劇場公開日 2021年11月5日

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ほんとうのピノッキオのレビュー・感想・評価

全87件中、61~80件目を表示

4.0映像美が素晴らしい

2021年11月9日
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SP_Hitoshi

4.0子供の素直さが時にはあだになるのかぁ

2021年11月9日
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 「ドッグマン」監督の作品でしたが、全く違うテイストになっていました。
 ですが、色合いがなんと言えばよいのか、鉛色混じりの水色と言えばよいのかヌルーっとした感じで落ち着かないんですよね。
 色彩で言うとアリス・イン・ワンダーランドの対局にあるような、ただすべてのキャラクターに違和感を覚えることはありませんでした(多くのレビュアーの皆さんと同じでマグロにはビックリ!)。
 良質のファンタジーで子供の持つ無垢さ、それが纏う残酷さなどが良く表現されていました。
 これ、吹替版があったら子供が鑑賞すると一生忘れられない作品になるんじゃないかなぁ、って個人的には思います(それくらいインパクト強かったです)

 面白かったです。

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ニコラス

5.0原作派大満足の映像化

2021年11月9日
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鑑賞方法:映画館

自分は原作も子供の頃から読んで馴染んでてグロテスクでダークなイメージの原作も馴染んでるしディズニー版とは別クチで認識して育った少数派。
映画は原作のキャラクター、イメージをかなり強く忠実に拾ってる反面、映画として整理されてたり原作で瞬殺のコオロギが何度も登場して延命されてるあたり、ディズニー版で育った世代にも多少救いの手を差し伸べてるような気がしないでもない…のだけど、まぁ、普通の観客の大半は置いてきぼり。

劇場内の空気が明らかに「期待してたピノッキオと違う…」という困惑の空気を感じて、自分の喜びとは裏腹に、言い訳したくなるようなビミョーな空気に包まれた鑑賞体験でした。

めちゃくちゃ良いんですけど、言うなればアート系単館でかかりそうなテイストなんですよ…。ピノッキオの木目=肌感も、不快スレスレというか…たぶん嫌いな人多数かも…?
いや、そこには最後のあの描写に意味を感じましたよ。…意気込みですよ。
美術も音楽もキレイだし、イタリアの貧困描写のキツさも、障害者を装いピノッキオに近づくキツネと猫の末路も原作通り。容赦ない。(いや、キツネ登場時の描写は障害者への差別的な、もっとエゲツナイ原作からは相当ライトになってる印象なんだけど、それは映画の現代のコードにのっとってるように見受けました。優しさ…なのか? センサードの敗北なのか?!)

家族で楽しく観に行くと、たぶん変な空気になるけど、これが本来のピノッキオだし原作よりはかなり口当たり良い気がする。

病気の熱でうなされた悪夢見てるような展開と空気感。そして、どこか教訓があるようで、詰めて考えるとどこか歯車ズレてるような…。
好みは分かれそう。
鬱展開やダークファンタジーに抗体があって好きなら一見の価値あり。きっと忘れられない映像体験になるはず。

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seegen

4.0素直な狂気をはらむ

2021年11月9日
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ブレミン

4.0童話は時代を越える

2021年11月8日
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よっちゃんイカ

4.0最初のお父さんのしゃべりが

2021年11月8日
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面白かったです!
トラブルいっぱいだったけど、いろんな人(?)に助けられましたね!
キツツキ面白かったです。
サメにはビックリ!
キスは、すごい力がありますね。
マグロさんありがとう!
ラストよかったです。

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かん

4.5ほんとうの って要るのかなぁ

2021年11月8日
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大吉

4.0ピノッキオは優しい子

2021年11月8日
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怖い

単純

初めはどうかなぁ~と思った が…
どんどんピノッキオに引き込まれていく
嘘をつくと鼻がどんどん伸びる
忠告を聞かなかったりすると大変なことになる
たくさんの人と出会い色々な経験を経て
人間になることができた
何か。人形の時に感情移入してたので
人間になった時はいまひとつ感動が。。無かった?
映画の舞台美術が良く作られて素晴らしかった

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しろくろぱんだ

3.5まじめな映画

2021年11月8日
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鑑賞方法:映画館

童話をそのまま、派手にもせず地味にもせず、オリジナリティも出さず淡々と表現してます。教育番組で流れそうな真面目さです。映像自体はただ美しく、怖さも残酷さもそこまでありません。とは言え子どもの頃に観てたらやっぱり怖いかも。原作に忠実で、物語にひねりも新鮮さも無いので退屈に感じるところもありました。できれば1時間半くらいでまとめてほしかった。長いな〜と思いつつも、美術は素晴らしい。一切妥協のない映像に頭が下がります。
予定のない日にふらっと観に行くといいかなと思います。

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PA

4.5マグロがヤバイ

2021年11月8日
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怖い

興奮

木こりのおじいさんに作られて生まれた問題児ピノッキオが困難を乗り越えながら成長していく話。

ピノキオはじめ色んな登場人物たちの造形が基本は着ぐるみ(舞台衣装っぽい)、それでも無理なところはCGというようにうまーく混ざり合ってて、あんまり違和感なく見れた(でもやっぱマグロは笑ってしまった)。ここらへん『CATS』実写化見習った方が良いね(笑)

児童文学が原作なので"教訓"という感じ。でもその教訓が必ず正しい訳でもないことがちゃんと提示されてた、大人の押しつけじゃないのが良かった。

まずは、「嘘をついてはいけない」という教訓。ピノキオが嘘をついた時に鼻が伸びるシーンと伸びないシーンの2パターン出すことで、嘘をつくことが悪いことでは無いときもあることをちゃんと表現されてた。

もう1つは、「大人の言うことをちゃんと聞きなさい」という教訓。ピノキオは何度もコオロギや妖精に言うことを聞けと言われても、全く聞かずに案の定痛い目を見る。でも学校については、妖精に言われた通り通い始めるも、あまり良い場所として描かれてないし、ピノキオ勉強してたけど何か意味があったかと言われれば別に何の役にもたっていない。

他にも、いかにも悪そうに出てきた人がピノキオの純粋な心で変わることもあるし、そんな綺麗事が通用しない悪人も出てくる。結局ピノキオは大人に言われたことから成長したのではなく、自分の目で見たこと経験したこと失敗したことから自分で成長していく。これ以上子供に見せるべき映画はないんじゃないか。

子供に見せるにはちとトラウマになりそうなキャラはチラホラいるが(笑)

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せつこん

2.0カットが変わっていきなり展開が変わること多々

2021年11月8日
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ケビタン

2.5ピノッキオでラジー賞受賞のロベルト・ベニーニが何食わぬ顔で出てます…

2021年11月8日
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イタリアの自己顕示欲・ロベルト・ベニーニ。

自分で監督・脚本・主演した「ピノッキオ」は、外国映画で初めてラジー賞受賞!
(ゴールデンラズベリー賞 最低主演男優賞)
あんなに酷評されたのに、またピノッキオに絡んで来るとは…。
心臓に毛がボーボーに生えてますね。

今回は、ジェペット爺さんとして冒頭から「ベニーニやでぇ〜★」と、「自分が!自分が!」オーラ全開…。しんどい。
…と思ってたら、後半まで出てこなくなったので、ほっとひと安心。

お話は、割と退屈でした。

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ababi

4.0【社会風刺も】

2021年11月7日
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僕が幼い頃、絵本で読んだピノキオは、最初から良い子だった(と思う)。

でも、本来のピノッキオは、こういう物語だと、テレビの、”本当は〇〇”みたいな番組で見たような気がする。

だから、わざわざ「ほんとうの」と形容した日本語タイトルは、余計な気がしていた。

僕の記憶では、ピノキオは、クジラに飲み込まれたことになっていたが、大きなサメに飲み込まれんだよと、当時テレビ番組が解説していて、驚いたことを思い出した。

実は、原作のピノッキオは当時の社会を風刺しているのだが、この映画「ピノッキオ」もそうした場面はしっかり描いているように思う。

そして、それは現代にも通じるものがある。
だから、こうして、この映画は制作されたと思うのだ。

子供が希望を持てないような貧困や格差、無罪のものは牢に、有罪のものは釈放などが、それだ。
厳格なカトリック社会では、妖精がいるなんて異教徒の考え方だし、神ではなく妖精がピノッキオを人に変えた、つまり、これは、人々を苦悩から解放したというメタファーなんだけれども、こんなことは、カトリックを否定するようであってはならないことだったはずなのだ。

お子さん連れの親御さんもいたが、しっかりとした解説は必要だと思う。

親子で観ても良い作品だと思うけど、小さい子は怖いだろうなと思う。

そんな子は、大人になりたくないと思うかもしれない。
でも、ロバになるかもしれないのに😁

ずっと遊んで暮らしたい子供をさらって、ロバにするなんて怖いストーリーをよく思いつくもんだと改めて感心する。

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ワンコ

3.0思ってたよりかは…

2021年11月7日
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てす

3.5世界観のクオリティがすっごい

2021年11月7日
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原作未読、ディズニーのピノキオすらあまりちゃんと覚えていませんが、
原作の世界観を画にしたら、まさに なのではと。(完全にわたしのイメージですが)

クオリティの高いビジュアルと怪演が凄く不気味で怖いので
視覚の印象が強く残りそうな小さい子はやはり、ディズニーがちょうど良さそうですね。
ビジュアルは不気味だし、なかなか残酷な描写ではありますが
実際、愛らしいキャラクターたちはちゃんと愛らしいし
怪しいキツネとネコはとことん意地汚くおぞましい、
ピノッキオはひとの話を聞かない我儘な子ですが、
思いやりのある素直な子にちゃんと成長していきますし、
中学生あたりの子たちが観れば、
約束を守ること、学ぶ大切さ、楽して生きようとせず、やるべきことはやる
などなど、それぞれにとって様々な教訓になりそうだなあ、と。

人間になったピノッキオは最高級に可愛かったです。

ほかの童話でも ほんとうの シリーズが観たくなりました。

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I am R.

4.0ピノッキオは人間の優しさに光を見た

2021年11月7日
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 ピノッキオはどうして人間になりたかったのだろうか。妖怪人間ベムみたいに人間の世界ではまともに生きていけないのならともかく、本作品の物語の中では違和感なく受け入れられている。人形だから困ることは何もないように思える。
 人間の子供は親や教師から殴られて痛い思いをするが、木偶(でく)なら痛みの感覚がないから殴られてもへっちゃらだ。 頭は悪くないから木偶坊(でくのぼう)と言われることもない。人間になるメリットはどこにもない。

 子供は何でも信じてしまう傾向にある。親が子供に自分を信じさせる教育をするからなのかもしれない。親が子供に信じてもらえないと、日常生活が何かと面倒くさい。
 しかし中には疑い深い子供もいて、大人にとって扱いづらいことこの上ない。だからそういう子供に向かって「ひねくれている」と非難する。大人の都合だ。

 ピノッキオは大方の例に洩れず、何でも信じてしまう。悪い大人、悪い教師、悪い友だちは、ピノッキオに害しかもたらさないが、作られて間もない木偶のピノッキオにはそんなことはわからない。
 散々酷い目に遭って、ピノッキオは他人の悪意を知る。そして大半の無関心と、歪んだ社会制度と、ごくわずかの親切を知る。それが世の中だと悟るまでにそれほど時間はかからない。

 ピノッキオが人間になりたいと思った契機は、作品の中で明確に描かれる。それは妖精が女の子から女性に成長した姿を見たときだ。ピノッキオは悟る。妖精も人間のように大人になるのだ。大人になるということは即ち、見た目が大人になるということだ。
 どんなに勉強しても、どんなに働いても、子供の木偶のままでは一人前として扱われない。ピノッキオは大人になりたかったのだ。木偶は成長しないから、人間の子供になるしかない。ピーター・パンと正反対である。

 ピノッキオが大人になりたかったのには他にも理由がある。世の中は悪い連中が殆どだったが、例外もあった。サーカスの親方であり、サメの腹の中で出逢った鮪であり、仕事をくれた牧場主である。そしてどこまでも許してくれた妖精であり、何より、自分を作ってくれたジェペットだ。これらの人々はピノッキオに優しくしてくれた。ピノッキオが救われたのは彼らのおかげである。彼らと同じように、大人になったら人に優しくしたい。ピノッキオはそう思ったに違いない。木偶のピノッキオは、人間の優しさに光を見出したのだと思う。

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耶馬英彦

4.0ダークで美しいピノッキオ

2021年11月6日
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 特殊メイクというのが信じられないくらいピノッキオの完成度が高い。木目はそのままで目と口が自然に動いているから、生命が宿った人形が目の前に存在しているように感じる。感情や欲求のまま行動してしまう幼い心が、そのまま表情に表れている点もリアリティを高めている。

 ピノッキオだけでなく、カタツムリや妖精の衣装や美術セットも美しく、映像美だけでいうと満点。

 物語は、大人も子供も楽しめるダークファンタジーとなっているが、思わず笑ってしまうシーンもある。カタツムリのヌルヌル粘液で棺を担いだブラックラビッツがつるりんとコケてしまうところがそうだし。カタツムリの朗読の速度を早めたり遅めたりするシーンは、よくできたコントのようで大声で笑ってしまう。

 児童向け書籍の説教くさいピノキオしか記憶になかった自分にとって、本家の物語は人間くさくもあり、シニカルでもあり、ダークで美しく感じた。

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bion

2.5鮫なんですね。

2021年11月6日
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悲しい

怖い

幸せ

児童文学「ピノッキオの冒険」を描いた実写作品。

原作未読だしディズニーアニメも観た記憶は無いけれど、なぜか知っているエピソードがたっぷり。子供の頃絵本ででもみたのかな、全然記憶に無いけれど。

その割には結構エグいけど元々は子供向けのファンタジーなので他の人形に糸がある意味が無かったり、喋る動物に妖精にと何でもありだけど、映画としては子供向け?というか誰に観させたい?
それにしてもやっぱり皆さんピノッキオに甘過ぎて教訓にもなって無いですよね。

自分みたいな沢山のエピソードは知っているぐらいのレベルだと、こういう流れだったのかと話が繋がってスッキリした感じはあったし、つまらなくはなかったけれど、どうしたかったんでしょうかねぇ…。

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Bacchus

4.0童話としての認識は消え去った

2021年11月6日
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人間社会そのものを描いた話だった。
上手い話にのる、忠告は無視、楽な方に行きがち、努力は嫌い、深く考えない。
大人の過ち満載で風刺が効きすぎて、話が進むたびにバツが悪い気持ちになっていた。
終わる頃には、はい精進しますなんて気持ちに。

怪しくも美しい映像が、ますます童話のイメージを払拭しビターな雰囲気に仕立てていた。

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パプリカ

3.0夢を見ているような気分(悪い意味で)

2021年11月6日
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まず目を引くのがロベルト・ベニーニ。20年前に子供も大人が演じるという狂気のピノッキオを演じた彼が、今度はゼペットじいさんを演じます。その邦題が「ほんとうのピノッキオ」というのは皮肉にしか聞こえません(笑)

ディズニーのアニメで見たピノキオは、親切なコオロギの忠告をだんだん聞かなくなる腹の立つ奴でしたが、この作品のピノッキオは産まれた時から人の話を全く聞きません。アホの上に人の忠告はきかず、やりたい放題なので全く感情移入ができず、後半ともなるとピノッキオがひどい目に合うのを楽しみにしている位です。

また、ストーリー構成もだいぶ無理があり、極悪人が一晩でめちゃくちゃいい人になったり、学校に行きなさいと言われたら次のシーンでもう学校に通ってクラスに馴染んでいたり、その学校も勉強は教えず体罰だけする男塾みたいな学校だったり、おしゃべりコオロギは哀しき醜いクリーチャーになっていたり、色んな動物の獣人みたいなのが散々出てきてるのにヤギとかロバとかクジラはそのままなんかい、とか枚挙にいとまがありませんでした。

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ガゾーサ