「ミステリーとしての雰囲気は最高 だが、あの人物の描写がないのが残念」ある男 ゆきとうさんの映画レビュー(感想・評価)
ミステリーとしての雰囲気は最高 だが、あの人物の描写がないのが残念
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里枝(安藤サクラ)が大祐という人物と再婚して、大祐が事故で死亡した後、大祐が実物とは別人と判明するところから始まる物語です。
結局、原という男が曽根崎という人物と戸籍交換し、さらに大祐と戸籍交換したことが判明します。
肝心の曽根崎という人物についての描写がないため、説明不足に感じました。
最後の弁護士の城戸についても、なりすましを匂わせながら幕を閉じましたが、衝撃はそれ程ありませんでした。
ミステリー映画としての雰囲気は最高ですが、曽根崎という人物の描写は、ある程度いれるべきだったと思います。
追記 ミステリー映画としての引き込み度は、今年のトップクラスだと思います。
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ゆきとうさんのコメント
2022年11月26日
わざわざコメントありがとうございます。
本来の「ある男」は、なりすましている人物全てを指しているのでしょうね。
確かに「ある男」は誰なのか、疑問をもつのは自然なことだと思います。そこにこの作品の奥深さがあるのでしょうね。
kossyさんのコメント
2022年11月26日
ゆきとうさん、コメントありがとうございます。
「ある男」とは誰のことだったのか?いろんなキャラの立場になって考えると、それぞれの人の「ある男」が違うんじゃないかと思い、書いてみました。
曽根崎が謎のままだったのも気になりますね~