「居場所」ある男 ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
居場所
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ここ最近の邦画は少し後回しにしていた感じがあったので、重い腰を上げて鑑賞してきました。平日の昼間は人が少なくて観客側としては大助かりです。
結構面白そう…と思ったのですが、個人的にはあまり合いませんでした。脚本家の方の作品を見ると過去にあまり好きではない作品が揃っていたのでなるほどなと思った次第です。
合わなかった理由として強いのが、差別的な要素を突然入れてきて、それらが物語に直結しているように思えなかったからです。北朝鮮だったり、在日だったり、ある男の身元探しのはずなのに突然何を言い出すんだ?とぽかんとしてしまいました。ラストの方の奥さんの不倫や、身分を偽ってみたという不思議な終わり方もスッキリしなくて今まではなんだったんだ?と思わざるを得なかったです。
役者陣はこれでもかというレベルの豪華な布陣で、少ないシーンの中でも河合優実さんの魅力ががしがし発揮されていました。窪田正孝さんの何役も演じ分けていて、しかも筋肉ムッキムキ、恐れ入りました。
役者陣は最高ですが、お話がそぐわなかったです。これもう少し削れたよな…。
鑑賞日 11/29
鑑賞時間 13:25〜15:35
座席 A-2
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