「今回は一般人です。」アイス・ロード じきょうさんの映画レビュー(感想・評価)
今回は一般人です。
リーアム・ニーソンはいつものCIAエージェント上がりでは無いので、ガンガンぶっぱなすわけではなんだけど、しぶとさは健在です。
ツッコミところが多い映画なので、ひょっとしたらPに結構やられちゃったかな?
アイスロードとは凍りついた湖上を冬の間道路として使っていることを言うそうだ。
ならば、氷上の戦いこそがスリルになるはずなのに、意外にも陰謀絡み(ショボイ陰謀だけど)。
いまいちよく分からないのが
陰謀はどうして企てられたのか。
→鉱山がメタンガスの引火で爆発落盤して鉱夫が閉じ込められる。これを救うために運ぶ掘削する装置がめっちゃ重く、だから氷上を運ぶスリルがある。でも、そこの扱いが割に軽い。ロードムービーと捉えればそこにこそドラマがあると思うんだけど、安易に陰謀を入れたものだから安くなった。
行動のムダ
→初めに猛牛走りとわざわざ確認と意味を言っていたのに、ちっとも猛牛じゃない。挙句1台沈めてしまう。
→途中で裏切り者にやられて積荷を沈めてしまい、トラックの頭部だけになったところで爆走するが、追いついてからのカーチェイスも緩め、時間の配分も悪い。
→先行するトラックにニーソン達が追いつくけど、燃料を抜かれて動けないトラックを入れ替えばすぐに動けるのに、わざわざ燃料を入れ替えたりするから、敵によって使われてピンチになる。
→橋のくだりは弟を死なせるためのシークエンスに見えてしまう。
→全体的に無駄にした時間が多く、そのために作戦は失敗寸前。
納得いかないのが、機械が届いたらあっという間に救出されて、へっ?となりました。
リーアム・ニーソンとマーカストーマス(弟)に免じて、3.5