「【12年間精神病院に閉じこめられていた少女が、他人を操作する能力を得、自由を求めて行く。アナ・リリー・アミールポアー監督の「ザ・バンパイア 残酷な牙を持つ少女」同様、今作も面白かったな。】」モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【12年間精神病院に閉じこめられていた少女が、他人を操作する能力を得、自由を求めて行く。アナ・リリー・アミールポアー監督の「ザ・バンパイア 残酷な牙を持つ少女」同様、今作も面白かったな。】
■少女の名前は、モナ・リザ(チョン・ジョンソ)。
だけど、決して微笑まない。
12年もの間、精神病院に隔離されていたが、赤い満月の夜、“他人を操る”特殊能力に目覚める。
自由と冒険を求めて施設から逃げ出したモナ・リザは、刺激と快楽の街・ニューオーリンズにたどりつき、シングルマザーのボニー(ケイト・ハドソン)と出会い、町の人達を操作してお金を手に入れて行く。
◆感想
・”ピュアだけどエキセントリック、キュートな少女が繰り広げるポップでダークなおとぎ話”って、フライヤーに書いてあるのだが、正にその通りである。
・アナ・リリー・アミールポアー監督は“次世代のタランティーノ”と評されているが、その片鱗はあるかな。
<生い立ちや過去、特殊能力の理由など、全てがミステリアスなヒロインをチョン・ジョンソがほぼ無表情で熱演しています。
アナ・リリー・アミールポアー監督の前作、「ザ・バンパイア 残酷な牙を持つ少女」も面白かったけれども、今作も面白かったな。>
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