劇場公開日 2023年3月17日

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コンペティションのレビュー・感想・評価

全53件中、1~20件目を表示

3.5アカデミー賞発表直後に観るのに相応しい?

2023年3月17日
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鑑賞方法:映画館

 話の筋自体は簡単なのだが、ペネロペ・クルス演じる監督ローラのやることが何かとシュール過ぎて観る人を選ぶ作品かもしれない。爆笑を誘うわけでもない、途中どこに向かっているのかわからなくなる。特に前半は振り切れ具合も中途半端なため、正直眠くなった。

 でも、バンデラス&マルティネスがラップ巻きにされるあたりから、本作が言いたいことが如実に見えてくる。それよりもっと前から皮肉の効いた設定は出ているのだが、やはり有名どころの映画賞のトロフィーが粉砕機にかけられると観ているこちらも目が覚める。このシーンをペネロペ(カンヌ、アカデミー賞、ベネチア国際映画祭で受賞歴あり)、バンデラス(カンヌで受賞)、マルティネス(ベネチア国際映画祭で受賞)がやっているのだからメタ風味もあって面白い。
 トロフィーの中にオスカー像はなかったが、さすがに遠慮したのだろうか?
 受賞したから絶対的に名作かと言うとそうではないし、受賞の有無が俳優の良し悪しを測る唯一の物差しではない。センスを賞賛され祭りあげられている監督のこだわりは、一歩引いて見れば時に馬鹿らしく見えたり滑稽だったりもする。

 さらに印象的だったのは、終盤の会見でローラが口にする「イデオロギーありきの映画評価」への批判とも取れる台詞だ。
 近年賞レースで高評価を得る作品は、必ずといっていいほどポリコレ設定という装具を纏っている。それらが駄作とは言わない。一定のクオリティを満たしたものが候補に上がってくることは否定しないが、「マイノリティを描いたかどうか」という基準に寄り掛かり過ぎていると思うことも、正直個人的にはある。
 そんな私のモヤモヤをローラが、トロフィーを粉砕しイデオロギー偏重の視点を掃いて捨てることで代弁してくれた気がした。

 また、ローラはこうも言う。「人は理解できるものを好み、理解できないものを嫌う。大事なことの多くは理解できないものにある」
 難解に感じる作品でも、「わかりづらい、だから嫌い、わかりにくいものは駄作」で放り出すのでは自分が損するだけだ。(ただ私自身は、自分が理解した〈つもりになった〉映画に対し違う見方をする人を理解不足として見下すこともよくないと思っている)ローラの言葉は、自戒として心に響いた。

 映画についての映画というと、映画って素晴らしいよね!的な作品が多い中、「本当にいい映画ってなんだろう」という問いを提示する作品は結構貴重かも。
 先日のアカデミー賞の授賞内容について、どこかしら違和感や不満があった人は、本作を観ればちょっと溜飲を下げられそうだ。
 また、俳優それぞれのメソッドやギャラの違いなどの小ネタもあり、この雰囲気自体は意外と生々しいものなのかな?と思う瞬間もあった。そういう細部を楽しむ作品なのだろう。

 ロケ地の建物などがどれも広くておしゃれで、非日常感がある。スペインかどこかの名建築なのだろうか。私は詳しくないが、建築好きな人も楽しめるかもしれない。

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ニコ

4.5ペネロペ・クルスの頼もしい新境地。

2023年3月31日
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情けなく右往左往して、器の小ささをさらけ出してくれる男たちもいいが、ペネロペ・クルス演じる映画監督ローラがみごとな当たり役。思えばペネロペ・クルスは『ハモンハモン』のデビューから何度も新しい挑戦を繰り返し、ちゃんと人気も評価も付いてきた幸福なキャリアだったと思うのだが、今回の役には今までとはは別次元の自由さがあって、それをただエキセントリックになるのでなく、ムチャクチャだけと地に足がついていて、繊細でもあるという絶妙な塩梅で演じている。ストーリーを引っ張る役どころでもあり、引っ掻き回す役どころもであり、劇中の良心でもあり、同時に悪意の原泉でもあるという、よくもまあこんなややこしい役をみごとにものにしたものである。それこそデビュー時からリアルタイムで見続けてきたが、50歳を目前にしてに来て役者としての新しい可能性が開いていることに、同世代として勝手に大きな希望を感じた。

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村山章

4.0一味違うスペイン語圏のシニカルな笑い

2023年3月19日
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鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

ペネロペ・クルスとアントニオ・バンデラス、どちらもスペイン出身ながらハリウッド大作や欧米の合作映画にも度々起用される国際派スターだが、意外にも本格的な共演は今作が初めてなのだとか。バンデラスは自身に近い世界的に知られた俳優フェリックス役で、自信過剰な俺様ぶりを嬉々として熱演。一方のペネロペは天才監督ローラに扮し、型破りな演出でフェリックスともう1人の老練な舞台俳優イバン(アルゼンチン出身のオスカル・マルティネス)を翻弄していく過程をクールに、時にシュールに体現する。

「コンペティション」(「競争」の意味)というタイトルと、映画業界の話という事前情報から、勝手に映画祭がらみのストーリーかと思い込んでいた。だが実際にはローラと、彼女の新作映画に出演するフェリックスとイバンという3人の映画作り(とはいえ撮影に入るまでの読み合わせとリハーサルのシークエンスが本編の大部分を占める)における競い合いを指すのだろう。幾層にも重なるメタ構造も映画好きにはたまらない。俳優2人がそれぞれ演じる俳優の役で、演技スタイルも性格も水と油のフェリックスとイバンが演じるのは不仲の兄弟。そしてもちろん、本作は映画作りの映画でもある。

共同監督を務めたガストン・ドゥプラットとマリアノ・コーンは、ともにアルゼンチン出身で、1990年代後半からコンビでテレビ番組、ドキュメンタリー、劇映画をコンスタントに作ってきたようだ。スペイン・アルゼンチン合作の「コンペティション」に漂うブラックコメディ風味は、やはり両国合作だった「人生スイッチ」(製作はスペインのペドロ・アルモドバル)を想起させる。英語圏のユーモア感覚とはまた一味違う、スペイン語圏のシニカルな笑いが共通するように感じられた。

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高森 郁哉

4.5A Treatise on Cinema as Engagement

2023年3月8日
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鑑賞方法:試写会

OC recognizes the short attention span the Internet has inflected upon potential audiences on cinema as literature. It is much like The Square in terms of deadpan sarcasm on the art world. It may be the first film to include ASMR and in doing so successfully interweaves it into the story. Not only tongue-in-cheekly self-aware but aware of the frighteningly strange world this one has become.

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Dan Knighton

3.0奇妙な演出の展開

2024年6月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ペネロペクルス扮する高評価の映画監督ローラクエバスは製薬会社の大富豪が資金を出し後世に残す映画の監督に選ばれた。

演出するローラ監督が美人過ぎて役者もどぎまぎするね。でも奇妙な演出の展開で内容としては難解だったね。

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重

3.0映画を撮るということ

2024年1月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

〈映画のことは〉
「それで、どんな映画を作るんですか?」
「俺に、そんなことが分かるか。」

たぶん本作のようなコトなのだろうと思います。映画を一本撮るということは。
そもそも映画は「総合芸術」であり、監督は言うに及ばず、俳優も(そしてキャメラマンなどのスタッフも?)それぞれ、いわば「芸術家」であるわけですから。
それらの個性の強さと言ったら…推して知るべきでしょう。本作は、それぞれの個性を痛烈に風刺しているようで、その点、見ごたえすら感じられます。

予告編の「映画業界の見てはならない裏側」というフレーズがあったのも、至極もっともなことと思います。評論子は。
(役どころや演技については一家言も二家言もあり、そして一癖も二癖もある…そういう個性派を取りまとめるのが、意外と監督の腕の見せどころなのかも知れない。)

以前に、評論子が入っている映画サークルの上映会で、上映作品の監督さんにお出でをいただき、お話を伺ったことがありましたけれども。
「もし、引きこもりのお子さんがいらっしゃれば、映画の撮影現場に連れて来なさい。一本の作品を仕上げようとする皆の熱気に、必ずや圧倒されることでしょう」とのこと。

ややコミカルに描かれてはいましたけれども。
「ぶつかり合い」は、実は、とりも直さず「素晴らしい作品を作りたい」という情熱や意気込みの彼我の交錯なのかも知れないも思いました(きれいに言えば…ですけれども。その実は、意地や見栄の張り合い?)。

舞台劇から叩き上げたというイバンにしろ、ハリウッドで鳴らしたフェリックスにしろ、そして監督のローラにしろ。

その点をコミカルに描いた点で、佳作であったとも思います。本作は。

(追記)
<映画のことば>
賞も何かの役に立ったみたいね。
お二人さん、自我のエクササイズよ。

もともと「芸術」というのは、既成の権威からはみ出して新しい美や真実を見出すもの。
「落とし話」として、お上のご政道を揶揄したりしていた落語が、その「お上」から表彰を受ける=文化勲章をもらうのはおかしいと、反旗を翻した落語家がいたとも聞き及びます。

映画も、各賞の受賞=時の権威に認めてもらうことが、あたかも「勲章」のようにもてはやされるのは、本来は、おかしなことなのかも知れないと、評論子も思います。

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talkie

4.0不可思議。

2024年1月2日
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鑑賞方法:VOD

笑える

プライドが邪魔して溝が深まるばかりの男優2人。
しかし、突拍子もない監督の指図には敬虔に従うところがおかしくて。
ラストが見えない不可思議な作品なので思わず引き込まれました。

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miharyi

4.0裏がありつつも、滑稽でおかしい

2023年11月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

他人と付き合うために、打算も含めて相手と合わないでも疎通するおかしみにあふれる作品。後半のオチは意外性があって面白かった。

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ドラゴンミズホ

3.5おもしろかったー

2023年11月1日
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ペドロ・アルモドバルの映画が好きで、違うのは分かってたけどペネロペ・クルスとアントニオ・バンデラスが出るならとアルモドバルの気配を求めて。結果もちろんアルモドバル風味はまったくないけどいかにもヨーロッパなシニカルな空気が心地よい。三者三様ちょっとオーバーではあるものの一般人が映画界にもつイメージの人物描写がよい。ペネロペ・クルスってイヤな女役でもやっぱりステキなんだよなー。

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三毛猫泣太郎

3.5映画制作の舞台裏を描いた作品。

2023年10月19日
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ほとんどが主役の3人で演じられているので、舞台劇のような
雰囲気。不思議な空気感の漂う作品です。3人とも、大物かつ
クセのある人物という設定で、ちょっとしたことで
ぶつかり合い、なかなか前へ進まない。実際の舞台裏も、こんな
感じなんでしょうね。終わり近くの展開には驚きました。

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tochi06

2.0不思議な感覚

2023年10月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

興味が湧きそうなポイントを何とか探そうとしたけど、最後まで見付からなかった。つまらないとか、観ててツライとか、時間を無駄にした腹立たしさとかはなく、何なんだろこの作品?とひたすら思いながら鑑賞。

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げっちゃん

4.5めちゃ好み

2023年9月20日
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面白かった‼️ペネロペ様さすがでした。
キャスティングも良いし
テンポや心理描写も凄く良い。セリフも好き。
ラストもいい!
重いけど明るい。

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nekoLOVE

3.5クソ最高な映画を作ろう!!

2023年9月17日
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鑑賞方法:VOD

今までに無い、ペネロペ・クルスの顔が
正面からクローズアップされた異質な
作品でした。
コンペティションは、競争と言う意味もある
らしく、映画業界も裏では製作費に関すること
暴力や醜態があることがシニカル、皮肉を
込めた可笑しさとして表現されていました。

記者会見での女性同士のキス
映画賞の粉砕など、ヨーロッパらしい強烈な
シーンがありました。

コンペティション、監督と俳優の競争と

言うより、『支配』されてしまう
シュールな笑いのあるストーリーでした。
コンペティションと言いつつ、優劣を
付けられない独特さを感じました。

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美紅

4.0【”映画を競わせる祭典は、悪趣味です。”今作はどう見ても、ペネロペ・クルス、アントニオ・バンデラス等名優が、過去の映画製作の際の嫌な経験をシニカルコメディタッチで描いた作品である。】

2023年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

知的

幸せ

ー 今作は、現代映画界を爽やかに皮肉った業界風刺エンターテイメントである。-

■ある大富豪が自身のイメージアップのため、一流の女性映画監督ローラ(ペネロペ・クルス)と二人の俳優フェリックス(アントニオ・バンデラス)とイバン・トレス(オスカル・マルティネス)を起用した歴史的な映画を作ろうと思い立つ。
 変わり者の天才女性監督ローラと、人気と実力を兼ね備えた世界的大スターフェリックス、そして老練な一流舞台俳優のイバンの3人が集結し、ベストセラー小説の映画化に挑む。

◆感想<Caution! 内容にやや触れています。>

・今作では、只管にある映画製作過程を、一流の女性映画監督ローラと二人の名優フェリックスとイバン・トレスのリハーサルの過程が描かれる。
ー この、数シーンがどう見てもペネロペ・クルスとアントニオ・バンデラスの世界的名優が、過去、映画製作の際に経験した”嫌な出来事”を描いているように見えるのである。-

■例えば・・。

1.二人が座っているシーンの上に、巨大な岩石がクレーンで吊るされているシーン。
ー 危ないよねえ。けれど、その岩石は張りぼてなのである。事前にその事を伝えられていない、フェリックスとイバンの引き攣った笑いの表情。可笑しいなあ・・。-

2.フェリックスとイバン・トレスの二人が一人の女優とのキスシーンに望むシーン。
ー 異常な程多いマイクが林立する中で、二人がキスシーンに臨むも、ローラ監督にダメ出しをされ、監督が”お手本のよう”にハゲシイキスシーンを魅せる姿。
  クスクス笑えるシーンである。プライド、ズタズタの名優二人の表情・・。ー

3.様々な演技賞を獲得して来たフェリックスとイバン・トレスに、ローラ監督がトロフィーを持って来るように指示し、二人がテープでぐるぐる巻きにされている中、ローラ監督がそのトロフィーを裁断機に掛けるシーン。
ー 二人の名優が”それは止めてくれ!”と言う中、トロフィーが裁断機で潰されて行くシーン。
 これは、どう見てもペネロペ・クルスとアントニオ・バンデラスが”様々な監督達に演技に駄目出しされた事を暗喩している。-

■そして、本番直前に、フェリックスがイバンに行ってしまった行為。
 だが、映画はフェリックスがイバンの役も演じ、無事公開される。
 無茶苦茶、シニカルである。
 ”どんな名優である映画俳優でも、変わりは沢山いるんだよ!”と言うシニカルなメッセージである。

<いやあ、今作、面白かったなあ。
 映画製作を行う過程で、監督と個性的な俳優がぶつかる姿をシニカルコメディ風味を絡ませて描いた作品である。
 ペネロペ・クルス演じる意識高い系の女性映画監督ローラに翻弄される、世界的名優である二人の俳優フェリックスとイバン・トレスの姿が実に面白かった作品である。>

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NOBU

3.5クスっと笑いを続けながら最後まで持たしたのは凄い

2023年6月23日
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鑑賞方法:映画館

コメディは裏付けされた計算での真剣な演技があって
面白いんだけどやはりこのジャンルは洋画がいいねえ。
ほとんど主演3名のやり取りだけど
たまに振られる脇役まで笑いを誘う。
クレーンの操作までなんとなくおかしかった。
それとポリコレがなかったのも素直に物語に入りこめた要因。
70点
2
アップリンク京都 20230330

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NWFchamp1973

3.0お客一人で見ました。

2023年4月11日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

寝られる

火曜日の小さいスクリーンでしたが、観客一人で見ることができました。
シニカルな映画で、ペネロペクルスさん、アントニオバンデラスさん、オスカルマルチネスさんのしっかりした演技で、前半は楽しめました。
不覚にも後半ウトウトして、最後のペネロペの大写で目を覚ましたので、ラストシーンが観れず、『なんて日だ』です。
ペネロペ様の破壊的なチャーミングを鑑賞できて、個人的には満足です。
大岩の制作費は高そうです。

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のっぽ

2.0どこを面白がれば良いのか分からぬまま終了

2023年4月10日
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鑑賞方法:映画館

ガラガラで1ヶ月を待たずに上映終了するの、納得。

リニューアル後、初めて恵比寿ガーデンシネマに行ったという記念にはなった。

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ababi

4.0ペネロペ・クルスの魅力

Mさん
2023年4月8日
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満点の映画。
こんな役もするんですね。
最初、・・・でしたが、いやー、おもしろかった!

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M

4.0想像を裏切られる良作

2023年4月8日
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いい意味でも悪い意味でも、想像する展開を常に裏切り続けられた。

なんでそんなストーリーになるのか、
狙ってそうしているのか、それとも映画づくりが下手くそでそんな事になってしまうのか、混乱させられてしまう。

混乱させる要因にもなっているのがペネロペをはじめとする3人の俳優陣で、いやまあホントに素晴らしい演技でした。
想像を超えたラストシーンと言い、
やられたって感じです。

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take