「人恋しかった、愛情に飢えてた。将来への不安。 仲間ができて流されて...」ガールフッド ティム2さんの映画レビュー(感想・評価)
人恋しかった、愛情に飢えてた。将来への不安。 仲間ができて流されて...
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人恋しかった、愛情に飢えてた。将来への不安。
仲間ができて流されてしまう。
ここで諭してくれる彼女を見てる人はいない。教育に力を入れていて善悪について語るような家庭環境でもない。
彼女達を見て、自分を守るためには強くなることを学ぶ。
兄は怖い。自分より強い者には逆らえない。
でも、兄を見て怖さで人を支配することを身をもって知っている。
彼女が悪い方向に行っているのは明らかだけど、でも子供らしくいられなかった彼女は、自分のことを守るために、自分のしたいことを力ずくで勝ち取ろうとしていると思った。
強くならないといられない。
強いのが正義みたいになってて悲しくなる。
最初からでも突然でもないように描かれてる。
こういう子達は好まれない。厄介者扱いで好まれないから目を向けられない。とか考えた。
女の子が女の子らしくいる難しさを分からない男の対応も傷つく。
いい子にしている間はだれも気づけない。悪くなるとやっと目につく。
妹の寂しさもそう。
どこにでもある、どこにでもあるのに解決してない。後回しになってる。子供のうちに守られて欲しい。でも気づいたら大人だ。大人になったら関心を持たれない。
最後、どうすれば抜け出せるかわからないけど、彼女の強さは新しく踏み出す勇気になったと思った。
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