動画配信で映画「バトル・オブ・ザ・リバー 金剛川決戦」を見た。
2020年製作/122分/中国
原題:金刚川/金剛川 The Sacrifice
配給:「バトル・オブ・ザ・リバー」上映委員会
劇場公開日:2022年1月3日
チャン・イー(張譯)
ウー・ジン(呉京)
リー・ジュウシャオ(李九霄)
ダン・チャオ(鄧超)
ウェイ・チェン(魏晨)
ウー・ジンはこのところ中国の国威発揚的な映画に多く出演している。
また中国人民はこの様な映画に熱狂していると感じる。
それは観客動員数に如実に現れていると思う。
ウー・ジンは中国の国民的な映画スターになったと感じる。
原題は金刚川、The Sacrifice(犠牲)。
チャン・イー(張譯)とウー・ジン(呉京)が出演しているのは知っていたが、
他にも見たことがある男前がいるなあと思ったらダン・チャオ(鄧超)だった。
朝鮮戦争と言えば、我々日本人は連合国側からの目線で見ることが多い。
この映画は北朝鮮、中国側からの視点で描かれる。
中国軍兵士、中国人砲手、米軍の戦闘機パイロットの3つの視点から同じ場面を描いている。
リアルな戦闘機の映像。
迫力のある戦闘の映像。
下半身を失くした上官。
バラバラの遺体になった司令官。
片手と片足を失くしても砲弾を撃ち続ける砲主。
黒焦げになった砲主。
こんな映像は日本では撮れないなと思った。
戦闘場面の映像の迫力は「プライベート・ライアン」を超えているだろうと思った。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
ソ連崩壊を受けて公開された機密文書によると、1950年6月25日にソ連のヨシフ・スターリンと中国の毛沢東の同意と支援を取り付けた金日成率いる北朝鮮が、事実上の国境線と化していた38度線を越えて韓国に侵略戦争を仕掛け、勃発した。
侵略を受けた韓国側には進駐していたアメリカ軍を中心に、イギリスやフィリピン、オーストラリア、カナダ、ベルギーやタイなどの国連加盟国で構成された国連軍(正式には「国連派遣軍」)が参戦。北朝鮮側にソ連が参戦すると米ソ間で第三次世界大戦が起こりかねないので北朝鮮側には抗美援朝義勇軍が加わった。ソ連は武器調達や訓練などで支援したほか、戦闘パイロットを秘密裏に参戦させた(後述)ので実際には間接的に米ソが衝突していた。
極東地域のアメリカ軍を統括していた連合国軍総司令官ダグラス・マッカーサーは占領下の日本統治に専念し、1945年8月に着任して以降、朝鮮半島に足を運んだのは1回のみだった[47]。
中国大陸が共産化しても台湾不介入声明[45] まで出したトルーマン政権の対中政策を観察していた金日成は、朝鮮半島にもこれを当てはめて「アメリカによる西側陣営の南半部(韓国)放棄」を推察した[要出典]。
参戦が成立まもない中華人民共和国に与えた影響として、毛沢東の強いリーダーシップのもとで参戦が決定され結果的に成果をあげ、国の内外で毛沢東の威信(カリスマ性)が高まり、独裁化に拍車がかかったという見方がある。
リッジウェイは少ない戦力で最大限の効果を上げるために、前進に拘ることはなく、戦力に勝る中国軍の攻勢を誘発して大損害を与えるという地道な作戦を繰り返し、着実にキルレシオ10~15:1と圧倒的に大きい人的損害を中国軍に与えていたが、この作戦に対してマッカーサーがケチをつけたものであった[190]。
トルーマンは一瞬にして講和交渉をぶち壊されたのに続き、大統領の自分に対して叛旗を翻すマッカーサーに対し「もはや我慢の限界かもしれない。とんでもない反逆だ」と激怒した[199]。またこの頃になるとイギリスなどの同盟国は、マッカーサーが中国との全面戦争を望んでいるがトルーマンはマッカーサーをコントロールできていない、との懸念が寄せられ、「アメリカの政治的判断と指導者の質」に対するヨーロッパ同盟国の信頼は低下していた。もはやマッカーサーを全く信頼していなかったトルーマンは、マッカーサーの解任を決意した[200]。