劇場公開日 2022年5月6日

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死刑にいたる病のレビュー・感想・評価

全550件中、61~80件目を表示

4.0阿部サダヲのサイキックな眼差しに吸い寄せられる

2024年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

知的

「孤狼の血」の白石和彌監督お得意のスリラー作品。阿部サダヲ演じる史上最悪の連続殺人鬼の鳥肌が立つほど異様な生きざまがスリリングに描かれていて、割と現実でもありそうな印象の強い映画でした。特に、阿部サダヲのサイコパスな演技がすごくて、あれほどの怪演を見せられる彼の表現力に脱帽です。

それにしても、あの瞳は何なのでしょう。目の色彩は完全に失われ、見れば見るほど引き込まれてしまいます。本当のサイコパスもああいった目をしているのでしょうか...。拘置所に身を置く連続殺人鬼・榛村と、彼から手紙を受け取って事件を調べ始める大学生・雅也との面会のやり取りは静かで淡々としていますが、それすらも異様な光景として目に映ってしまいます。作品の雰囲気として、そういった部分を際立たせているのでしょう。そして、事件の真相を追えば追うほど、一度入ったら抜け出せない沼へと誘われてしまう、スリリングな展開は僕はすごく好きです。目を覆いたくなるけど、作品そのものがそれを許しません。サイコパスを存分に味わわなければならないような感覚を覚えました。

見るのを少々ためらってしまうけど、何だか見たくなるこういった作品が今後もどんどん増えていって欲しいですね。

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ニンフィア好き

1.0つまらないが、悲鳴は良かった!!

2024年2月26日
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鑑賞方法:VOD

怖い

寝られる

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

3.0阿部の拷問シーンは観るに堪えなかった。 PG12どころではなかった...

2024年2月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

阿部の拷問シーンは観るに堪えなかった。
PG12どころではなかったと思う。
サイコパスぶりは十分に伝わってきたが。
主人公の終盤の殺人未遂という暴走は理解できなかったが、あれで自分が阿部の子どもではないと認識したところにつながるわけか。
あと、主人公の中学時代の同級生の女性も何のために出てきたのかなと思ったが、最後にそうきたか、という感じ。

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省二

3.5死刑にいたる病

2024年2月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

知的

原作は読了。原作では犯人が稀に見るイケメンで被害者はつい絆されコントロールされるが映画化では阿部サダヲ氏の巧みな演技で優しさの裏側の狡猾を描き不気味だエンディングも後味悪く見ている者心に波紋を残す。白石作品としては珍しいサイコ作品だがバイオレンス路線は継承されている。

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t.ao

4.5原作との相違点はかなりある。特に…

2024年2月16日
PCから投稿

本作の最大の魅力は殺人鬼役を務める阿部サダヲでしょう。
彼の演技はとても凄いです。
この映画の7割ぐらいは彼の演技力に持っていかれています。

ですが、この映画の問題点も阿部サダヲにあります。なぜなら原作では殺人鬼は超絶なイケメン設定だったからです。
原作では超絶なイケメンだったからこそ、誰も警戒せず、被害者さえ心を許し、惹かれ、24人も殺害できたという設定です。
なので映画版の阿部サダヲさんでは普通に怪しい人間ですし、速攻で逮捕されそうにしか見えません。

…この映画を見た方ちょっと想像してください。もしこの映画の犯人役が超絶イケメン俳優だったらどうなるか?
…どうです?
全然違う映画になりませんか?主人公たちがどんどん犯人に心を奪われていく様子がすんなり理解できませんか?

…それが原作なのです。全く映画とは異なります。
阿部サダヲさんの演技自体は素晴らしいので文句が言いずらいのですが、原作とは根本的に作り変えられています。
映画の彼が突然、体を触ってきたらちょっと気持ち悪いです。
映画だけ見た方は「なぜこんな怪しい奴が24人も殺して誰も気付かなかったんだ?」と疑問に持ちませんでした?
あれは原作ではあまりにもイケメン過ぎて周りが彼をかばっていた設定があるからなんですよ。

ちなみに映画のラストと原作のラストも全く違います。
個人的には映画のラストが凄く良かった。だけど映画のラストに納得できない方は原作も読んでください。
彼女はああなりませんので…。むしろ彼女は原作では空気です。
その代わり別の人物が…

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みる

3.0阿部サダヲの目

2024年2月16日
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鑑賞方法:VOD

うーーーん

悪くないけど似たような作品だいぶ増えたし
(サイコパス系と呼ばれる映画が山のように増えましたよね)

だからこそ先読めちゃったし

グロいのちょっときつかったです

阿部サダヲの目どアップが一番良かったです
名役者さすが

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きみまろ

4.0阿部サダヲの演技が凄い

2024年2月14日
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サイコパスの人心掌握力の描写に説得力があった、悪事を悪事と認識しながらも皆が許してしまう独特の怖さが良かった。グロシーンは気持ち悪かったので目を逸らした。

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ジェニー

3.5最後の解釈を見た人に任せるのではなく、キチンとはっきりさせて欲しか...

2024年2月13日
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鑑賞方法:VOD

最後の解釈を見た人に任せるのではなく、キチンとはっきりさせて欲しかった。
スッキリせずにモヤモヤが残る
内容は面白かった

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isao

3.0想像とは違った

2024年2月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

てっきり羊たちの沈黙的な感じかと思ったら阿部サダヲ劇場でした笑
思いのほか地味、岩田君はロン毛ボサボサでもかっこよい
元がよいとなんでもかっこいいなぁ
ラストは衝撃!ぽかったけどそこまでてもない
灯里ちゃんの役の子はかわいくて魅力的
阿部サダヲの洗脳が刑務官にまで至るのは面白い笑

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まあ映画好

2.0映像でのグロテスクな描写がなければもっと高評価になる作品

2024年1月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

好きか嫌いかで言われればグロテスクな描写があり嫌いな方ではあるものの引き込まれる部分もあった。主演の阿部さんはこのような重い作品のイメージがなく、意外ではあったが異様な役柄を違和感なく演じきっており、改めて演技力の高さを感じた。岡田さんも同年代の俳優とは少し違う雰囲気を持ちつつ、経験が少ないながら上手い役者というイメージであったが、今作で非常に高い演技力を感じ、これからが一段と楽しみな役者になった。岩田さんは今までのイメージとかなり違い、台詞が少ないながらこのような役柄を上手く演じたように思った。これらの点と全編通して静かな事、裁判や面会シーンのリアルさ、中盤からの内容には引き込まれる部分があり、ペットセメタリーぶりの吐き気がして観るのを止めようかと思うほどの冒頭のグロテスクシーンでの低評価(ここまでだけなら☆0.5)を押し上げての☆1.5に近い☆2.0
この異常ぶりをグロテスクに映像で表す必要性は正直ないとは思うし、その方が多くの観客に異常者の心理を客観的に見せる事で社会派作品になるのではないかとは思う(そういう演出であれば☆3.5以上つけたかもしれない)が、原作もなのかこの映画の演出がなのかあくまでダークエンターテイメントにしている感じなので、私の好みとは違う方向性で作られたのだろうと理解する。
一点その描写はいるのか?と思う所があったが、なるほど無くても良いがもう一要素足す意味だったのかと思った。

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モンブラン

3.0視聴後すぐにレビューすれば良かったとつくづく思わせられる作品。 な...

2024年1月18日
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鑑賞方法:VOD

視聴後すぐにレビューすれば良かったとつくづく思わせられる作品。
なぜなら、今作は再度視聴したくないので思い出してレビューしなくちゃいけない。
しかし、うろ覚えで書くのは辛い。

記憶力は無いほうで、おかげで何回も同じ映画を楽しめるというメリットがある。

しかし今作は、しばらく観たくない。
まあ、そのくらい嫌という記憶だけが残ってしまうという作品。

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Don-chan

3.0やっぱ、ホラーに近いミステリーは苦手なのかも

2024年1月12日
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sdfghjkl

4.0面会室のアクリル板にうっすら映し出されるふたりの顔

2024年1月4日
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鑑賞方法:VOD

怖い

知的

難しい

ある大学生・雅也のもとに届いた一通の手紙。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人鬼・榛村からだった。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人が他にいることを証明してほしい」。過去に地元のパン屋で店主をしていた頃には信頼を寄せていた榛村の願いを聞き入れ、事件を独自に調べ始めた雅也。しかし、そこには想像を超える残酷な事件の真相があった―(公式サイトより)。

原作は「イヤミス(読後、嫌な気持ちになるミステリー)」に分類されたというが、本作も後味は悪い。しかし、後味の悪さはだいたい、わたしたちが普段、蓋をしているなにかが描かれていることに由来する。

例えばそれは、大人になっても抜け出すことが難しい生育環境の影響であったり、成長の過程で自己が肯定される喜びを逆手に取った洗脳だったり、結局のところ、自分は何者でもないのだという空虚感だったりする。阿部サダヲ演じるシリアルキラー・榛村(はいむら)は、自分が生きるために「必要」と位置づけ、これらを駆使し、悪行を繰り返す。

印象的だったのが、本作でメインともいえるほどたびたび登場する榛村と雅也の面会室でのシーン。ふたりを仕切るアクリル板に双方の顔がうっすら映し出される演出が多用されている。例えば、ロードムービーの金字塔「パリ、テキサス」では、拘置所の面会室のような小部屋で裸を晒す戯女として働く失踪した妻と、彼女を探し当てた夫がアクリル板越しに電話で話す場面があるが、そこにうっすら映し出される双方の顔は反対を向いていた(はず)。

長く分かり合えなかったふたりを表す象徴的なシーンだが、本作では榛村と雅也はアクリル板越しに同じ方向を向いているように映し出されている。Fラン大学に通う何者でもない雅也が一時的に、榛村に傾倒しかかったようなタームとの符号を思わせ、白石監督のきめ細かな演出が光った。

阿部サダヲの狂人っぷり、水上恒司の小声っぷりは言わずもがな好演だったが、本作で初めて知った宮崎優は良い俳優になりそうな気配がした。

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えすけん

0.5Fランク映画の真似をして、良い子は人を傷つけぬ様にね♥

2024年1月2日
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マサシ

4.0サイコパスの天才的な人心掌握術

2023年12月25日
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最近邦画サスペンスを観まくってるなかの秀作。
阿部サダヲと岡田健史の演技もストーリーも良い。
心理的なサスペンスに引き込まれました。

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個人備忘録

4.0感想メモ

2023年12月20日
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興奮

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ヒラめ

5.0感想

2023年12月17日
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怖い

興奮

知的

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たたた

3.0毎度ミステリーにありがちな・・・

2023年12月2日
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鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

僕はどうも日本のミステリー映画の抱える上から目線と言うか、どれだけ伏線引いてどれだけ観客を欺けるかに固執するあまり映画としての美しさ、映像としての調和性、映画のみが持ちうる美学のようなものが疎かにされているように感じる事がある。その点韓国のそれには一定の美学が根底にあって、とても好感持てる。その一方で本作品のようにてんこ盛りの伏線をこれでもかこれでもかと繰り出し、挙句の果てにあの最後・・ちょっとなぁ~そう言うのは小説でやってくれの世界。

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mark108hello

4.5絶望と拒絶、そして人間の不確かさについて

2023年11月18日
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つとみ

0.5冗長 ただただキモイ 無理筋

2023年10月15日
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寝られる

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tom o