「本家のピノキオ」ほんとうのピノッキオ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
本家のピノキオ
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私にとってのピノキオはディズニーのアニメ(1940)が原点、元はてっきり童話と思っていましたが原作はイタリアのカルロ・コッローディによる児童文学だったのですね、邦題に”ほんとう”とついていますがピノキオが生まれた国イタリアの映画だからと言うことでしょう。
ファンタジーさが損なわれてしまいがちなのになぜわざわざ実写版を撮ったのか不思議に思っていたらディズニーもトムハンクスさんでリメイク(2022)しているし、タイトルにピノキオのつく映画は10本近くつくられていたのを知ってその人気の普遍さにあらためて驚きました。
ストーリーはまあまあ、てっきり悪役と思い込んでいた人形劇団のボスが自己犠牲を唱えるピノキオに感激して金貨を渡して家に帰してくれてのには驚きでした、また、飲み込まれたのはクジラと思っていたら原作はサメだったのですね、よく助かったものです。
ピノキオといえばディズニーアニメの「星に願いを」の名曲が輝いていましたから、ファンタジーさやドリーミーさでは劣る気がしました、特に貧乏が辛いという生活感が強かったですね、甘い話には裏があるとか、嘘をつくとお鼻が伸びるわよといった子供への戒めはしっかり伝わるでしょうから家族で観るにはお勧めかもしれません。
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