劇場版 からかい上手の高木さんのレビュー・感想・評価
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美術が良かった
西片はかわいい。男子中学生がこんなにかわいく描かれている作品は珍しい。女子が可愛く描かれることはいっぱいあるけど。その可愛さを体現している梶裕貴さんの芝居が素晴らしい。
劇場版ということもあってか、テレビシリーズよりも美術の存在感が大きくなったように思う。舞台は小豆島という小さな島だが、どんな雰囲気なのか、テレビシリーズではそこまで強く伝わってこなかったが、劇場版では島の雰囲気がよく伝わってきた。舞台のリアリティがぐっと増したので、キャラクターの実在感も増している。テレビシリーズを観ている時は、小豆島に行きたいとあまり思わなかったのだが、劇場版では行ってみたいとすごく思った。
永遠に恋人未満の状態が続きそうなテレビシリーズと異なり、重要な一歩を歩み出す2人を描いているが、3人娘のエピソードも合わさって、短い青春の儚さがきちんと描けていてよかった。青春は終わるから尊いということがちゃんと守られている。
安定した作画と内容で、1日1日の大切さをどの世代にも訴え掛けるような、微笑ましくて楽しく貴重なアニメーション映画。
本作は小学館「ゲッサン」連載の人気コミック「からかい上手の高木さん」の映画化です。
と言っても「ゲッサン」(月刊少年サンデー)の発行部数は1万5000部を切っているので雑誌は知らない人が多いのかもしれません。
ただ、「からかい上手の高木さん」は発行部数がシリーズ累計1100万部を突破しているので知名度が高いと思います。
実際に2018年、2019年、2022年と3期にわたりテレビアニメ化されているのです。
そして本作で満を持しての映画化となっています。
本作はタイトル通り、高木さんが❝からかい上手❞で、西片(にしかた)を相手に楽しんでいます。
そんな2人も中学3年生となり、中学校生活最後の夏休みを迎えることに。
アニメ版では小豆島が舞台になっていて、仲間と離れ離れになってしまうかもしれず、2人の周辺も二度と訪れない「今」を後悔しないようにソワソワし始めます。
本作のジャンルは「青春映画」と無難に言うこともできます。
ただ、私は、そんな範疇に収まる作品ではないと感じました。
そもそも、年代に関わらず「1年間」というのは共通な時間です。
ところが大人になると、学生時代と比べると「1年間の区切り」が弱くなる傾向にあるような気がしていて、「1年間」の重さを意識しました。
この映画での登場人物らが二度と訪れることのない「今」を生きようとしている姿は世代を問わず何か訴え掛けるものがあり、前向きな気持ちになれたりしました。
おそらく人によって感じることの変わる73分と思えない充実した内容になっていると思います。
なお、エンドロール後には意外な映像が続くので席は立たないようにしておきましょう!
映画らしい特別さはなかった
観たのでレビューは残そうと思うが、あまり書くことはない。
このシリーズを終わらせるためだけに存在したような内容で、ちょっとやっつけ感を感じてしまった。
しかし評価は高いようだ。主にこのシリーズを好きな人たちに。
よくよく考えたら自分は別に好きなわけではなかった。何となくテレビ版を観て、その流れで本作も観ただけだった。
とは言え、そこそこ長いこのシリーズを完走したのだからそれなりに求心力はあったのだろう。おぼろげながら面白かったと感じた記憶はある。
ただ、映画になると映画ファンとして違うことを求めてしまったのかもしれない。映画らしい何かをを。
夏祭りに行くやつあったよね。あれは良かったんだけどな。
ほんの本編数十分の間に高木さんのファンになった
中学生の初々しい恋愛で、『エヴァンゲリオン』の碇シンジのような男の子(声:梶 裕貴)と高木さんという女の子のやりとりを楽しむ作品。
中盤からの白猫のエピソードで少しテイストが変わり、高木さんの言動に感動して泣いてしまった。
デフォルメされたキャラクターも見慣れると違和感が無くなり、むしろ好きになる。
エンディングテーマを高木さんが歌ってくれるというのが、やけに良い。
エンディングロールの後のオマケも嬉しい。
今泉力哉監督永野芽郁主演『からかい上手の高木さん』の予習
原作未読
テレビアニメ未鑑賞
西方狼狽すぎ
馬鹿みたい
自意識過剰
高木さん性格悪いという意見が世の中に少なからずいるが自分はそうは思わない
いやはやネット民にかかると女性は生きにくい世の中だ
男で良かった
原作は漫画だけどこの内容をわざわざアニメでやる必要を感じない
中三にもなってグリコチョコレートパイナップルなんかやるなよ
それに限らず中三のわりに幼すぎじゃないの?
『3年B組金八先生』の杉田かおるとか『毎度おさわがせします』の中山美穂とか思い出すと
今の時代を反映してるのかな
考えさせられる
エンドロールのあとにも続きあり
夫婦になった西方と高木さんと娘が登場
最後はなぜか「Fin」
フランスかぶれ?
声の配役
一枚上手の高木さんにいつも揶揄われる西方に梶裕貴
西方のガールフレンドの高木さんに高橋李依
※
西方と高木さんのクラスメート
食いしん坊のミナに小原好美
恋愛に興味津々のユカリに市道真央
クールなサナエに小倉唯
ぽっちゃりの木村に落合福嗣
眼鏡出っ歯の高尾に岡本信彦
北条の幼馴染で片想いしている浜口に内山昂輝
浜口の幼馴染の北条に悠木碧
真野の彼氏の中井に内田雄馬
中井の彼女の真野に小岩井ことり
※
クラスの担任教師の田辺に田所陽向
猫のハナに水瀬いのり
ペットショップの太田に戸松遥
サザエさんのタマを思うと猫に声当ては必要性を感じない
永野芽郁ちゃんの可愛さだけが良かった。
私には合わない映画でした。静かに淡々と流れてくストーリー笑いも涙もなく走るとか叫ぶとかの動も無く眠くなってしまったのと、純情な男子役が今の時代なかなかいないからミスマッチで映画とはいえ見づらい感じでした。
ただただ永野芽郁ちゃんだけが好きな人は、ちょっと見づらい映画かも?
笑いと感動の最高の1時間
からかい上手の高木さんは今年始めて知ってアニメを全部見て今日映画を見ました。
僕はいつも高木さんのからかいを見ていつも爆笑しています😊映画は猫探しをするお話で最後感動シーンで西片の一言高木さんに言ったシーンは涙が止まりませんでした🥲
僕も正直こんな青春したかったです。
今年実写の映画もやるので絶対に見に行きたいと思っています。
皆さん今からぜひ映画からかい上手の高木さんをご覧ください👍
可愛すぎる
原作・アニメを見ていません。
劇場版のみアマプラで視聴。
高木さんが猛烈に可愛いですね。
あの話し方がたまらない。
原作者の別作品「それでも歩は寄せてくる」は読んでるのですけど、そこから察するに、原作の魅力はもう少し違うところにあるのではないかとも思うのですが…
作者の創るキャラクターの可愛さは、存分に表現されているようにも思います。
私は、これはこれで大好きです。
少年少女のありふれた、でもかけがえのない夏の日々
原作未読でアニメを最初に観たときは、ムズムズしてしまって観続けられるかしら?と思いましたが二人の可愛さに惹き込まれて全話観ました。
そして、映画。
自然がいっぱいの島の中学生の青春の日々。二人のひたむきで健気で清い心が沁みます。お友達や島の人達もいいんだなぁ。美しい風景も映画版ならでは。劇場で観ればよかったと後悔&反省してます。
作品のコンセプトと劇場版としての特別
中学生男女の初々しい恋心を描く物語。
3期に渡って放送された人気TVアニメの完結編的劇場版。TV版は鑑賞済み、原作は未読です。
最近(?)TVアニメでは、平凡な主人公が、何故か可愛らしい女の子に好意を抱かれる日常ラブコメが流行っています。その流行りは、この作品ではないでしょうか?
この作品以降の作品は、違いを作るために「極端になり」「設定を盛ったり」して、私的好みから離れていきます。それらに対して、この走りの作品はいたってシンプル。恋愛と異性にウブな西方を、高木さんが匂わせながら揶揄う姿に、胸が「キュンキュン」してきます。
劇場版でもこのコンセプトは不変。「中三夏休み」という特別な日々は、ミナ達同級生が担い、主人公の二人は「特別」を少しだけ意識しながらも、日常を過ごしていきます。そんな制作側の姿勢に好感を持った作品となりました。
ただ、逆に「劇場版を作る意味?」を感じる作品ともなりました。
アクションがあるわけではなく、特別な障害があるわけでもありません。特に、この作品は3期の最終話がとてもしっかりとしていましたから、そこから更に劇場版を作る意味を感じませんでした。
例えば、西片が友人達から告白を励まされ、それに悩み戸惑いながら乗り越えようとする・・・とか・・・。そんなストーリーなら、ラストへの感情移入も、もう少し深くなったのかもしれません。
私的評価は普通にしました。
これ以上ない最高のエンディング
からかい・からかわれる、そんな二人のその先の物語。
原作をちょいちょい読んでいた事もあって、アニメ版もちょいちょい見てました。三期の最後とか見事でした。
何というか、観ていてつくづく青春だなぁって感じですね。
でも嫌味も無くて、ちょっとくすぐったい。そんな会話劇です。
それと劇伴が思いの外良くて、サントラが少し気になりました。
あとエンドロール。「好き」に合わせた演出は素晴らしかったです。一気に胸が高まりましたよ。
全体的にベタではあります。でもこれ以上ない最高のエンディングではないでしょうか。
すごく心地良かったです。
そういえば僕、プールのない高校でした…
何ともほほえましい中学生の恋愛。 いつも高木さんの方が一枚上手とい...
何ともほほえましい中学生の恋愛。
いつも高木さんの方が一枚上手というのもおもしろい。
「高木さんのことを絶対に幸せにする」って、プロポーズの言葉みたいだな、と思ったが、最終的に2人が結婚し、子どもを連れて虫追いの祭りに行くところまで描くとは思わなかった。
勉強しなくてもいいのかな?
「からかわれ上手の高木くん」という台詞が名探偵コナンにあった。佐藤刑事に恋心を利用された高木刑事。何かと微笑ましかった。原作もTVアニメも見てないけど、宮本由美の言葉を聞いて見る気になった。。
中学3年というと、高校受験のことで頭がいっぱいになりつつ、全然勉強が手につかず成績が100番ほど落ちてしまった記憶しかない。でも、あるあるノスタルジー。なんだか中学時代に戻った気分。小豆島が舞台なだけにのんびりとした風景や祭りを中心とした自然感もいっぱい。『二十四の瞳』や『八日目の蝉』とか映画作品も豊富だ。
サブストーリーのミナ、ユカリ、サナエの友情も良かったし、西方の心が手に取るようにわかるだけに共感部分も多かったかな・・・
少し時間が短めなので、劇場に見に行く程ではないかなと思っていて、ち...
少し時間が短めなので、劇場に見に行く程ではないかなと思っていて、ちょうどアマプラで配信されたので、それで見る限りは最高と言わざるを得ませんね。
★4.5なのは、上映時間が短いだけで、他にマイナス面はなかったです。
キラキラすぎる青春を楽しみましょう。
西片♡高木さん
西片を
からかう高木さんが楽しそうで
…そんな高木さんが可愛い
西片も高木さんにからかわれて
顔を赤らめながらも
…嬉しそう
ファンタジーに浸りながらの鑑賞
高木さんあっての西片なのかな
よかったね。
西片、高木さんと結婚して
家族になったんだね♡
ノスタルジックな雰囲気
田舎町の中学に通う西片は、隣の席の高木さんにからかわれる毎日がいつまでも続くと思っていたが…。
本編アニメを未鑑賞の状態で鑑賞。いきなり完結編みたいな作品を観てしまったが、日常が終わっていく焦燥感を覚えて心を打たれました。
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