「X」ある男 赤ヒゲさんの映画レビュー(感想・評価)
X
榎本明の怪演ぶりが物語に緊張感をもたらしてるように感じ、ふと「羊たちの沈黙」(91)のレクターを思い出しました。主人公X(窪田正孝)は、子供の頃の不幸な事件によって自分のアイデンティティを壊されてしまったのでしょう。意外な真相が明らかになってからの谷口里枝(安藤サクラ)の台詞に涙が出ました。なぜか不幸は連鎖する、重苦しい印象が残りました。
コメントする
榎本明の怪演ぶりが物語に緊張感をもたらしてるように感じ、ふと「羊たちの沈黙」(91)のレクターを思い出しました。主人公X(窪田正孝)は、子供の頃の不幸な事件によって自分のアイデンティティを壊されてしまったのでしょう。意外な真相が明らかになってからの谷口里枝(安藤サクラ)の台詞に涙が出ました。なぜか不幸は連鎖する、重苦しい印象が残りました。