ブルーサーマルのレビュー・感想・評価
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面白いアニメ映画
漫画を読まずに鑑賞しましたが、面白かったですね。絵もきれいで、山などの景色のシーンはとてもきれいですごいな、と思いました。しかし、後半は詰め込み感が合ったとも思いました。
航空部は実際に大学などにあることも知らなかったです。
原作もその後に読みましたが、面白く全部で5巻あるのですね。5巻を100分ほどの映画に凝縮するのはすごい!
映画は映画で面白さがあるのですが、アニメ化してほしい作品でもありますね。
グライダーのこともわかりやすく、ついていけなくなることはありませんでした。
主人公の声は女優さんが演じていたのですね。てっきり声優さんかと思いました。意外!
部活動の大切さなどを表している作品だとも思いました。
ただ、グライダーを真剣にするだけではない点も良かったです。
なるほど、良いアニメ映画
評判がのいいので鑑賞。
なるほど、評判がいいのも納得。
原作があることをエンドロールで知りました。
ちょっと無理な展開もあるので、恐らく、2時間の映画には収まらない部分があるのだろうと。
ただ、映画の中でそれぞれのキャラの感情が伝わり、キャラが好きになります。
また、グライダーという馴染みのないスポーツだけど、分かりやすかった。逆に変な先入観がなくて良かった。
また、ある程度予想ができるスポーツものかと思いながら観ていたけど、最後はどうなるのかワクワクしたのも良い。
ウルッとするとは思っていなかった。
正直、原作も監督も知らなかったけど観てよかった。
エンドロールが外国人ばかりで良い事なのか悪いことなのか、気になりました。
浅い青春映画。絵や声優さんは好き。
主人公達以外の扱いがモブすぎて、付け合わせ感半端ない。入部→結果の流れが早すぎると感じた。絵や声優さんが素敵だったので、短い時間で内容詰め込み過ぎたのはもったいないと思ってしまった。
やっぱり急ぎ足になってしまったか。
他の方も書いていますが、ストーリーは良いのですが102分という制約のためいろんなものを詰め込みすぎてしまった印象。もったいない。
今からでも遅くないので普通に2クールぐらいのアニメで制作し直して欲しい。観たいので。
それ以外は素晴らしい映画でした。
ブルーな大空にポツンと心地よいホワイトグライダー
スクリーンの青い空に放り出されさらに高く高くブルーサーマルと共に夢の世界へ連れていかれました。
気流どころか人生のラッキーをつかんでグングン飛んでいく主人公がうらやましい!
爽やか青春アニメ!
いやぁ、いい!
もう、鬼とか、呪いとか、疲れますから、こんなアニメが見たかった。
「愛は最大の呪い」って、そんな訳ありませんから。
愛は呪いじゃありません。見返りを求めない愛だってある訳ですから。
爽やかって、なんていいんでしょう。青春って、なんていいんでしょう。
ツルタマかわいいじゃないですか。
彼女の愛は、手も触れられない純粋な愛ですよ。
セックスとヴァイオレンスはいりません。
作り話なんですから、何を好き好んで、この世の薄汚れた感情を持ち込むんですか。
上昇気流に乗って、大空に舞い上がって、雲の上を飛んで、最高じゃないですか。
青春はこうでなくちゃいけません。
ありがとう!ブルーサーマル!
僕も君と一緒に、真っ青な大空に舞い上がるよ!
飛びたい!
いろいろな意味で素晴らしい作品でした。
空の青さ、飛翔感、見下ろした大地の描き方、大学スポーツの雰囲気、合宿や競技会のリアル感、キャラクターの動きのコミカルさと自然な感じ、絵に合った声の演技も期待以上に良くて(特に榎木くん)、とても楽しめました。
予告編を見た時に不安になった、「素人の何にも知らない女の子」が浮いてるのではという部分は、少女マンガ的処理によりほぼなくなっていてホッとしました。
その一方で没入できなかった点をいくつか列挙しますと……
脚本というか、作品全体の構成の練れてない問題
少女マンガ原作であることの致命的な問題(物語の帰結点など)
恋愛についての描写不足とバランス問題
方言の微妙な問題(長崎弁、ドイツ語に聞こえない)
競技ルール等の説明不足問題
主将のキャラクター的完成度と魅力の問題
伏線の活かし方問題
思わせぶりに描かれたことがちっとも説明されない問題
主人公座学の不足すなわち観客の理解度問題
主人公のポテンシャルが競技に生かされてるのがいまいちわかりにくい問題
主将の実力がどうすごいのかが順位以外によくわからない問題
姉との葛藤問題にちっとも共感できない問題
……などなど、キリがなくなるのでもうやめます。
欠点はいろいろあるけどもう一度見たいなと思わせるだけの魅力のある作品になっていました。
グライダー、乗って飛んでみたい!
たくさんの人に見てほしいと思います♪
イイハナシではあるものの
原子力発電に関する何かしら?と大いなる勘違いをしていましたが、ソッチは『プルサーマル』。ツナギを着ていたせいで大学生による科学技術系と当初思ってた自分は、実は航空機の話と知って寧ろソレ以上に興味を持ったものです。
乗り物大好きな自分は当然飛行機も好きですが、それでも実際グライダーという存在はかなり遠くにあり、そう言えばこう云うのあったな、と思い出すくらい(パラグライダーの経験はあり)。なので一般の方にとってはもっと遠い場所の話になるでしょう。なのでココで航空技術の話を紡いでも喜ぶのは宮崎駿氏や自分くらいでしょうか。
従ってコレは純粋に『アオハル』以外の何物でもなく、寧ろソレとして鑑賞しなければなりません。リアルな航空機とその周辺の事情を追求し始めると、またたく間に脚本が追い詰められてしまう事でしょう。自分はその辺よく知らないので内容に上手くノッて鑑賞できた感があります。また『スポ根』目線で観ても比較的セオリーから外れた内容です。
なので見どころとしては、綺麗な青空や俯瞰の景色・描写、ほぼほぼガチな長崎弁と関西弁の応酬やコミカルな演出による作画など、動物みたいなツルタマとその周囲の人達の賑やかで和気藹々のドラマに、観賞の視点を向けた方が良さげな気がします。
ただあまりにテキパキと話が進んでしまうため状況の補完がゆるく、どうしてそうなった?的なトートツで不自然に思われるフシもワリとあるため、ソコはそれなりに脳内補完する必要があります。それでも些か微妙な部分もあるのですが、全体のお話がマズマズ面白かったので個人的には良好です。
上記の理由からマイナス部分としては、まずどうにも尺が短すぎる事で、個人的には姉の件までを2時間分使い、残りを2時間の前後編にしても良いくらい。難なら全13話のTVアニメにした方が良かったかも? 作中の季節的にも一年股に掛かってますし。それならもう少し内容や掛け合いのシーンを増やせて、リアルな人間を表現できたかも知れません(もしコレが原作通りならソレは無理かもですが)。
もう一つは、またしてもヒロインの中の人にガッカリした事。サスガに丸太(←棒の最たる様子)ではないにしろ、また権利関係からねじ込まれた訳でもないとは言え、そう云う余計なところで気が散らされるのも何だかなぁと思う次第です。その辺は『ドン・グリーズ』みたく内容に影響のない部分からやってもらうとか出来ないものでしょうかね?
方言も指導が付いてると思いますが、それでも所々微妙な空気が‥‥
と云う訳で、カップルがデートで見に行く映画としては良作かと思われ、普通に鑑賞する分にはマズマズの作品だったと思います。一方リアルな現場の臨場感を期待しては駄目かなぁと。。。
採点としては、★3.75位? です。
なぜアニメで描いたのか?
「空を飛ぶ」ことが主題の映画なのに、その魅力がまったく伝わってこないのはどうしたことか?風に乗って空をかけるグライダーの躍動感をダイナミックに描いてこそ、この映画を、実写ではなく、アニメーションで作った意義があるのではないか?それとも、単に原作が漫画だから、それをアニメ化しただけなのか?
体育会系の話であるなら、もっとスポコンにしても良さそうなものだが、主人公を「天才」という設定にして、トントン拍子にエース・パイロットにしてしまうという展開にも共感がわかなかった。
登場人物の行動には、常に「なぜ」がつきまとい、キャラクターの描き込み不足の感が否めないうえ、無理に無理を重ねたストーリーも、終盤、ドイツのエピソードで、完全に破綻する。
どうして、この物語をこういう形で映像化したのか?その疑問を最後まで払拭することができなかった。
グライダー乗りてえ!
やっている映画館が少ないので時間距離で最も近い映画館まで遠征?しました。
それだけの甲斐がありました!
原作漫画も未読だし全然知りませんが、
いい映画でした。原作者はグライダー部出身で描いたそうですが、グライダー部の活動がよく分かる映画だと思います。
自分はグライダーも飛ばない県出身なので大学にもグライダー部の事は全然分かりませんが、あんな感じなんですかね。
ただ関東に就職で上京してから河川敷の滑空場などでグライダーを見たり飛んでいる所を見る機会もあったりで乗って見たいな、と言う漠然とした憧れはありました。そんな気持ちを思い起こさせてくれる。
姉妹の確執や恋愛?など微妙な味付けもありますが、全体としては物語として良くまとまっています。
一つ言えるのは主人公は天才です!乗り始めて一年であんな飛べるわけねえ!
シャア以上、アムロ並みのニュータイプ?
そんな感じです。それともナウシカ並み?末恐ろしい。
作画も良くてグライダーの飛ぶ表現も素晴らしい。キャノピーの前の横滑り確認用の毛糸がきちんと揺れていたり、ラダーやエルロンも正しく動いている。着陸時には翼のスポイラー(エアブレーキ)も立つなど本当に乗って空を飛んでいる気分になる。
思わずグライダーで空飛びてえっ!て叫びたい。そんな映画です。
専門用語が出たりちょっとマニアックですが、
細かい事は見ていれば大抵分かる様な感じの作画になっているので心配は無用。
もっと多くの人に見てもらいたいですね。
グライダーを描くのが新鮮でおもしろい
グライダーって、飛行機とかで引っ張られて上空に昇ったら、滑空するだけなのかと思ってたら、サーマルと呼ばれる上昇気流を探すことで、更に上に昇ったり、長時間飛び続けることができることを知った。
今まで知らなかった分野で興味深かったし、映画単作品ではエピソード詰め込み感があって一つ一つが薄かったので、1クールのアニメでも観たいと思った。
登ったことのある八ヶ岳周辺が出てきて、そういえば、飛んでるグライダーをどこかで見たことがあった気もする。
原作も読んでみようかな。
アニメ好きなら絶対に観て欲しい傑作!
予告を見た段階ではパッとしないイメージの作品だったので正直全く期待していなかったんですが…。
何これめちゃくちゃ面白いじゃん!!ってのが率直な感想です。何なら普通に1クールアニメとして放送されたら覇権取るんじゃないかってくらい胸が熱くなるスポ根作品でした。
アニメじゃないとできないくらいのテンポの良さと急展開の連続だったため、少しも飽きることなく駆け抜けてったなぁという印象。個人的には全体的にジブリっぽい画風だなと感じたためか馴染みやすく、序盤からユーモア満載の脚本で心をガッチリ掴まれました。堀田真由ちゃんも初演技とは思えないくらいスっと受け入れられる演技で、見事に素朴な少女を演じ切っていたと思います。
アニメ映画は好きでよく観るのですが、近年のアニメ映画の中でもベスト級の傑作でした。是非とも多くの方に、特にアニメ好きの方たちに観て欲しい作品です。
映像の美しさと空間表現が良かったかと─
空とか景色の映像と美しさが素晴らしくて、さらには、ゆったりとした飛行の表現や音などによる空間表現も見事で、見入りました。
正直、細かなルールや仕組みなど分かりませんでしたが、分かりやすいストーリーや展開で、無心でどっぷりと作品に浸ることができます。とはいえ、何かしら予備知識的なものを持っていると一層楽しめるかも─
でも、キャラとか細かな演出は、個人的には好きなものではありませんでした。完全に好みの問題なんでしょうけど、にしても、きっかけづくりとか人間関係のもっていきかたに結構な違和感を感じてしまうのですが・・・
こんな世界もあるのですね
本作品で初めてグライダーの事を知りました。こういった世界もあるのですね。
勉強になりました。
正直大会のルールも良く分からず観ていましたが結構面白かったです。
スクリーンが青一色になるシーンはキレイでした。映画ならではですね。
色々な説明が割愛されており、尺が足りない感が若干ありましたが、原作が読みたくなったのである意味良いできなのかと思いました。
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