観察者

正直おもいっきりシドニー・スウィーニー目当てで鑑賞。シドニー・スウィーニーの主演作品を観るのは本作が初めて。
そういった意味ではあまり作品の完成度は期待せずに鑑賞したこともあり、澄んだ映像は見応えあったし、予想を覆すストーリーもハラハラドキドキの連続で熱中できた。キャストも個人的には初見の役者さんばかりだったが、みんなそれなりに魅力的で好演技。
とはいえやっぱり本作の観どころは、シドニー・スウィーニーのコケティッシュな魅力に尽きるといったところか。「恋するプリテンダー」劇場に観に行きたくなった。

都会のアパートに引っ越してきた若いカップル、向かいの部屋が丸見えで、住んでいる男女はやりたい放題だった。
男は止めようと言いだすが、女は望遠鏡まで買ってくる始末。
そしてお節介をしたことから・・・。
主人公の女に罰は・・・あった、な。

隣の建物の住人がカーテン開けて生活見放題、そこに引っ越ししてきたカップルが覗き見てえらいことになる話。

人の生活が気になるのはとても分かる。分かるけどそれはやっちゃまずいでしょ…となるシーンが多々。
カップルの彼氏の方が、割と見てる側の気持ちを代弁してる気がした。
おっぱいボロンまくりのエロ目的で見たはずが、後半のサスペンス展開に違う意味で興奮した。

まさかのどんでん返し、そしてまたその返し。。途中までは自分本位の正義心であり、それが正義心はどこへやら、とんでもない性悪女と思っていたが。彼氏の死因を普通は警察調べる点、視力奪って彼女不問はあり得ないなどありましたがこの展開には驚かされた。他人の芝は青い、誰もが思ってしまうテーマだと思う。写真家はイケメン過ぎる。