劇場公開日 2021年12月24日

「 映画が不十分という批判もあったことは知ってたけれど、やはりいい映...」香川1区 えみりさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 映画が不十分という批判もあったことは知ってたけれど、やはりいい映...

2022年4月30日
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鑑賞方法:VOD

 映画が不十分という批判もあったことは知ってたけれど、やはりいい映画。記録映画だから、この時撮ってなくてはなかった映画というだけで、まず貴重。一作とはかなり状況が誓うけど、小川淳也の人となりというか、ある種の狂気に近い信念を撮っているということでは一貫しているし、むしろ政治映画でないところにこの映画の面白さがある。家族がその輪郭を描いている。支援者や、小豆島に移住しは秘書もだ。
 平井とは本当に典型的に対比される選挙であったことがわかる。平井はぼんくらではない。しかし、むしろ、ある種の有能さももっていただけに、ザ・自民党を体現していたこともわかる。たしかに日本の政治の腐敗的なところを象徴している。
 選挙の結果の場面はやはり泣く。
 代表選のところは、さらりと、終わったところもうまい。対話集会の場面であるところも良い。

えみり