ライダーズ・オブ・ジャスティスのレビュー・感想・評価
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ただの復讐劇かと思いきや!
復讐に燃えるかっこいいマッツが観れるかなーと鑑賞。軍人がギャングの事件に巻き込まれて死んだ奥さんの為にただ復讐するだけの話かと思いきや、全然違うー!
めっちゃ面白かった😍✨✨
電車事故で亡くなった奥さんに席を譲った確率論者のオットーがこれはただの事故じゃなくギャングが起こした事件だと思い始めた。
そこで仲間のレナートとエメンタールの力を借りてこれが事件だと確信を持つ。しかし警察には相手にされないので、被害者の夫である軍人のマークスを頼りにいき、奇妙な復讐劇が始まるー!
で、なんだかんだで、愉快仲間に1名ウクライナ人が加わり、ギャングぶっ潰したけど、結局無関係でただの偶然で本当に事件だったってわかる。でもでも娘の笑顔を取り戻し友人もできて笑顔のクリスマスを迎えることができたのは、偶然ではなくやっぱり必然だったのではーって話。
サスペンスアクションに見せかけたヒューマンドラマなんだな、これは。
キャラクターみんなほんと個性的なでよかった👍
特にエメンタール✨✨
いいキャラしてたー🤣
はぐれもの逹の饗宴
まず、風貌からマッツ・ミケルセンだと認識できなかったのが、びっくりでした。
社会からはみ出したもの逹が、共闘していく姿は、面白くおウェインんしたくなる存在でした。
ただ、それが正しかったかは、劇中なんともいえないですが、ラストの結果から見ればみんな救えただのと、私なりにはいい解釈をしました。
感情移入をさせない、お父さん
マッツ・ミケルセン演じるマークスが強すぎる。
規格外。すごすぎ!
なのに、どこか安心して観られない。
強さ感でいうと、スティーブン・セガール的なのだが
セガールほどの安定感がない。
おそらく、お父さんの葛藤がじわりじわりと滲み出ているからなのだと。
だがしかし、同じ父親として言わせてもらうなら
「なぜだ、マークス!感情移入ができない。」
おそらく、その葛藤ってやつは、
・人をしばいて解決してきた自分 VS ・いいお父さんになりたい自分
という構造なのだけど、僕には「人をしばいて解決する」
という手法を持ち合わせていないからだ。
ま、だから映画って面白んだよねっ、と納得させておく。
デンマーク語の流麗な語感が、心地よく、つい寝てしまった。。。
3人の理系マンたちも必然のキャラだったなと。
効果音が痛いっ!
驚きの展開
まさかの流れにびっくりしました。
軍人さん(マッツ・ミケルセン)の奥様と娘さんが列車事故に巻き込まれ、奥様が亡くなります。その時、数学者さんに席を譲られ、数学者は助かります。そして数学者は事故が起こる直前に怪しい動きをする男を見つけ、これは事故ではなく事件だ、と確信し警察に訴えますが相手にされません。そしてその列車事故では裁判での証言を控えた愚連隊のメンバーが乗っていたのです。
感想を一言でまとめると、悲劇と喜劇は表裏一体であり理不尽から生まれる。かなあ。
確かにフラグはバシバシ落ちていて、数字的な確率だったり状況証拠だったり、きれいに回収していくのだけれど、結末が意外すぎてびっくりしました。でも、事故(事件)の発生状況をよく観察すると結論に思い至ることに気付いたりと、いや、事故発生の描写をみて疑問が起こったんですがその疑問が正しかったとか、ラストできれいにオセロで大逆転したような感覚でスッキリしました。そういうところでのストーリーの組み立ては良かったんじゃないかと思います。
あと、マッツ・ミケルセンのアクションがきれい過ぎて唖然とするぐらい見事でした。そうだよなあ、いざ、動き出したら四の五のやってる場合じゃないよね。やるかやられるかなのに。というか、やり慣れてるよな?疑惑。
デンマーク映画は何本か観てますけど一筋縄ではない、捻ったことを差し込んでくるんで自分は好きです。これもその一本でした。
ありがとうございました。
いろんなものがギュッと詰め込まれた不思議な作品
まず冒頭でのマッツの風貌にびっくりでした
でもあんなマッツもとっても良かったです
いろんな偶然が重なってあんな事に…と思わせながら真相は…と、面白かったです
ストーリーは全然退屈せず楽しめましたが、それだけじゃなく余韻も心地良かったです
デンマーク作品では普通なのかもしれないけど、そのシーンはいったい何?というのもあったり、今作もハリウッド作品とは違うデンマーク作品でした
後からじわじわくる良さがデンマーク作品にはあるような
父娘愛、激しい銃撃戦、真相は何だったのかというサスペンス要素、人生の再生、新たな仲間との出会い、なんかもういろんなものが詰め込まれたクリスマスムービーでした
ラストの皆のそれぞれのセーターが可愛くて、その中でもエメンタールのセーターがほんと可愛かったです
どっちなんだいッ!!
ストーリーもキャラクターも素晴らしい。
人間なんてけっきょく何かしら欠けてるもんで、
それを補い合えるような人との出会いが大切。
ただ一人ひとり違うのも当たり前なんだから、
お互いに分かり合えるまでなんだかんだやってこうぜっていう。
我が家の息子ちゃんもだんだん主張が強くなってきたもんで、
そういう人と人との折り合いというか
時間をかけて一緒に目指していくものっていう部分をつよく感じた。
「偶然」をテーマにするにはちょっとアホ過ぎでは
てっきり数学者の頭脳で事故を事件と見抜いて云々なのかと思ったけど、散々殺した結果「犯人だと思ったけど違う人でした」というのはちょっとアホの先走りが酷すぎた。アホ三人衆の存在がいい味を出している側面もあるのだが、自分にはちょっと行き過ぎに感じてしまい逆にげんなりしてしまった。アクションとコメディとハートウォーミングの絶妙なバランスという演出の観点では良い作品だと思うが、うーん。
一言「え?え!マジか!!」。
尺は2時間、斜め上をいく予測不能の展開に、目がまん丸。
列車事故に巻き込まれて亡くなった妻。
でもそれは、仕組まれた事故?。
もし席を譲られていなかったら、命は落とさなかった?
そもそも娘の自転車が、盗まれていなかったら?。
席を譲った統計学者とその仲間と一緒に、軍人の主人公が「敵討ち」を計画。
軍人✖︎数学者‘sのチームワークが、固まっていくところ。
ターゲットを見つけてから、どうなることかとハラハラしっぱなし。
相手を特定する作業で、ネット上に溢れる「個人情報」を使って。
お互いを見つけていく過程も、ゾゾー。ここ結構全身寒気。
コンピューターを使っても、最終決定は人間。確率じゃない。
着眼点が面白かったので、案外どこかでリメイクされそう。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「人生は不確かだ」
偶然?いや、全ての事象に必ず原因がある、と思いたくなる。
過激な復讐モノかと思いきや、まさかのヒューマンドラマな展開。主演マッツ・ミケルセンというだけで、見た目のゴツさから勝手に思い込み。
事故で妻を失い、任せきりだった子育ての皺寄せで娘との接し方に悩む軍人マークス。愛する母を亡くし、急遽戦地から戻った父に戸惑いながらも、立ち直ろうとする娘マチルデ。
どれだけ屈強でも、心に葛藤は抱くし、悩みながら努力もしたり。母の死の原因を自分なりに整理して、乗り越えようとしたり。
上手く相手に伝えられない、そのもどかしさを見事に演じているマッツ・ミケルセン。
登場人物それぞれが得意な分野を持ち、何かしらの弱さを心の内に秘めていて、それに気付き、気遣いつつ、受け入れつつ話が進んでいく。何とも言えない優しさというか、もどかしさというか、温かいというか、心地良いというか。
そしてROJ。タイトルでもあるライダーズオブジャスティスは『正義のバイク乗り』、ではなく『正義に乗っかるモノ達』だったのかも知れない。
見た目以上に心地良いラスト。この絶妙な展開の脚本と、静かに淡々と進んでいく演出を楽しんで。戦闘シーンは容赦無い描写なので鑑賞の際は注意。
偶然の産物…
世の事象の起点はそうなのかも知れない。考えても解決にならない。列車事故はテロ行為ではなく、結局はまさかの事故だったということで、だったら完全なる逆恨みによる復讐劇だが、かなりの悪党で世のためにも良かったし、マッツ親子の絆が芽生えた?ことでも良かった。無口で乱暴、娘との関係を上手くできない不器用なマッツと、ズッコケ3人組による北欧版アクションコメディは所々デンマークジョーク?についていけない部分もあったが、マッツ親子の仲を取り直そうとするハートフルの部分もあり、まとまっていた。
陰謀論の行きつく先
電車事故で妻を失った軍人が、事故の陰謀を信じ、ギャングに闘いを挑む物語。
リベンジアクションを想像しての鑑賞でしたが、寧ろ人間ドラマに振った映画でした。
日常生活に馴染めない職業軍人。妻の突然の死を受け入れられずに苦しみます。しかし、その「苦しみ」を自覚することが出来ずに、最愛の娘と衝突していきます。
陰謀論にしがみ付かざるを得ない主人公を、ややブラックユーモアを交えながら、それでも切なく描いていきます。
「陰謀論は陰謀論でしかない」。そんな結末は、観たいものしか観れない人間の悲しい性を現した秀逸な展開ではありました。しかし、(例え悪党とはいえ)勘違いで惨殺された人がいる・・・という展開は余りにも無残で後味の悪いものになりました。
主人公達がそれをどのように背負っていくのかが物凄く重要だったと思うのですが、その描写が見事にスルーされていることも、後味の悪さに拍車をかけてしまったように思います。。
私的評価は3にしました。
このチームの続編を作ってほしい
これはちょっと予告からの予想とは違う映画だったかな。
ジョン・ウィックのような激しい復讐劇を期待していたのですが、意外と心の苦悩を描いたドラマ要素も多い印象でした。
しかし笑えるシーンもあり、ブチ切れた時のマッツの銃さばきは爽快!
それぞれタイプの違う凸凹チームが、意外な特技もあったりして面白い(笑)
それでいて前途のようにドラマ要素も多いので、見ている側も「あぁ、確かに…」と気付かされる部分もあったりします。
重めの雰囲気でも長くは感じない、なかなか面白い作品でした。
ハードボイルド、プラスちょっとコメディ
妻を列車事故で亡くしたマークス。列車に居合わせたオットーから事故ではなく、ある犯罪組織が起こしたテロだと告げられ、復讐に燃える。オットーの仲間3人と共に犯罪組織の仲間を次々と殺していく。
復讐劇のハードボイルドと思って観ていると、なんか???オットーたち3人のやりとりが呆れちゃうやら、マークスと噛み合わないおかしさや、で笑える要素もあり。軍人として家を留守にしがちで,娘との関係性に四苦八苦するマークスもどこか可愛く、どっち方面に話が進むのかわからない。ハッカーのポッチャリさんが何故か機敏に銃を組み立てられるところも何故か面白い。
無事復讐を終えたと思ったら、まさかのどんでん返し人違いだったとは!
たとえ犯罪集団で悪人とはいえ、あそこまで殺された人たち、死ぬに死にきれないよ!案の定復讐されちゃう。
娘の彼氏は散々巻き込まれて本当に気の毒。なんとか危機を乗り越えてのラスト、クリスマスパーティー🎄を開き、大人しく可愛いセーターを着ているマークスもおかしい。。でも娘とも関係修復出来、オットーたちとも友達になれたようで、なによりなにより。
切なく悲しいはずなのに、シュールでコミカル
マッツ作品の中でも上位に入りますね🤩面白かった!まずマッツの無双さがクールでカッコいい😍。皆んなそれぞれ問題を抱えていて、切なく悲しいはずなのに、シュールでコミカルに仕上がっています。音楽に聖歌が入ってるのがまた良い。ラストまで笑わせてくれました〜かわいい💕🎄。忘れた頃に伏線回収もきっちりと。
鑑賞動機:マッツさん9割、あらすじ1割
今回は髭面スキンヘッドの軍人で無差別フェロモン散布は無しのマッツさん。リベンジアクションにほのかに『いつだってやめられる』シリーズの風味付で、シリアスだけどコメディ要素もちらほら。心に傷を負った者たちの疑似家族のお話ともとれる。と思いきやいきなりの急展開にはビックリ。
ラストはそんなほのぼのになっていいのかとも思うが、禍福は糾える縄の如しでクリスマスストーリーだからいいのだ。たぶん。
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