「鏡のなかにいる自分が心の闇を映し出していた作品」ある男 美紅さんの映画レビュー(感想・評価)
鏡のなかにいる自分が心の闇を映し出していた作品
悲しい過去がある心の壊れた男性、窪田正孝
演じる大祐が、事故で亡くなったことにより
判明した事実!
安藤サクラ演じる谷口里枝と、結婚して
前妻の長男、娘の花と幸せに暮らしていた
家庭に見えました。
他人の戸籍になる偽りの人生。
成り済まし。
アイデンティティー、自分の存在証明が
問われるストーリーでした。
妻夫木聡演じる、弁護士の城戸が
調査していくうちに自分の名前と違って
いても、自分自身が家族を愛していた
揺るぎない気持ちが伝わってきました。
『また、名前が変わるの?』
里枝の息子が嫌な気持ちで母親に質問していたけれど、
大祐が里枝と結婚してからの人生が
彼のすべてだった。
そんな台詞が心に響きました。
本物の谷口も美涼に会えて良かったと思いました。
名前が違っていても、新しい自分を取り戻して
いく、家族の愛情が通じ合うように
思えたストーリーでした。
エンパイア・オブ・ライトの共感・コメント、犯罪都市のコメントを有り難うございます。褒められて照れてしまいます。我がレビューは細やかなどではないです。
美紅さんみたいにスパッ、スパッと言い切れないで、あれこれ考え込んでいるだけです 笑
今後ともよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
戸籍を買ってでも過去の名前と決別したい・・・
そして新しい自分の名前で幸せを掴みたい。
谷口になって幸せになれて良かった・・・
そう思ったら事故で帰らぬ人に。
本当にアイデンティティが問われましたね。
在日3世の弁護士にしても、もう既に日本人に間違いないのに・・・
ルーツを忘れる事って難しいんですね。
そうですね、城戸もまた、違う人生、鏡に映る本当の自分に
思いを馳せていましたね。
深い映画でしたね。
こんばんは❗️
美紅さん、苦手だなんてご謙遜を😁
お気づきだと思いますが、私の場合、全然ストーリーやテーマと関係ないことを書いてるのが、割と多いんです。
そんな時は、あ、コイツ何を書いていいか困って誤魔化したな😆😅😀
と笑ってやってください。
それに比べて、美紅さんのひとことでポイントを突いたレビューのほうが、映画にも、レビューの読み手にも優しいと思います。