのかなあ・・。その後も続々と作品を出し続け・・。
個人的にはジャウム・コレット=セラ監督と組んだ事が、良かったかなと思っています。
高年齢化が進む中、リーアム・ニーソン父さんには、益々頑張って欲しいですね。では。