劇場公開日 2022年11月18日

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「脇役がいい」ある男 はちめさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5脇役がいい

2022年12月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

最も出演時間が長いのは妻夫木聡だろうが強烈な印象はない。妻夫木聡も重要な役ではあるが、脇役の印象が強く残る映画だった。
安藤サクラ、柄本明などは当然印象に残るが、坂元愛登という子役に注目したい。安藤サクラ演じる宮崎の文房具店の女性の長男という役だが(名前は悠人)、母親の離婚などにより自分の姓が何度も変わることから「僕は一体何なの」と映画のテーマを語るという重要な役を演じている。発言の重要さだけでなくその演技力には抜群のものがあるのではないだろうか。坂元愛登という役者を覚えておきたい。

はちめ