「表紙で本を判断しない」パーフェクト・ノーマル・ファミリー ミツバチば~やさんの映画レビュー(感想・評価)
表紙で本を判断しない
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父の言葉は一貫しているようにも思える。
人は見た目じゃないってこと、言いたかったのかな。
なんで、子どもつくったの?
エマの言葉は的をついている。
普通に生きようともがいてきた父の葛藤など10才の子にわかるはずもなく。
カロは大人だ。
14才にして、精神的にも成熟してる。
これは文化なのか?
14才で成人式を迎えるデンマークの子育てに依るものかな。
14才で、もう君は大人だよ、親の手を離れるよ、責任を持った行動をってお祝いされる。カロはとても誇らしげ。
日本人の親としては、寂しいかぎり。
そんなことを考えていたら、映画の中盤から泣けてきた。
エマの混乱、葛藤。何とか父を理解しようとするけど、自分だけおいてぼりな焦り。
カロの家族に対する愛。妹への想い。
こんなお姉ちゃんいたらいいなぁ~
なぜ、今、カミングアウトなのか?
疑問は残るし、妻の気持ちを考えるとやっぱり泣けてくる。
マイクが一生懸命、男性を生きて、よいパパであろうとしていただけに、なぜ今?の疑問がつきまとう。
自分らしく生きることを選択するのは、どういうことなのか、前向きに考えさせられた映画でした。
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