ウェディング・ハイのレビュー・感想・評価
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ふーむ、、、
全く、困ったものだ…
正直、不安はありました。鑑賞が公開3週目までズレこんだのも、この不安が拭いきれなかったのが理由です。
ただ、期待がなかったわけではありません。大九監督、バカリズム脚本、それぞれ観られる作品は一通り観てきた上で、素晴らしい作品もあれば、時にスベってることも。
それでも、この二人が組むと面白いものが出来るんじゃないかと言う、自分の期待を信じて観に行ったのですが。。。
この作品、群像劇にする必要あったのでしょうか?時系列を崩してみせるのも、メリットも面白味も感じなかったし。ただただ散漫さだけが目について、内容が薄っぺらくなってしまっている印象です。
高い評価も見受けられますが、個人的にははっきり「面白くない」と思いました。
本題に入るのは開始約1時間後
2022年映画館鑑賞12作品目
3月27日(日)イオンシネマ利府
6ミタで0円
監督は『恋するマドリ』『勝手にふるえてろ』
『甘いお酒でうがい』『私をくいとめて』の大九明子
脚本は『架空OL日記』『地獄の花園』のバカリズム
スケジュール消化が1時間遅れた結婚披露宴をなんとか予定の時間通りに終わらせようと四苦八苦するウェディングプランナーを描いたコメディー
結婚式はよっぽど無能じゃない限り面白いものが作れる題材だ
大抵の人はこれを観て少なくともそこそこ楽しめるはずだ
スピーチに人生を賭けてる二人の上司のバックボーン含めて面白い
なぜか高橋克実が住む世田谷鎌田の自宅マンションに空き巣が入り大量のアダルトDVDを盗まれたことを思い出した
余興のコラボレーションが見事だった
新郎の父のマジック
新婦の父のマグロの解体ショー
新郎の友人たちの太鼓演奏
新婦の友人たちのタンス
感動した
ダスティン・ホフマンじゃあるまいし花嫁を奪いにいくなんていくらフィクションでも馬鹿馬鹿しい
逆に花婿を奪われる花嫁役を演じた田畑智子主演の朝ドラはつかみが衝撃的だった
荒唐無稽なことに違いはないが
イケメン二人にあんな役やらせるのはどうかと
適した役者ならもっと笑えた
完全なミスキャスト
キャスティングは誰が決めたのかよくわからないので安易に監督や脚本家を責めるつもりはないが
それにしたってターゲットは幼児じゃないんだからウンコネタでいくら押し通されてもおじさんはドン引きするばかりだ
元カレと脱獄囚はカットした方が良かったと思う
スピンオフでいいんじゃない?
その方がコンパクトにまとまったはず
ウェディングプランナー中越真帆に篠原涼子
披露宴スタッフ加藤友梨に臼田あさ美
披露宴スタッフ豊島瞳に久保田磨希
結婚式の司会者日下部郁美に伊勢志摩
新郎石川彰人に中村倫也
新婦新田遥に関水渚
新郎の父でマジックが趣味の石川紀夫に尾美としのり
新婦の父で鮮魚店を営む新田大造に六角精児
新郎の叔父・石川充に池田鉄洋
新郎の上司・財津俊彦に高橋克実
新婦の上司・井上司朗に皆川猿時
新婦の高校の恩師樋口良子に片桐はいり
新郎の後輩でテレビ番組の演出を務める相馬慎治に中尾明慶
新婦の元カレで牡蠣にあたってお腹を壊す八代裕也に岩田剛典
八代の友人・真壁宗介に浅利陽介
八代の友人・倉田大輔に前野朋哉
窃盗の罪で服役中に脱獄した澤田紀昭に向井理
追記
中尾明慶が演じた相馬慎治の役名の元ネタはどう見ても故・相米慎二監督ですね
そういえば中尾明慶は『劇場版ひみつ戦士ファントミラージュ』(三池崇史監督)でも映画監督黒沢ピヨシ(黒沢清監督のパロディー?)を演じてた
中尾明慶はコミカルな芝居を演じるうえで演出家とかTVディレクターとか映画監督がわりとよくハマっている気がする
バカリさんのワールドが終盤最高潮。
バカリさんの作品はOL日記や地獄の花園など鑑賞済み。
最近は公式ユーチューブでコントも見る。
何とも言えない独特な世界観がある。
他の人は「王道の面白い」を走っていく中、この人は「俺はほかの人と目の付け所が違う」というこれまで気が付かなかった笑いを見つけて来る。爆笑というよりは、どこかシュールなのだ。
今回もバカリさんらしい作品だと思った。
篠原涼子が中心となって巻き起こすドタバタコメディと思ったら、なんと篠原涼子は後半まで出てこない。
ちょっと思っていたのと違った。
焦点があたる人がころころ変わるのだ。主人公が次々移っていく。
中盤まで大きな笑いもなく、シュールにそれぞれの主人公の行動を映していく。
なので途中ちょっとだれてしまった。退屈になってしまった。
後半、怒涛の伏線回収!最後の最後まで伏線回収!ふわ~~~。見ていて気持ちいいかも。
起承転結の結の爆発力がすごい。
子供と見れると聞いて、小学生の子供と見に行ったのだが、最後の見せ場に子供爆笑。
苦しそうに爆笑。ひい~っ!ひい~~~っ!小学生には最高の盛り上がりでした。
ただ終盤までは飽きてしまって初めのほうは落ち着きなかったです。
子供って結婚式の裏側とか見たって退屈なのかもしれないなあ。
中盤ももう少し爆発的な何かがあると良かったなあ。
このイケメン向井理に似てるな~と思ったら向井理だった。
向井理の無駄遣いも見どころです。笑
期待し過ぎたかな?
天才バカリズム脚本と言うことで、鑑賞前から勝手にハードルを上げすぎていたかもしれません。
ストーリーの細部に散りばめられた様々な伏線を、物語の本筋と微妙に絡ませながら、最後には鮮やかに回収する……って感じを期待していましたが、そこまで昇華しきれていない印象を持ちました。
高橋克実さんのスピーチや猿田時二さんの乾杯の音頭etc.~、さぁ笑わせて貰うぞとこっちが勝手に身構えていたのが悪いんですが、全く笑いどころが無くてガッカリしました。
豪華なキャスト陣や多数のお笑い芸人が出ているにも関わらず、こちらの想像の域を越えないオモシロポイントばかりで何だかなぁ~と……監督の力量によるところが多いとは思いますが……。
良かったなぁ
結婚式したかったなー
と思えるコメディ映画だった
向井理のこんな役
好き
結婚式の余興に思い入れの強い人が時間が押して押して、それでも新郎新婦の願いを叶えたいってプランナーさんプロですよねー
バタバタ劇で
みんながそれぞれに上手く絡み合って
最後には一つにまとまり
楽しい映画でした
岩ちゃんファンだけど
岩ちゃん❤️
こんな役柄もやるのね
お風呂のシーンは個人的に萌えました❤️
ゲストハウスの悲喜交交
「私をくいとめて」「勝手にふるえてろ」の監督でバカリズム脚本だったので、楽しみにしていました。更にはゲストハウスの雇われバーテンダーだったのもあるので、ネタ的にもど真ん中。
派手さはないし爆笑満載というわけではないのだけれども、なんともほんわか幸せな気持ちになれる映画でした。シチュエーションコメディなのだけれども、散りばめた伏線回収が見事で、あっという間にエンドロールでございました。
岩田剛典くんのラストのセリフが特に好きでしたね。そこまで伏線回収するのかいっ!って感じで(笑)。実際の裏側は100倍ドタバタグチャグチャしてますが(苦笑)。
バカリズムすごい✨
出演者の豪華さ、キャラクターの素晴らしさとその配役がもうぴったりなこと。
参加者それぞれの心の内やかける想いに笑えてしまったり、結果的に皆同じ『成功』へのゴールに向かっていて。
そして何より、伏線回収が見事でした!!
式が最高のかたちで終わり、ところであの大物俳優やあの計画は…?と気になってのあの展開。
時系列ときれいなすれ違いにはもうスッキリ‼︎✨最後の最後まで楽しく、良い気分で見終えました。
こんな脚本書けるなんて、バカリズムさん本当にどれだけ頭がいいんだぁぁぁ
がんちゃん新境地
キャスト陣のこだわり、役柄が強くてかなり面白かった。まさか、向井理が悪人役とは…。がんちゃんは新境地を拓いた作品となったでしょう。鍛え抜かれたボディーたまらんです(笑)楽しんで意外性のある役柄を演じてるのがわかった。これからも変幻自在ながんちゃんに期待します。いろいろながんちゃんをもっと観たい。
飲むと悪酔いするウェディングハイ
なぜだろう。面白くない
大九監督作品で、バカリズム脚本で、これだけのキャストなのに…面白くない
評価の星は、ほぼ俳優陣の演技に付けたかな。バカリ脚本にしては毒が薄くて、列席者が「自分が自分が」って割にちゃんと結婚を祝福してる…という話の枠は良いと思う(現実でもそういうモンだろうし)
つまらなくなってしまった理由を挙げるとすると…
まず、上映時間が長い。最後のイケメン追いかけっこが楽しいと仰る方もいるかと思うが、アレ長いよなぁ(非常口表示あるのにあんなにグルグル回るかね?)
元カレといえば…友達二人はあそこまで言って一緒に来たのに、最後は車で待ってるって説得力なくないかい? 友達としても野次馬としても近くで見守ってそうなものだと思うけど…
そして何より、群像劇っぽい背景を収束していく中で、「披露宴の時間短縮」をメインに据えるのはちょっと弱いのでは
次の披露宴があるとはいえ、片付けセッティングが間に入るはずだから、スタッフがそこで頑張って時間短縮した方がいいような。劇中の「短縮変更」のセッティングで手間や時間も逆にかかってくるところもあるはずだし…
(この部分の説得力なら、片桐はいり先生の存在感に限るでしょうね!裏設定の独白も先生には用意されていなかった)
群像劇っぽく、列席者の裏設定が独白や回想で流れて、それぞれの思いで臨む…って枠は面白いんだけど。
ただ、ポンポン出てきては内容が薄い感じで消化されていくので、観てる側は感情移入していけないのよ。
スピーチ部長も、そこまで魂込める意味が分からん…
乾杯課長と違って、同僚や部下は出席してないようだから頑張ってもそこまでメリットないだろうし。そもそもどんなに面白くても20分超えたら「長えな」と思われたり、スタッフから止められたりするものでしょ。
そんな訳で、みんなバタバタする中、あの司会者はさすがに無能すぎるw ベテラン風なのに自分で考えないし、祝電繰り返すとか…笑いのネタにもなってないよ。
伏線回収という点でも…
新婦の父が消失イリュージョンで飛ばされるくだり…
まったく説明されてないのはどうなんだろう。そもそもアレは必要なエピソードなの?
個人的には、消失の謎が元カレ+泥棒のところに繋がると思ってたんだけど…すれ違っただけって…。
俳優陣の演技が救いなんだけど、やっぱり元カレは…。
「新境地だね」と先輩俳優さんたちから褒められてたみたいだけど…申し訳ないけど、いつもながら酷すぎる。
独白シーンは棒読みだし、男友達3人組のシーンに至っては演技力の差があり過ぎて「当事者」っぽく見えない。こういうキャラでこのシーンだったら…といった最低限の想像力をもってほしいところ。
「新境地」とか「なんでこの役受けたの」っていうんなら元カレ役でなく泥棒役さんの方では
しかしながら、差し込まれる芸人カットだとか、細かい演出(泥棒の靴下とか)には、大九監督らしさありました。次回作に期待!
…でも、もしかしたら、尺の都合でカットされちゃっているのかも? 前述の消失とか、放り投げられた手甲とマグロ包丁とか
余興にかける!
コメディー演る篠原涼子が見たくて鑑賞。
映画自体はコメディーだが、篠原涼子がギャグや変顔をする訳では無かった。それも満足。48歳って、人によってまだ全然、綺麗なままですね…!
主人公は篠原さんと思って見に行ったけど、中村倫也や岩田くん、向井理となにやらトレンディ俳優(言い方古っ)がわらわら画面を占めていてもう誰が主役なんだか。高橋克実さんにも共感出来たし、各人の視点が楽しめてお得な映画でしたよ。お幸せに~!
つまらない映画を観た後なので余計と楽しめました。
予告から面白そうだなって思っていましたが、他の映画の為にきたので観るつもりはありませんでした。しかし目的のドキュメント映画があまりにも面白くなかったので、こちらの映画を観ましたが最高に良かったです。
バカリズムさんと大九監督の芸人魂。
はい。良く私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。バカリズムさんは「架空OL日記」から大好きになりました。「劇場版 殺意の道程」の時は公開館数が少なくて新宿まで行っちゃった。もちろん「地獄の花園」も好きなんですね。
大九監督は元女芸人。「私を食い止めて」しか観てないんですが。それを観た時に私の頭の中でなにかが鳴り響きました・・・
ジャジャジャ ジャーン‼️
それは大九じゃなくて第9だよ‼️
大変失礼しました。大九監督は、おおく と読むのが正解でした。
とりあえずマクラを終わります。が・・・脱線します。多分。
篠原涼子主演でウェディング・プランナーの話しと思いきや・・・群像劇でした。前半を引っ張るのは中村倫也。優柔不断、付和雷同。ナプキンの色で悩む新婦、遥
いやね!色の種類って何種類あんだよ!知らねえよ!
と・・・ここで脱線します。
私の知人が姪っ子ちゃん(5歳)と塗り絵をしていた時、顔の所は肌色だね。
お姉ちゃん、違うよ!ペールオレンジだよ。
なんと肌色と言う概念は消滅していました‼️
まあ、今時だからね。それで調べたらペールオレンジかうすだいだい。
元に戻します。
誰を呼ぶのかも大問題。親族は当然だが友人関係。新婦 遥 (関水渚)は元カレに繋がる人脈をカット。所がバレた。元カレ 八代裕也(岩田剛典)は・・・
どうせ、気の乗らない見合い相手だろ!俺が乗り込んで奪ってやるよ!
スピーチも大事。彰人の上司 財津(高橋克実)に依頼しました。財津はその日からお笑いの勉強です。
スピーチは上手くいって爆笑の連続。でも長い長い。
映画なんで尺の問題でオチのセリフのみ。そして爆笑。財津はご満悦。助監督がオチのセリフから逆算して完璧なスピーチにしたらしい。あのね聞きたい!全部。例えば落語で、ここらでにがーい お茶が怖い・・・それだけ言っても面白くないでしょ?
逆のパターンもあるよね。世にも奇妙な物語のガード下の出来事。
ガード下で周りの客の話しに密かにに耳を傾ける男。菅原文太。ところが肝心のオチの所で犬が吠えたり、電車が通ったり、邪魔が入って聞けない。メチャクチャ気になる。同パターンで「代打はヒットを打ったのか?」
もあるけどね。
閑話休題(なにはともあれ)式は終了予定時刻を一時間オーバー。訳のわからない紹介ビデオを作った相馬(中尾明慶)のせいもある。次の結婚式の予定が入っている。新婦は余興を一つも削りたくない。さてどうする。どうなる。卒業の映画みたいなシーンがあるのか?
この先は劇場でご確認下さい。
岩ちゃんもよくこの役引き受けたな。
バカリズムさんも大九監督も芸人。お笑いって逆算なんですね。あれも伏線、これも伏線。そして忘れかけた所にドーン‼️まあ複雑と言えば複雑。単純と言えば単純。
どっちなんだよ‼️
読んで頂きありがとうございました。
回収のスッキリ感!流石のバカリ脚本!
新郎新婦含む結婚式関係者の悲喜こもごもあるあるを前振りに、自然な前振り種蒔きを、全て無駄にせず俳優陣の良さを引き立てつつ、バランス良く刈り取り回収する展開力は、美しさすら感じるエンタメ映画でした。ベタ満載なのに古さが無い不思議?バカリマジック!
祝宴トラブルを逆転ホームラン的に解決しながら、イケメン2人はいつ絡んでくるのか?期待を持たせて、しっかりオチに落とし込むとは!脚本家として、才能ありすぎデス。スゴイ!
お正月あたりに家族でテレビ放送でまた観たいなー 令和寅さん的安心ムービー 楽しめました。
関水渚さんは可愛くキレイ!結婚式前の準備のテンション、新婦の演技もすごく良かったです。これからも応援したくなりました。
天下のイケメン二人に何をさせるんだ。
ほぼ結婚式場だけが舞台で、こんな面白いコメディができるなんて少し新鮮な驚きである。確かに結婚式は、いろんな思いが交錯する場所である。今まで結婚式に対して持っていた、良い思いも悪い思いもまとめて解決しますという感じである。結婚式の出席者及び関係者はスーパーな役者ぞろいである。最初は新郎新婦をお祝いしたいという気持ちでも、どんどん自分のやりたいことにのめり込んでパフォーマンス披露の場になってしまった。各自が勝手なことをやりだして収拾がつかなくなる所を救うのがスーパーウエディングプランナーの中越さんだ。式場側の都合より、結婚式に集った人達の満足を最優先にした。ある意味、式場側と式参加者との真剣勝負になっているのが面白い。特に余興を全部まとめてやるアイデアには笑う。しかも最初から同時に行うのを予定していたかのようにぴったりと息が合い、ストーリー性もある。これなら一つ一つ見せられるよりずっと楽しめるし印象にも残る。まさにピンチをチャンスに変えるおもてなしのプロの技である。
結婚式が満足度高く終わった所で、いい映画だったなと思った。その後の岩田君と向井君の最後のドタバタは、これはいらないんじゃないかと最初は思って見ていた。しかし綱渡りの結婚式場の舞台裏はとても面白かった。しかも、結婚式の最大のリスク(花嫁強奪)を見事に回避してくれた。最初から最後まで見事な展開でした。
裏方バンザイ
突然のトラブルをどう解決するか?
裏方の大胆な切り返しがお見事だった。
かつて某業界の裏方の下っ端だった頃の記憶がウズウズする感じ、やっぱり華やか表舞台を成功させる気持ちよさは忘れられない。
登場人物全員の大団円な後半のテンポの良さは最高、こんな式なら参加したい。
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