「男の幻想垂れ流し」土を喰らう十二ヵ月 日高雄介さんの映画レビュー(感想・評価)
男の幻想垂れ流し
俗世の名誉など要らぬ、金も要らぬ、女すら要らぬ…
そんな清貧の境地に至った釈迦の如き男の浪漫を「剣客商売」の如く描き切った秀作。
なわけねーだろ。
お前カネあるから清貧を気取ってられるし、近所の農家が白菜分けてくれてんだろ。恥知らずな資本主義の豚がよ。
葬儀のシーンが本気でムカついた。
義理の親戚を無能に描き、精進料理を作れる主人公を有能に描いた腐臭たっぷりの演出。
葬式の賄いなんか、オニギリと味噌汁出しときゃ良いんだよ。この見栄っ張りがよ。
志村けんは結果的に本作出なくて正解だったと思います。晩節が汚れるとこだった。
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