「重いが面白く見た」パワー・オブ・ザ・ドッグ ニモさんの映画レビュー(感想・評価)
重いが面白く見た
クリックして本文を読む
事前情報を入れず鑑賞した。
終始薄暗い画面、不穏な空気、淡々と物語が進む。いつも何かが起こりそうで、起こらない。そんな感覚。
最後まで見るとホラー映画だったと気づいた。
構成としていくつかの章に分けさせる必要はあったのか?当方にはちょっと白けさせた。
鑑賞後に監督の詳細を見たが、過去に「ピアノ・レッスン」の作品を手掛けたというところで納得できた。世界観がとてもよく似ていた。
ただ、あの「ピアノ・レッスン」のような衝撃的なシーンはない。
静かに、ジ・エンドを迎える。
面白く見たがオスカー受賞はなるか。
あまりに重く、華々しい受賞作品とはまた違った趣のある作品に仕上がっていると感じた。
コメントする