ナチス・バスターズのレビュー・感想・評価
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ロシアのサンダース軍曹
『スベトラーナ・アレクシェービッチ』さんの話を参考にして作られたのかなぁ?
日本の『同志少女よ、敵を撃て』とかね。
と思ったら、ただの戦争活劇だった。
ナチス・ドイツに対する忖度でもあるのか?最後格好良く戦って死ぬなんてあり得ない。サッサか白旗たてて降伏するのが筋だろう。(折角生き残ったドイツ兵の事)
理屈語りすぎて、1時間半では足らない。テレビ向けのドラマだと思う。
ロシアにもサンダース軍曹はいたんだ。
キレキレのアクションと言うが、低予算で制作されたテレビ活劇に見える。普通戦車位出てこないと。CG使わないのは良いが、ヒューマンドラマにしたのは悪乗り。
もう少し説明がほしかった
・舞台も規模も丁度よくて面白かった。烏合の衆?の人達が強すぎるのが何故なのかがわからなくて、ドイツ軍に対して人数少ないのに粒ぞろい過ぎるなぁっていうのが気になった。赤い亡霊並みに強かったし。
・小さな村?の毒入りの食事やサウナ?があったり当時の雰囲気がああいう感じなんだろうなぁって思うと良かった。
・赤い亡霊が本当に亡霊で次々とつながっていくのが噂通りの亡霊だったのが良かった。
・冒頭で捕まえた若者?は一体どういう状況だったのかなと思った。ロシア語が流暢ならロシア人って事にならないのかな、と思った。
・T-34を超えるものを勝手に期待してしまい、そこまでじゃなかったので心構えを間違えた。
【”ロシアの赤い亡霊・・。ここは俺の土地だ!-ロシアの民は、独ソ戦を決して忘れないのである。ー”ロシアに侵略してきたナチスに命懸けで抵抗するパルチザン、民の姿を描いた作品。】
ー 第二次世界大戦の1941年から1945年にかけて延々と行われた独ソ戦の、ソ連側の民衆も含めた死傷者の数は、第二次世界大戦に参加した国の中で、最多と言われている。ー
◆感想
・冒頭の、ロシアの役者夫婦が、ドイツ軍に捕らえられ、銃殺寸前まで行った時に、突如現れた”赤い亡霊”の、忍者のような素早い動き、正確なスナイパーとしての腕に期待値が上がる。
・だが、その後の展開が、イキナリだれる・・。
パルチザンと思われる、ロシア人達が漸く民家に到着するが、そこには毒の入った料理が置かれていて・・。
- 展開が粗いなあ、と思いながらも独特の泥臭い雰囲気に釣られ、観賞続行。-
・身重の女性を残して、男達は家を出るが、そこにナチスのSSのブラウン大尉が率いるドイツ軍部隊がやって来て・・。
- 男達は、身重の女性を救うため戻るが、多勢に無勢。赤ちゃんを産んだばかりの女性の命が危うくなって・・。-
□今作は、ここからのパルチザンたちの命懸けのドイツ軍との戦いのシーンが見所であろう。
飛び交う銃弾、ドイツ軍の砲撃、たった5人で応戦するロシアパルチザンの姿。
そこに、”赤い亡霊”が再び忍者の如く現れて・・。
<死闘は、多大なる犠牲を払いながらも、パルチザン側が勝利。
そして、ラスト、死んだ筈の”新しい”赤い亡霊が再び現れ・・。
あれは、ロシア民族は決して、他からの侵略に屈しないというメッセージだろうと、私は解釈した。
シーンの繋ぎも粗いし、ストーリー展開も前半はやや粗いが(大分、カットしたのかな・・)ロシア民族が、ナチスドイツに屈せず闘う姿は、印象的だった作品である。>
けっこうよかった
時折ふざけていて、それが大して面白くないし、スリルをもうちょっと追及して欲しいのだが、けっこう面白い。少人数で大勢を相手に戦う様子が嘘くさくない。赤い亡霊の活躍もそれほど超人的でないし、最終的に死んでしまう。しかし、代替わりして伝説的存在が継続するのがかっこいい。先代は誰だったのか語られないままだ。
殺し合いの場面で指を噛まれるのが本当に痛そうだ。想像しただけで恐ろしい。
敵のナチスの中にもお人よしの兵士がおり、憎めない。せっかく焼いた豚を食べずに死んでかわいそう。
そもそもあの主人公チームがどんな集まりなのか不明なままだ。なんてことない単なる避難民なのだろうか。説明があったのかもしれないが把握できなかった。それほどトレーニングを積んでいる感じも、プロフェッショナルな感じもしない。塹壕に攻め入った時に、瞬殺できず手帳でナイフを防がれたりしてモサモサして逆にやられそうだった。
時間が短くて充実していて面白い。こういうのが増えるといい。
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