劇場版 からかい上手の高木さんのレビュー・感想・評価
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高木さんに出会えてよかった
無理にかっこつけたり感動をさそったり、複雑な話で奇をてらうでもなく、
ただ純粋に相手を思う気持ちや、はかなさをここまでまっすぐ綺麗に描いた作品は少ないと思う。
こんな中学時代を過ごしてみたかった…
73分間に詰め込まれた田舎の中学あるあるにハートが雑巾搾りに遭う途轍もなく美しくて愛おしい青春譚
原作のクレジットに『からかい上手の高木さん』と『あしたは土曜日』の2つのタイトルが併記されているのでおかしいなと思ったのですが、高木さんが繰り出すテクニカルな匂わせスキルに惑わされていつもコテンパンにして揶揄われてしまう西片が高木さんにリベンジを目論みながらまんまと術にハマる夏休みと、ミナ、ユカリ、サナエの中3女子トリオがやりたいことを片っ端からやる夏休みを並行して描いた作品。73分という短い尺にパンパンに詰め込まれているのは田舎の中学あるある。小豆島の豊かな自然と伝統を全身で受け止めながら好き放題に遊び、ウジウジ悩み、イジらしい恋バナに身を捩る、そんなもどかしい堂々巡りがとにかく眩しくて何度も何度も涙が溢れました。そしてただでさえ微笑ましい物語をさらに芳醇にするのが迷子の子猫ハナ。そのキュートさに誰もが心を奪われます。
とにかくどこまでも美しくて愛おしい物語はエンドロールの後まで続きますので、途中退席はしないように。そういえば私にとっての高木さんである山本さんは今どこで何をしているんだろうかと遠い目になりました。
満足度100%
からかい上手の高木さんをテレビやマンガで観たことない人は、ついていけない所あるかもしれないです。
アニメ3期とも全て観ている人にとっては大満足です!
オープニングからずっとほっこりしました。
ほんとに平和で尊い映画になりましたね。
猫の動きがちょっと不自然な所がありますが、表現するにはあれくらいあってもいいかなと思います。
エンドロールもエンドロール後も全て見応え抜群です。
オマエラさっさと結婚しろ!w
恐らく、中二男子からいい歳扱いたオッサンまで、みんな高木さんみたいな娘大好きだと思いますがどうでしょう?
自分も多分に漏れず終始ニヤニヤにやけ顔で、傍から見たら相当気持ち悪いオッサンと化していたに違いありません。
今世代の中学生は、こんな羨ましい中学時代を謳歌してるんでしょうか?
自分の頃はイロイロアレだったので、実際こんな虹色ティーン時代は過ごせませんでしたし、それどころか、ぶっちゃけ自分は貴重な10代の6年間をシュレッダーにダンクシュートしてしまった感さえあります。
従ってこの作品を、1期からずっと羨ましさ全開で視聴していた訳です。
今回も、その人気に違う事なくシッカリキッチリ丁寧に創り上げられており、内容も突飛な事件性とかはないにしろ、素朴で微笑ましいストーリーでした。
ただ終盤にビックリする様な予想外の〝掛合い〟があり、サスガにソレには驚かされたもののその前後の流れは巧く綺麗にまとめられていました。
聖地・小豆島の『虫送り』は、江戸の昔から付け継がれてきた伝統行事というわけで、毎年7月初旬に行われるようです。
この作品を切っ掛けに聖地巡礼でソレに合わせて島を訪れる観光客も増えそうですネ。
今回はミナ・ユカリ・サナエの3人娘もシッカリと描かれていて良かったし、高尾と木村も展開中役目を持たされていてコチラも自然な絡みが良かったです。
ただ欲を言えば、中井くんと真野ちゃん&浜口と北条さんの2組ももう少し突っ込んで内容にからませてくれれば良かったかなと。
時間が70分尺なのでこの2組の行く末が想像できるような展開も少し観てみたかった気もします、それでも2時間弱に収まりそうですし。
そんな訳で、全般ほぼ問題なしのとても良い出来だったと思いますが、唯一残念だったのは、この劇場版で完全に完結してしまい、4期の期待は出来なくなった事でしょうか。
上記で指摘した、終盤の出来事からエンドクレジット後の後日談のシーン、ソコにこのシリーズの壮大なネタバレ(個人的に既知だったものの)となり得る展開をガッツリ組み込まれてしまったため、ソレが即ち〝コレにて完結なりけり〟と一件落着を呈したカタチに‥‥
西片と高木さんのイチャイチャをもっと観たかった希望もあったので、まァ仕方ないとは言え、チョッと残念な後味の閉幕となりました。
時に、お年頃の女子は色恋沙汰でとてもいい事が起きると、布団の上でバタ足する習性がある様子。
同じシーンを『聲の形』でも見かけた記憶が‥‥
ソレも含め、エンドクレジットの左小窓で、TV版における中学3年間の二人の事跡を追った後にオマケシーンへと繋がって、最後の最後までキチンと楽しめる良作です。
声優の高橋李依含めて高木さんが可愛かった
小豆島にある中学校の男子生徒・西片は、隣の席の女子生徒・高木さんに何かとちょっかい出され、からかわれていた。どうにか高木さんをからかい返そうとするのだが、いつも彼女に見透かされ失敗していた。中学3年生になっても2人の関係は変わらないままだった。夏休みが始まる前日、高木さんと西片は帰り道で小さな子猫を見つけた。2人はその子猫をハナと名づけ、里親が見つかるまで神社の境内で世話することになった。さて、高木さんと西片の2人は・・・てな話。。
お互い好きどうしの両思いなのに告白できず、好きだと匂わせてもからかわれて肩透かし、って感じで始まり、そのやりとりが面白い。
西片は優しいが、何かに秀でた感じはなく、特に魅力的とは思えないので高木さんが好きになる理由がイマイチわからなかった。もう少し長くしてでも西片の魅力的なエピソードを入れたら良いと思った。一方の高木さんはユーモア有って賢くてオデコ広めの可愛い子。声優の高橋李依の声も合ってて素敵だった。
等身大な学生時代を思い出させてくれる大好きな作品です。
原作もTVアニメも大好きです。
上映時間が70分程度って知った時はどうかな〜って若干の不安があったのですが、綺麗にまとめて締めてくれたと思います!ちゃんと一区切りついたようにも感じたので、アニメ版は一旦これで完結なのかな?
TV版よりは恋愛要素が強めだなぁとは感じました。作中でお互いの言動や考え方に触れる度にどんどん惹かれあっている様子がみてとれ、いじらしいようなむず痒いような…。終盤、泣いてしまった高木さんにきちんと自分の言葉で伝えた西方、カッコよかったぞ…!!
この作品に触れると自分の学生時代を思い出してしまう。他のラブコメ作品と比べても大きな事件が起きるわけではないし、そんな人いる?っていうような人物が登場するわけではないけれど、だからこその等身大な感じが当時の自分と重なってしまうのかもしれない。
そんな作品の“中学生最後の夏”というテーマ。眩しすぎる…。恋愛はもちろん、友情と進路と将来に対しての漠然とした不安と。懐かしさが溢れてきたよね。終盤の三人娘のシーンと高木さんと西方のシーンで立て続けに泣いちゃった。
たまたま舞台挨拶中継がついてて、声優さん達のお話も良くってラッキーでした!
原作ファンは歓喜喝采
高木さんと西方の「中学最後の夏」を描く。
いつものようなからかい合いは少なめで、二人の気になる恋模様がメイン。
猫ちゃん可愛すぎ😍
オウム面白すぎ😂
原作ファンには感激物の展開となるので、最後まで席を立たないように!☝️
中学3年になった事で、クラスメイト達の成長ぶりも見所。
特に木村が非常に良い味の役となっていてウケた(笑)
しかし73分という時間はやはり短く感じました💧
もっと周りのストーリーを細かく描いてもらって、2時間くらいにしてほしかったなぁ。
感動もするし歓喜ものの展開は凄く良かったけど、終わってしまうのは少し寂しくてもっと観ていたかった感じ。
もしかしたらその辺のもどかしい感じも、「中学最後の夏」という微妙な心境と重なる所があるのかもしれませんね(^_^)
青春っていいなあ(泣)
中学最後の夏なんて高校受験に備えて課題が山の様に出たし夏祭りもなく(うちは秋祭り)親からは勉強しろと言われて塾通い…暗黒の夏休みだった。
こんなリア充爆発しろ!見たいな夏休みなど想像もできなかった。どこの世界の中学なのかと、羨ましい…
二人の絡みは見ているこっちが恥ずかしくなるシーンが多かったな。
水着回もあったし(予告動画通り)三馬鹿も三人娘もそれなりに出番があって安定した高木さんの物語だった。いい最終回?だったな。
一つだけ気になったのは中3にもなってジャンケンしてグリコとかチヨコレイトとかやる?
もう俺たちガキじゃないんだぜ?大人なんだぜ?ってツッパってる頃だろう。
ついに・・・
高木さんが泣いたの初めて見た。そして西片がついに「僕が高木さんを守るから!」って告白っぽい言葉で慰めた。高木さんも同じ言葉で返した。今まヤキモキさせてきた2人がやっとゴールに向かいだした。そしてエンドロール後がそのゴールの先。「元高木さん」のアニメ化期待。
作画、声優さんの演技、一つ一つが丁寧に作り込まれている
原作、アニメ視聴済です。
絵だからこそ伝わる心情、担当声優さんの演技だからこそ伝わる心情などとても丁寧に描かれており、何度もグッときました。
原作好きな方はもっとこの作品が好きになると思います。
「KING of 普通」の誰でもわかる普通の作品。マニア、前提知識ゼロで良いのは好印象。落合福嗣大人になったなぁ。
73分の短いアニメ、テレビシリーズ3部あり原作コミックあり。しかし上演後の舞台挨拶で40分だか膨れ上がった。
結果は両方とも極めて普通、「万人受けの真っ当な作品」
老若男女問わず、テレビ、アニメ経験の有無を問わない
舞台挨拶含め「普通の普通」
欠点は無い。
初恋 と中学、高校時代の「夏の眩しさ」は皆経験則あるから
誰でも理解できる
正直なところ
「可もなく不可もなし、ストーリーもありがちな普通の作品、画像も日本のアニメ水準からしたら標準値」
田舎の棚田等の風景も良い。
関係ないけど落合福嗣、昔は「異形感半端なかった」けど
常識的な普通のオッさんになっていて安心した。(舞台挨拶)
最後は主人公二人結婚したの💒??猫との結びつきがよくわからない。
鑑賞でオマケでついてくる「漫画小冊子」がオマケにしては結構立派。
「短すぎ、ストーリーが起伏が少ない意外性が無い」のは長所にして欠点短所。
でも前提知識を要さない点は良い。ワシ・・・
「TVシリーズとかで初見だと、上から目線でツッコミ入れてくる人は苦手・・ムリ
社会人になって10年以上経つのにT大やW大K大等学歴正面に出してくる人と同じく虫唾が走る。」
だから本作は「完全1話完結」で清々しい
性善説でみんないい奴・・初恋の甘酸っぱさ
小豆島の美しい景色、小さな命、子猫への「守りたい感」わかるなぁ
私事だけど・・ガキの頃、捨てられた子犬、親の了承で飼い始めたのに、
家が通り沿いだから、盗まれた、雑種だけど可愛かった・・あの無念・・何故か思い出した。
ぎこちない初々しい高木さんとの関係も良い。
まあなんだかんだ言って、女性は早熟だから、思い当たるところあり。
涙腺の弱い人にはいいだろう、ただワシ「鉄面皮」だから
これは付き合ってないの・・・?
2022年劇場鑑賞133本目。舞台挨拶中継付き。
原作はスピンオフも含めて全巻持っていますがアニメは未見。短いエピソードの連続の原作をどう長編にするのか、ホーホケキョとなりの山田くんみたいに延々短いエピソードを垂れ流すのか少し不安になりながら鑑賞しましたが劇場版らしく一つの大きなエピソードがあり安心。原作にないオリジナルストーリーということもあり、体感時間が短く「あれ、もう終わり?」という感じでした。
原作が未完なので映画で話すすめたらいけないという配慮も感じられましたが、こるもう付き合ってるよね?
舞台挨拶はちょっと呼びすぎで一人ひとりのエピソードが薄くなっちゃった気もしましたが、2時間前に行われた「はい、泳げません」の主題歌歌手だけ出しゃばる地獄のような舞台挨拶でなくて本当に良かったです。
近年のアニメでは珍しくちゃんと終わらせてくれたシリーズ
テレビシリーズでは3期まで放送されていました。
その印象はノスタルジー感のある日常系の作品という感想です。
ですので、今回映画を見るにあたり、あまり期待していなかったのですが、予想以上にしっかりとした「映画」となっていました。
テレビ版ではあまりわからなかったのですが、美しくどこか懐かしい風景が描かれています。ストーリーも日常を描きつつ、フリがあればしっかりと回収されますし、物語もしっかりと完結するのがとても好印象です。
それと主人公たちが等身大の中学生であることもノスタルジー感を感じます。
中学生はやはり、あれくらいおバカで子供だと思います。
日常系であり、ストーリーもしっかりと完結させた作品はかなり珍しいと思います。
TVシリーズ
は見てませんが、二人の関係を追って行く内容なので、楽しく見れました。高木さんみたいな女の子なら、大概の男子はやられてしまうのでは?可愛いですね。からかいは人を傷つける事もあるけど、この二人には格別です。
中3こそピュアな青春が輝く!
フォークダンスで女子と繋ぐ手を恥ずかしさのあまり摘む様に掴んで踊るのが中3(俺だけじゃないハズ)
西片と高木さんの周りから見てもハズかしくなる様な付き合いが劇場版でも続きます。
物語をより深くする為に子猫が出てくるけどペットショップのオウム?は前に出て来過ぎだよねw
西片の想いが詰まる中3と言う区切りの歳での一コマが甘く切なく歯痒く描かれていてTVシリーズから見続けている人にも満足出来る作品だと思います。
ラスト『元』に上手く繋げていて幸せな終わり方です。
高木さんらしいなと。
きらきらな青春の1ページか。
テレビさくもなんにも知らずに初見。青春だなー、と。今時言わないだろうけどきらきらだなー、と。背景もきれいだしラストの絵面も美しい。ただ、それ以上でも以下でもなくと言う感想か…。
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