「親として家族として」パーフェクト・ノーマル・ファミリー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
親として家族として
両親の離婚とその理由として父親が女性になることが告げられた11歳のサッカー少女と、その家族の話。
犬を飼おうと家族で出かけた最中両親の諍いが始まり、帰宅後突然離婚が告げられて…。
あらすじ説明では1990年代とあるけれど、Cartoon Heroesが流れていたしエマのユニホームの印字ををみるに2000年頃ですね。
13歳にして見た目も中味も出来過ぎな長女カロと比べて、戸惑いが顕著にみえるエマだけど、いやいやエマも充分出来過ぎですよ!
むしろ1番我を通し、出来る家族に甘えて好き放題なのはパパでしょう。
とはいえ、ちゃんと娘達への思いや愛情は持っているしね。
観る前はコメディなのかと思っていたけれど、形は変わっても、家族として、個人として尊重しあう家族の関係と、家族愛の溢れる至ってマジメなドラマに幸せを感じ胸が熱くなった。
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