「よく出来た、考えさせられるヒューマンドラマ」ある男 蘇我馬子さんの映画レビュー(感想・評価)
よく出来た、考えさせられるヒューマンドラマ
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「すずめの戸締り」と「ある男」を立て続けに見ました。すずめは高校生の青春成長物語、ある男はヒューマンドラマの秀作。面白かったし考えさせられる。最初に後ろ向き2人の絵画があり、ラストでは後ろ向き2人の映像。後ろからでは誰かよく分からないが、前から見たら名前も正体もわかる。でも1人の人物は前から見ても同じ。でも知らない別人・後ろ姿になって生きていきたいこともある。そもそも人を評価するのに今を評価すれば良いだけなのに、我々は人の過去や私生活等を知りたがる。その人の過去や出生は直接関係ないはずなのに。芸能人も演技だけ評価すれば良い、私生活は関係ない。プロレスラーはリング内のパフォーマンスだけ評価すれば良い、他は関係ない、でも人の覗き見趣味が悲劇も生み出す。そんな人間の心の邪悪を封じ込めるため、災いが起こる前に、邪悪な心の扉を締めて鍵をかけねば🤔
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