「血に抗い、名を変える意味。」ある男 キヨカズさんの映画レビュー(感想・評価)
血に抗い、名を変える意味。
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原作は未読です。
愛に、過去は必要ですか?
芥川賞作家・平野啓一郎氏の同名小説を「愚行録」で知られる石川慶監督が描くヒューマン・ミステリーです。
妻夫木聡・安藤サクラ・窪田正孝、俳優陣は三者三様の何役を熱演で、物語がとても引き締まりました。きっと、来年の賞レースを席巻すると私は確信しました!!
本編は、重厚なストーリーに、この上ない切ない展開で、登場人物の掘り下げも深く丁寧に描いているので、私は序盤から物語に惹き込まれました。
ヒューマン&サスペンス&ラブストーリー&ミステリー、様々なテーマが乱立していますが、ひとつとして悪目立ちせずに自然に溶け込んでいました。まさに石川慶監督の真骨頂であり、プロの手腕に感服しました。
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