「カットが変わっていきなり展開が変わること多々」ほんとうのピノッキオ ケビタンさんの映画レビュー(感想・評価)
カットが変わっていきなり展開が変わること多々
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なんとなく知ってるが本当のピノッキオを原作は、分かってません。ですのでどこまで原作に忠実なのか、分かりません。
その上でのレヴューです。
オープニングでピノッキオが誕生するあたりまでは、ワクワクしたのですが、それ以降は全体的になんか興醒めです。
いくらファンタジーといっても終始奇々怪界なストーリーには正直乗り切れませんでした。
ギレルモデルトロ監督の傑作「バンスラビリンス」のようなものを期待したんですけどね。
アメリカ映画とは違うせいなのか、カットが変わっていきなり展開が進んでて違和感なくそれを受けいれる状況にはオヤッと思うことしきりでした。
ただ鼻が伸びるシーン。突然ロバになる少年たち。いきなりの裁判で悪いことしたら有罪。手品でカタツムリのツノが伸び縮み。サメに呑みこまれるがそこでの父親との再会。それらはおかしいし。あと、しつこく登場するキツネとネコ、気持ち悪い先生。再会したら大人になってる妖精。どうみてもマツコデラックスにしか見えないカタツムリ。そして人面魚。
などなど印象的なキャラが登場するんですが、どーも、なんです。
唯一幼い妖精は、良かった気がしますが。
ピノッキオ自体は気持ち悪いという意見もあるようですが、私はこれは見事で良かったと思いますけどね。
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