「ガラス越しでE.T.」カード・カウンター 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
ガラス越しでE.T.
雰囲気的に『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』のような渋いオスカー・アイザックを久々に、ポール・シュレイダーは『魂のゆくえ』と同じ事を本作でも描いているようで特に終わり方が一緒に思える、バッドエンドのようなハッピーエンドを、その逆でも、脚本家として優れている反面で監督としての手腕が発揮されているのか、いつまでもトラヴィス・ビックルの呪縛から逃れられない感じが愚かにも、何となくニコラス・ウィンディング・レフンの映画を観ている感覚ヲ、音楽の使い方とか、色々と意識しているようで実は憧れの対象か!?
起こる出来事が衝撃的でありながら物語が進むテンポは変わらず、淡々と起伏のない展開にもどかしさを感じたり、タバコ吸うんだと思ったらトランプの箱だった、そろそろウィレム・デフォーを主演で撮ってみても、デ・ニーロで撮ってみたいのかなぁ、最近のポール・シュレイダーの監督作品はクオリティが高い、良し悪しは別として!?
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