劇場公開日 2022年5月6日

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死刑にいたる病のレビュー・感想・評価

全552件中、461~480件目を表示

3.5ストーリー運びは見事

2022年5月8日
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私としては本当に珍しく、後半まで一切時計を気にせずに物語に引き込まれていった。 さすが白石監督。 残り4分の1辺りから物語は収束していくんだけど、そこはかなり都合よく、なし崩しに丸め込まれる感じは否めない。 でも、ミステリとしては面白い。 ただ、虐待の被害者という対象について「そういう傾向がある」というレベルを遥かに越えて描いている気がして、彼らに関する偏見を助長することになりはしないか、少し気になった。

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キレンジャー

4.0自己肯定感との戦い

2022年5月8日
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すのうまる

3.5阿部サダヲの眼は、危ない。無言の圧を感じる。特にアップにすると凄いわ。

2022年5月8日
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怖い

興奮

息を飲むような映像と展開を久しぶりに目のあたりにしました。どきどき感は良かったですね。さすがの白石和彌です。 あらすじは 主人公の殺人犯大和が、自分自身を死刑に導くための壮大な仕掛けを施し、ゆっくりゆっくり長い時間をかけて楽しむ様が描かれていきます。この癖を病と称して表題になっている様です。 控訴審もあるので彼の仕掛けはまだまだつづくような感じですがどうなんでしょうか? 番宣にあるような 映画史に残る「驚愕のラスト」 は個人的には大袈裟だと思います。

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ちゆう

1.5延々と続く痛々しいシーン

2022年5月8日
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オープニングからの延々と続く拷問シーン。 趣味悪いとしか思えない。 「狐狼の血」は、傑作だったが、か弱い若人を痛ぶるシーンはそんなにも必要あるのか? 見る人によってはトラウマになるんじゃないか? 盛り上がりにも欠け、オイラにとっては完全なるイヤミス映画でした。

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ケビタン

4.5心残り。

2022年5月8日
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怖い

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bloodtrail

3.0期待し過ぎたかな😅

2022年5月8日
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阿部サダヲのサイコ感 岡田健史の格好良さ 岩田剛典のキャラ作り過ぎ感 も少し人間ドラマ観たかったかな。。

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asgy213

4.0これは面白かったー! ってか怖かった!!

2022年5月8日
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ラストシーンは座布団を三枚差し上げたい位の結末(笑) 阿部サダヲさん目当て。 期待以上の猟奇的な演技に圧倒。 でも予想外に良かったのは大学生の雅也を演じた岡田健史さん。 余裕を感じる演技に引き込まれる。 20人以上を殺害した阿部サダヲさん演じる榛村。 達筆な手紙や会話で相手をコントロールする感じが恐ろしい。 大学生の雅也を利用して、一件の冤罪と主張する殺人事件の真相を究明させる展開。 雅也がハンパない捜査力(笑)で真犯人と思われる岩田剛典さん演じる金山と接触。 何が起きるのか全く予測出来ない展開に引き込まれる。 登場人物達の繋がりも見所。 相関図があると一気にネタバレ(笑) 徐々に人間関係が解き明かされる時のナルホド感が良い! ラストシーンは本年度ベスト級で満足度が向上。 出だしのシーン。 桜の花弁が川を流れてると思ったのは自分だけでは無いハズ( ´∀`)

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イゲ

4.5怖くて気持ち悪いけど面白かった

2022年5月8日
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悲しい

怖い

知的

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ジャンガリアンハムスター

3.0みんなに好かれる人殺し。

2022年5月8日
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この映画、阿部サダヲの代表作になるかな。岡田健史君も、重い展開をしっかり演じてました。とにかくずっと重〜い苦手な流れでした。 連続殺人犯の大和に呼ばれて刑務所まで面会に行く雅也。?普通行かないよ。なんて疑問が最初で、それからバラバラ疑問だらけ。なぜ高校生を何人も殺すのか?自分には納得できなかった。雅也の本当の父親?OLを殺したのはこいつ?そもそも、殺人事件が何度も起きてるのに警察は何やってたんだ?逃げた女子のお陰? 殺しのシーンもエグい。爪剥いでばら撒き? いろいろ回収してくれてんだけど、全てに納得いかずモヤモヤ解消されず。ラストも、え〜!

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涼介

4.0阿部サダヲの狂気。それはまるで和製ジョーカー。人身掌握のプロであり...

2022年5月8日
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しろぶた

4.0阿部サダヲの持ち味全開のサイコサスペンス

2022年5月8日
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悲しい

怖い

難しい

やはり、白石監督と阿部サダヲが紡ぎ出す作品は平常心で観ることはできない。衝撃的で心揺さぶられる。全編、不気味な雰囲気が漂い、絶えず鼓動は収まらず、画面に釘付けになる。 鬱屈した大学生活を過ごしていた筧井雅也(岡田健史)の元に、猟奇連続殺人犯で死刑が確定している獄中の榛村大和(阿部サダヲ)から一通の手紙が届く。最後の殺人は冤罪であり、真犯人がいることを証明して欲しいという内容だった。筧井の地元でパン屋を営んでいた旧知の榛村からの依頼を受け、筧井は一人で真相を究明していく・・・。 冒頭の榛村が用水路の水門を開放しようとするシーンは、フランス映画の衝撃作マドモアゼルを彷彿とさせるものであり、本作が只ならぬ物語であることを予感させる。 榛村は殺人犯であるが、物腰は柔らかく穏やかで人間関係も良好。誰にでも好かれている。殺人のプロセスも同様であり、相手を言葉巧みに信用させてから犯行に及ぶ。犯行そのものは極めて冷徹、残酷で目を覆いたくなる。阿部サダヲが卓越した演技力で、善なる榛村と狂気の榛村を完璧に演じ切っている。榛村に成りきっている。 筧井は榛村との面会を繰り返し、地道に榛村との会話の裏付けを取っていく。徐々に榛村の境遇が明らかになり真相究明に近づいていくが、榛村は筧井を己の会話の術中に嵌ようとする。筧井の顔と面会室を仕切る透明アクリル板に写る榛村の顔が重なるシーンが象徴的である。それでもなお、筧井は榛村の呪縛を振り払って真相に迫っていく。 ラストシーンは、そう来たかという感じで、インパクトよりは不気味さが際立つ幕切れだった。真相究明も連続殺人の理由も決定的なところまで辿り着いていない。榛村の心の闇にもっと迫って欲しかった。 しかし、鳥が突然人間を襲う恐怖を描いたヒチコック監督の“鳥”のように、理由が分からない方が、恐怖、不気味さは増すのが人間の心理なので、サイコサスペンスとしての醍醐味は十分に堪能できる作品だった。

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みかずき

4.0一部グロいが引き込まれた

2022年5月8日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

萌える

大学生の雅也に連続殺人犯の榛村から1通の手紙が届いた。24件の殺人容疑で逮捕され死刑判決を受けた榛村は、犯行当時雅也の地元でパン屋を経営していて、中学生だった雅也もよく店を訪れていた。手紙の中で、榛村は自身の罪を認めたが、そのうちの1件は冤罪だと訴え、犯人が他にいることを証明してほしいと雅也に依頼した。独自に事件を調べ始めた雅也は・・・という話。 最初に水門を開けて桜の花びらのようなものを撒くシーンから始まるが、それが○○だったとは、驚いた。 観ていて引き込まれ長さを感じなかった。 榛村役の阿部サダヲの凄みを堪能できた。岩田剛典は出ているのさえ気がつかないほどで、あんなに顔を隠すなら誰でも良かったような気がした。 灯里役の宮崎優は可愛かった。 一部グロかったが、どんでん返しもあり面白かった。

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りあの

4.0「爪、綺麗だね。」「剝がしたくなる? 私わかるなあ。好きな人の一部を持っていたいって気持ち。」

2022年5月8日
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冷静なのか冷淡なのか、終始感情が揺れることなく落ち着き払う榛村(阿部サダヲ)。 生気もない青年が、次第に力強く、何かを得たかのように変貌していく雅也(岡田健史)。 対照的だった二人なのに、次第に榛村に導かれるように雅也の中の何かが共鳴していくようで、ゾクゾクが止まらなくなっていった。そう、ガラス越しに向かい合う二人の影が重なっていくのがその暗示のように。しかしそれは、榛村に"操縦"されていたのだった。雅也も、映画を観ている僕も。「死刑にいたる病」とはをうまくタイトルをつけたもので、ああ自分にはこの人の・・と思い込ませる仕掛けがあったわけか。 そしてその操縦は、ひとりふたりで済むことはなく、しかも、ずっと続いているってのがおぞましい。解けない魔法のような榛村による巧妙な操縦が、今も。それを目の当たりにして、得体のしれないものに出くわした気分の雅也。ああたしか、「凶悪」の山田孝之も、ラストこんな気分だったような。白石監督の仕掛けの妙かな。 なお、ロケ地は主に地元宇都宮。いたるところに既視感ある風景。だけどいませんよ、あんなパン屋さん。でも、いやだなあ、桜の花びらが人の爪に見えるようになったら。事件の真実を求めようとした雅也のように、何かに追い立てられるように、几帳面で高校生に優しく声をかけるパン屋さんがいるんじゃないかと近所を探してしまう衝動が起きるかもしれない。

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栗太郎

3.5シリアルキラーファンタジー

2022年5月8日
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原作未読、予告などを見てかなり期待して観ましたが、映画にいまいちのめり込むことが出来ず、心の底から楽しむことが出来なかった。その理由は、おそらく計算され過ぎていたからだと思う。この作品に限った話ではないが、個人的には計算され過ぎた狂気というものはどこか現実味に欠け冷めた目で見てしまう場合が多い。 今作は凶悪のようなリアリティは無く、ファンタジーとしてシリアルキラーを描いた作品だと思う。 そのため、物語としてはよく出来ていて、一応最後まで納得させられる出来栄えにはなっている。特に作品の前半はとても良く出来ていて目が離せない。しかし中盤以降大きな盛り上がりはあまりなく淡々とこの物語の種明かしがされていく。しかも種が明かされれば明かされるほどこの作品の不自然さが目に付いてくる。 その不自然さとはリアリティのあるシリアルキラーとして描こうとしているのにあまりにも計算され過ぎているのだ。計算高い脚本、キャラクターが駄目だとは思わない。例えばソウの一作目とジグソウというキャラはその典型だと思う。しかしそこに映画としての不自然さは感じなかった。それはジグソウには核となる思想があり、その思想も作品を通して観客は理解できるようになっていたからだと思う。 一方で今作の榛村にはそこまで納得できるような思想は感じられなかった。シリアルキラーとしての趣向はあれど、観客を納得させるほどの思想が無いのでジグソウのような納得感があまり感じられなかったように思う。 最後に明かされる仕掛けもアイディアとしては面白いとは思うのだが、今一つ登場人物の行動原理にリアリティがないので、驚きよりも何で?の方が先行してしまい、プロット優先でキャラクターが動いてる感が否めなかった。 細かい部分だが、何気ない大学の風景として映される生徒たちの描写にもちゃんと意味があったのは素直に感心しました。あと役者達の演技は本当に素晴らしかったと思う。

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サラダチキン

3.0白石監督好きなんだけど、邦画として普通のサイコサスペンスでした。

2022年5月8日
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レイトショーなのにも関わらす、ほぼ満席でした。 白石監督の作品が好きなので、喜ばしい限りです。 最初の1/4までは、どんどん酷い話になるのかなと期待しましたが、そのまま平坦に終わってしまいました。 白石作品に期待するのは、グロ描写ではなく、暴力描写です。 また、我々誰もが持っている暴力性に気づかせて暮れることです。 R指定されないように抑えているのでしょうか? (もちろん、監督には期待されているものではない、新ことをどんどんやって、良い意味で裏切って欲しいです。) 原作は読んでいませんが、近いのはトマス・ハリスの『羊たちの沈黙』じゃなくて、『レッドドラゴン』でしょう。 『レッドドラゴン』は電話越しに、遠隔地で話が進んでいるはずなのに、後半にかけてどんどん恐怖が増していきます。 本作は緊迫感が感じられませんでした。容疑者捕まってるし、怪しい人たちは主人公よりは弱そうだし、走れば逃げれそうだし、銃も無い。 凶器は文房具とヤットコ位しか出てこない。すでに終わった事件の感想をみんなで言い合っているようです。 岡田健史さん、よくやってました。 阿部サダヲさん、『彼女がその名を知らない鳥たち』ではウザいダメ男役が最高でした。 今回は、普通に良い人に見える人がシリアルキラーと言う役所ですが、普通すぎで本当は何にもしていないのに、異常な承認欲求を満たすために嘘ついているのかと思ってしまいました。 サイコパスなんだから、一見普通なんだけど、どこかに不自然な言動があって、この人気持ち悪いと思わせないと。まあ、これは脚本の問題かもしれませんが。 岩田剛典さん。誰が演じているのかわかりませんでしたが、ミスキャストでは? 無理におどおどしているように見えます。結構、難しい演技が要求うされていますよ。 あと、原作の問題ですが、痣を隠して髪伸ばすって何だよ。太田母斑なら、気にせず露出して生きている人は山ほど居るし、小さい時からコツコツレーザー治療ができるし、カバーマークで綺麗に隠すこともできますよ。最初のころは普通に公園で遊んでたじゃないの。ちゃんとリサーチしたのかな? 面会室の映像は、どこまでが現実かわからなくなるようにしてあったので、全編この調子にすればもっと良かったと思います。 総合すると、邦画で見られる普通程度(偉そうで済みません)の作品でした。

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Lhowon

4.0きしょくわる💦💦

2022年5月8日
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怖い

怖っ! 最後 ぞわってした(>_<)💦

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コンブ

4.0サスペンスとしてなかなか

2022年5月8日
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サスペンスとして面白かったと思います。 面会室の演出も自分は好きでした。だんだん支配されていくような感じがゾクゾクします。 グロ苦手な人は要注意! 若い頃のときのサダヲさんがゆってぃに見えて、最後のエンドロールで探しちゃいました。違うだろ、いやまさかと。

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shimashimapon

2.5単純に気色怖い

2022年5月8日
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マーマレード

4.0面白かった

2022年5月7日
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全員シリアルキラーの手のひらの上で遊ばれてたってことだね。

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山田

4.0なかなかエグい作品だった

2022年5月7日
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色んな意味でエグかった。映像もストーリー展開も阿部の演技力も、本当エグかった。 原作未読だが、なかなか良く出来たストーリーだ。伏線張りの思わせ振りからドンデン、さらなるドンデン。さらにラストのおまけ的?なドンデン(これがまた一番効いたかも)で幕が閉まり、一気にゾワゾワしたww 殺害シーンや死体処理シーンの連続に、邦画もここまで来たかと。こりゃあ立派なR指定だなと。 阿部の際者絶品演技に並ぶのは、ミポリンの旦那役(敢えてこういう言い方)の不気味さだろう。これも凄かった。 残念なのは岡田の演技力の乏しさ。表情は良いが棒読み感含め下手だなと。 いずれにせよ、邦画で久々の当たり作だった。

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映画鑑賞1000作