さよなら、私のロンリーのレビュー・感想・評価
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毒親に洗脳された娘の図
働く詐欺の内容がいまいち腑に落ちない、親子三人全ての行動にイライラ、可哀想に思えない娘の開けた未来は同性愛、別に良いけれど。 途中参加の女性が小物過ぎて物語の中心に割り込む説得力が最後まで見当たらず、泡が垂れ落ちる壁やバレないように体を屈む場面など終始イライラは解消されず、何を伝えたくて描きたいのか何も理解出来ず誰に共感する事もなく、愛されようとする行動と拒む態度に胸糞が悪くなりコミカルに進む物語が尚更にイラッとさせられる、二人の将来が明るければ良いが、あの両親にはどうにかなってほしいムカつき度!!
風変わりだけど良い
風変わりで不思議だけど雰囲気の良い作品。ピンクの泡、繰り返す地震などは、社会不適合家族の不安定で不条理な暮らしの象徴でしょうか?ミランダジュライのエッセイ集をもう一度読みたくなりました。 主人公のエヴァンレイチェルウッドのハスキーヴォイスが素敵。ウェストワールドのドロレス役なんですね。
新たなイーニド系譜主人公
泥棒一家とゆう特殊な環境。思いやりのない親によって、人とのコミュニケーションを避け孤独の城に篭城してた主人公が、女性との出会いで孤独とさよならするお話。
女が女に出会う話な時点で大好物だし、新たなヘンテコ女の主人公の登場って感じで最後のシーンでは少し涙ぐんでしまった。ミランダ・ジュライ最高。
ゴーストワールドのイーニドみたいな、決して世間に馴染まない女の子がスクリーンの中で生きていてくれるだけで、私も生きていけるので。変で可愛くて絶対にヤバいやつな女主人公の映画いっぱい存在してほしい。
個人的にはオールド・ドリオは、イーニド系譜の遺伝子を感じるし彼女にこんなロマンチックな女の子同士のロマンスが準備されてるなんてっ!。この映画が好きすぎる。
ミランダジュライの、精神的な葛藤のメタファーが何かキッチュな物体になっている演出も大好きなので
繰り返しくる地震や、定期な時間で溢れるピンクの泡のヘンテコさも愛おしい。
配信で鑑賞(ディスク欲しい、、、)
あまりこの話のメインの部分ではないけど、死に際の老人が最期に家庭の...
あまりこの話のメインの部分ではないけど、死に際の老人が最期に家庭のありふれた生活音を聴きたがるところで結構涙してしまった。 死ぬとき残されたわずかな時間に望むのは、在りし日自分が大切にした人たちの漏らす生活の音
『Kajillionaire』?
相関関係や表現方法も複雑で、何を言いたいのか分かりづらかった。
『あの子は誰も好きにならない』と父親は言うが、その言葉を裏切って、この映画は終わる。そこが共感できる。
邦題はズバリ。『Kajillionaire』はどう言う意味?
おかしなストーリーだけども、もう一度見たくなる映画だ。
『パラサ○ト』や『万○き家族』みたいに貧困をストレートに表現するのも良いが、洒落た家族の絆を描いたこう言った映画のほうが良いと思う。
さて、彼女は元に戻ったのだろうか?
『ミスター・ロンリー』が希望の中流れる。ひょっとしたら、傑作?
コメディー?
オールドがひたすら魅力的。両親の愛を感じることができず涙を流したり、人との距離感がわからずオドオドしている様子は共感できる部分があった。他の人のレビューを読んでコメディー要素が…ということに気がついたが、クスッと笑える部分すらなかった。それどころか酷い両親に苦い顔をするばかりでした。やはり生まれた環境は人生を左右するものなんだな、と。そこに現れる眼鏡屋の女性からの展開は情報不足な部分もあった。 最後の方のスピード感についていけず、終わりでびっくりした。事前情報なしで見たので仕方ないかも。どうした?というセリフがあったが、見てるこっちがどうした?と思った。 起承転結が非常に緩やか。
あらすじによると、「両親から詐欺の英才教育を受けた」ということだが...
あらすじによると、「両親から詐欺の英才教育を受けた」ということだが、そんな大げさなものではない。 「どこそこのスーパーのどの棚が万引きしやすいか」程度の豆情報を教えられただけ。 詐欺、窃盗、単発のアルバイトなどで小金を稼いで何とか生活している家族である。 大悪党というわけではないが、観ていてあまり気持ちの良い内容ではなかった。
素晴らしかった
主人公の女の子が、完全に愛着障害で人との距離がうまくとれない。両親とずっと一緒に過ごしているのに、親が子どもとして接さず、突き放した育児をしていてそうなってしまった。そんな育児の失敗例として描かれており、ハラハラする。子どもの時期を子どもとしてきちんと過ごすことの重要性がありありと伝わる。オールドのオドオドした感じがリアルで、そんな感じの人いる、と思う。
そんなオールドが死にそうなおじいさんに見せる心のやさしさに胸を打たれる。
ケセラセラ
たとえどんな人生だったとしても、そしてどんなことが起こっても人生は続いていく。 ケチな犯罪で生計を立てている男女に育てられた女性。 そんな主人公を演じた女優さんがとにかく秀逸だった。 終わり方が好きになれない人も多いと思うけど 自分が変わったって他人が変わるとは限らないとか、3歩進んで2歩下がるとか、 そういうほろ苦さを表現するのにとても良い締め方だったと思う。 何もかもが100点満点じゃなくていいというか、 自分に都合のいい他人を求めるもんじゃないというか。 オールド・ドリオに幸多からんことを。 そんな風に素直を思える良い映画だった。
とんでもない両親に育てられた娘の話。
詐欺や窃盗で生計を立てる家族の物語。 しかしなあ、とんでもない両親ですね。 設定としてはおもしろいし、 コメディ仕立てなんですが、あまり笑えないな。 母親がデブラ・ウィンガーだったなんて、 エンドクレジットで気がつきました。
どういう…
親なんだこれ?詐欺師の両親に育てられ、当たり前のように詐欺師として育てられるが、一人の女性と知り合うことで、自分の中の絶対的存在である両親に疑問を持つようになる。所々、地震が起きるシーンがあり、これが彼女の人生観を変えてしまう。娘と離れ、娘の大切さ、愛へ気付いたと思ったら、それと騙しで結局は盗みの布石だった。しかし、娘にとってはこれが良かったのかも知れない。愛する女性と出会えたのだから。何とも不思議な雰囲気の映画でコメディというほど笑うシーンもなく、評価しづらい。
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