「赤、黄、緑などのパステルカラーのスクリーンのオシャレさ。ペネロペ・クルスの熱演と忘れてはならないスペイン内戦の歴史」パラレル・マザーズ M.Joeさんの映画レビュー(感想・評価)
赤、黄、緑などのパステルカラーのスクリーンのオシャレさ。ペネロペ・クルスの熱演と忘れてはならないスペイン内戦の歴史
映画「パラレル・マザーズ」。ペネロ・ペクルスと監督ペドロ・アルモドバル。さすがスペイン、赤や黄、緑を基調としたパステルカラーのスクリーンがとてもよい。
赤ちゃんの取り違え、DNA検査、それを伝えようとする苦しみ。倍半分の年の差の母親の違いと接触、それぞれの母の存在。
スペイン内戦の犠牲となった出身地の悲劇と遺骨調査されないままの現実。忘れてはいけない、伝えていかなければならない歴史。これに立ち向かうペネロペ・クルースと研究者。
この2つを柱に物語が展開される。ペネロペ・クルスの熱演と悲劇の歴史の重みを感じさせる映画であった。
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