「香川1区の良心」香川1区 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
香川1区の良心
小川淳也衆議院議員の初挑戦から17年間を描いた、なぜ君は総理大臣になれないのか、の続編的位置付けで、2021年の総選挙での香川1区の選挙戦を与野党両陣営、有権者の視点からのドキュメンタリー。
香川1区で小川議員のライバルは自民党の平井卓也議員で、四国新聞と西日本放送のオーナー一族にして3世議員という、金も組織力も締めつけ力かばんも有る相手。その平井氏は、前回2017年の総選挙で小川氏に辛勝。その後、2020年に菅政権が誕生すると、平井氏はデジタル改革担当大臣に就任。保守地盤である香川の有権者にとって「大臣」の肩書は絶大で、小川氏の苦戦は免れないと思われたが、平井氏は恫喝もどきの不適切発言などでマスコミの標的となり・・・という作品。
ちゃんと各候補にインタビューを申し込んで、ちょっと小川候補に想いが入ってるかもしれないが、平井候補の後援者はヤクザかと思うような態度であからさまに取材の邪魔をしている様子が画面で観れた。平井候補も他人を責めるような発言や自分が与党だから出来た事をさも能力が優れているかのようなまやかし演説をしてた。
NECを外すとか、恫喝もするし、ヤクザの親分かと思ったくらい酷い奴だった。
公務員や会社員の期日前投票での締付けも酷い。
こんな平井候補の組織力の凄さを見せつけられた作品だった。
まず、10人分のパーティー券を20万円で売りつけて出席者は3人までってどういう事?
ドキュメンタリーを撮影してるのに平井候補陣営は恫喝ってヤクザか?
平井後援会もまともじゃない。
選挙結果は香川1区の有権者の良心が見れて良かったと思う。
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