アイス・ロードのレビュー・感想・評価
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ニーソン印のアクションにもいろんな可能性がある。
ほんとにどれだけ仕事してるんだと、年齢を思って心配になるほどリーアム・ニーソン主演のアクション映画が次々と公開されている。また似たような、と思いそうになるが(似ていても面白いけれども)、『アイス・ロード』はちょっと趣きが違う。それなりに戦いのスキルも持ってはいるが、今回のニーソンはあくまでもトレーラー・トラックのドライバーで、昔気質のトラック野郎という設定だから。
悪い組織の陰謀に巻き込まれたりはするものの、基本的にはトラックの運転がメインなので、超人的なスキルを発揮することはない。とっつくにくいけど、実は人情家で、プライドは失っていない貧乏人が、仕事の矜持を発揮して一生懸命にがんばる。こういう映画を観ていると、ベタなジャンル映画に出続けているニーソンが、結果としてジャンル映画のクオリティを高めていることがハッキリしてくる。
さすがに超人的な活躍にはそろそろムリが出てくるでしょうが、まだまだニーソンにはアクション映画でやれることがありそうですよ。
春のアイスロードを25トンの荷物を積んで走るという無謀な挑戦から始...
ヘナヘナな「恐怖の報酬」
これはジャンルでいえばサスペンスだと思うが、 しつこいくらいのサスペンスだ。 こんなストーリーはなかなか思いつかない。
動画配信で映画「アイス・ロード」を見た。
2021年製作/109分/G/アメリカ
原題または英題:The Ice Road
配給:ギャガ
劇場公開日:2021年11月12日
リーアム・ニーソン(マイク)
ローレンス・フィッシュバーン(ジム・ゴールデンロッド)
マーカス・トーマス(ガーティ)
アンバー・ミッドサンダー(タントゥ)
ベンジャミン・ウォーカー(トム・ヴァルナイ)
監督のジョナサン・ヘンズリーは「アルマゲドン」や「ダイハード3」などの脚本家。
敵役のベンジャミン・ウォーカーは「きみがくれた物語」の主演男優。
カナダの炭鉱でガス爆発が起きる。
26人の鉱山労働者が閉じ込められる崩落事故が発生した。
炭鉱内の酸素が枯渇する30時間以内に
米国の施設から岩盤に穴を穿つ「抗口装置」を運ぶ必要がある。
カトカ社より依頼を受けた熟練のトラック運送屋ジム・ゴールデンロッドは
破格の成功報酬20万ドルの提示と、人脈を駆使して
急いで人員を揃えようとする。
ゴールデンロッドによる募集を見たマイクは、
成功報酬でケンワースの大型トラックを購入し、
個人事業主になろうと弟と共に応募する。
薄い氷の上を30トンの積み荷を積んだ大型トラックが走るなんてぞっとする話だ。
実際、劇中では数々の困難が待ち受ける。
1台のトラックは運転手とともに水没する。
残り2台のトラックは横転してしまう。
横転したトラックを元に戻そうとする。
そんなことできるのか?
と思うが、劇中ではそれをやってのけるのである。
1つハードルを越えたと思ったら次のハードルもすぐにやってくる。
これはジャンルでいえばサスペンスだと思うが、
しつこいくらいのサスペンスだ。
こんなストーリーはなかなか思いつかない。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
よくある流れ
何も考えずにスカッとできる娯楽大作
北米のトラック事情がわかる
手堅い作り
困難なミッションに陰謀が絡んで、というスリラー作品として王道、手堅い作り
イラク戦争の帰還兵、PTSDで失語症の弟とコンビで仕事をしているリーアム・ニーソン
この兄弟関係が良い
美しいアイスロード、殊の外ダイナミックなアクションシーン
アクションは揉み合い中心であまりキレは良くないがスリラーとしては
あの手この手で妨害と緊張が最後まで続く構成はとても良い
主人公格は自己犠牲から燃え尽きるのがこの手の作品のセオリー
とはいえ、ちょっと散り方がいまいちだったのと
主人公たちの行動原理の描写がいまいちだったのがもったいない
国のために戦ってPTSDを患ってなお国民を助けるために命をかけるというのは熱いのだが
演出が弱いのではないだろうか
幕引きも弱い
十分楽しめたが、惜しい。
氷上の恐怖の報酬
関西テレビの深夜放送を録画して鑑賞。
厚さ80センチの氷の上を30トンの荷物を載せたトラックで渡りきれ。「恐怖の報酬」を彷彿とさせる設定の、ただでさえ肝が冷える過酷ミッションだが、思わぬ陰謀が絡んでリーアム・ニーソンの怒りが爆発。危機また危機のスリル、疾走感溢れるハラハラが間断無く続いて、とても面白かった。
凍てつく道を熱い想いで突き進め!
いや〜、面白かった。
リーアム・ニーソン、カッコいいんだけど、本作ではそれほど強い人じゃなかった。年のせいかな?
でも、そこがある意味、リアルで良かった気がします。
さてさて、次から次へと難題が起きるこのミッション、とても楽しく見させてもらいました。
生き埋めになった鉱山の作業員を救うために、必要な装置を運ぶトラック野郎たち。 いつ割れるかもしれない氷上の道を進む。 そこに陰謀が絡んできて、ミッションへの妨害まで起こる。
映画館で観たときには、この色々な出来事に苛まれる様子が、テンポ悪く感じてんだけど、今回見直したらかなり楽しめました。
吹き替えだったのが良かったのかな?
洋画は字幕でってのが信条で、そのほうが絶対楽しく見れてたんだけど・・・
最近、字幕を読むのが辛い時があるんだよね、歳かな。
トンネルの事故現場に救助物資を運ぶトラック運転手のお話
色んな意味で、ハラハラする
最初に書いた似てる作品→「スノー・ロワイアル」。息子の仇撃ちの話。
これはぜーんぜん、違った。
・鉱山崩落事故から作業員を救出するために、大きな道具がいる。
・氷が溶ける春、閉鎖された「アイスロード」が唯一の道。
・厚さ80cmの氷の上を、総重量30tのトラックが行く。
・次々起こるトラブル、どうやら色んな上層部の思惑がある?。
・PTSDの退役軍人である弟を、連れていく。メカニック。
もう色々な要素が重なりあって、もう先わからない。
そんなハラハラと。
雪道で立ち往生するシーン続出で、どうするどうするのハラハラ。
100分ほどですが、忙しかったし。
雪のシーンが多いので涼しかった(見たのは9月上旬)。
ラストも個人的に好き。
⭐️今日のマーカーワード
「全員死ぬか、全員脱出するか」
陰謀
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