「「プリテンダーズ」の監督さんの次の作品…のはず。」恋い焦れ歌え yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
「プリテンダーズ」の監督さんの次の作品…のはず。
今年159本目(合計435本目/今月(2022年6月度)6本目)。
…ということで、こちらはR15扱いされているので、「プリテンダーズ」(こちらは指定すらなし)よりも描写は厳しいといったところです(まぁ抑えめではあろうと思いますが…)。
個人的には「普通の恋愛以外の恋愛形態の在り方」(いわゆる、LGBTの考え方など)が問題提起として裏に隠れていたのかな…という点は強く思いました。この点は今現在でも取り上げられたり取り上げられなかったりと差があり、結局、国レベルでは取り組みが少なく、同性愛を法律婚として「事実上」認める条例がごく少数ある程度です。
そのうえでこの映画なのですが、そういった話は出てこないし、謎の「裏学校」(工場に勤めている方にいるお子さんのための学校?)が出てきたり、かなり???な展開が多いです。前作の「プリテンダーズ」もそうでしたが、何度か見てみないとわからない部分はどうしても出るでしょうね。
ただ、一部に不穏当な表現があるとしても、その指摘の大半は「性的表現で若干不穏当な部分がある」などであり、それらは結局「R15なんだから」ということに落ち着くところ、また、この映画を見に来られる方は少なからず前作 「プリテンダーズ」を意識してこられている(換言すれば、監督の方のストーリーのすき好みは知っている、ということ)ということまで考えると、そこまでは大きく引けないだろう…というところです。
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