死刑にいたる病のレビュー・感想・評価
全557件中、421~440件目を表示
グロと虐待はもう、イイかな
グロいシーンは目を覆います。実際に画面に出さなくても、余白で見せることってできると思うんですよね。カット繋ぎとかで。
まあ、そういうシーンが売りの監督なんでしょうけど。
あと、この地方って、そんなに人口多そうでもなかったけど、虐待多いんだな、て思った。
取り上げられることが多い虐待、わざわざ金払って見たくないって。
そいつは信用出来るのか?それとも信用出来ないのか?
はい。良く私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。
さてと・・・阿部サダヲ主演のサスペンス映画ですか。
阿部サダヲって不思議な存在ですよね。大人計画の繋がりで宮藤官九郎脚本で良く見るなあ・・・でも絶対に主役にはなれねえよ!
イケメンじゃねえし、背も高くねえし、いまいちキャラが定まってねえし。ずっと脇役だよ!が・・・
ごめんなさい。何回も謝ります。土下座して謝りますから許して下さい。謝罪の王様なみに。なんと本作は堂々の主演。(正確には岡田健史とのW主演)
テレビドラマの「マルモのおきて」からだと思います。しかしねえ・・・正直言って・・・
ひでえ芸名だよ‼️
これを読んでいる方はご存知だと思うんですが、昔、愛人のポコ◯ンをちょん切った、阿部定が元だよ。芸名って結構大事だよ。大人計画の主催の松尾スズキが遊び半分で命名したんだね。が・・・最初の芸名はさらにひでえんだよ!これがまた!なんと・・・
死体写真‼️
阿部隆史(本名)は阿部サダヲになった時どう思ったのだろうか?私だったら、嫌だ!欅坂46の平手さんばりに叫んでグレちゃうよ。もうね、夜の校舎、窓ガラス壊して回っちゃう。
・・・はやめて。せいぜい歩道の空き缶を蹴飛ばすくらいかな。
話は飛ぶんですが、浅草キッドの玉袋筋太郎もひでえ芸名だよ!下ネタにも程があるでしょ。相棒は水道橋博士ですが、当初の芸名は・・・
二代目 亀頭白乃介‼️
いやね、芸名の話しなんで下ネタではございません。ちなみに玉ちゃんは公共放送の時は知恵袋になります。色々本人達はネタになってるんで良かったんでしょう。
まあ今時だとコンプライアンスがうるさいんで考えられないですね。関係ないけど、ぱいぱいでかみちゃんもでかみちゃんになったしね。
さてと・・・大したことのない枕は終わりです。まずは簡単にストーリーを。
Fランクの大学に通う筧井雅也(岡田健史)の元にある日一通の手紙が届きます。差出人は稀代の殺人鬼、榛村大和(はいむらやまと 阿部サダヲ) 榛村は高校生ばかり24人を殺害しています。なんとも胸くそ悪い。
榛村はパン屋です。地域の人の信頼を得ています。しかし・・・殺人鬼。「悪の教典」の蓮見と同じカテゴリー
知能は高いけど他者への共感性はゼロ。虐待された人間の気持ちにはならない。胸くそ悪い。精神的な疾患を抱えているんでしょうね。そのうち一人は冤罪ってね・・・どうでもいいわ!
そんな事を言ってはいけませんね。話しになりません。で、筧井は小菅拘置所まで会いに行きます。待合室に謎の男。長髪。
はたしてアクリル板越しに対峙します。あれ?これってあれだよね?
「羊たちの沈黙」
多分だが、みんな言ってる。(まだ皆様のレビューは読んでません)
そして筧井は個人的に捜査を始めます。それより・・・
勉強しろよ‼️
なんかね、原作者(櫛木理宇)はシリアル・キラーのマニアなんだなあと、感じました。あのエピソードは大久保清からあのシークエンスは愛犬家殺人事件から、あそこはベラミ事件から、etc…
帰ってからパンフレットを読んだら、真性のシリアルキラーマニアだった。執筆活動の前にシリアルキラーのウェブサイトをやっていたんだと。なるほどね。
秩序型殺人鬼、テッド・バンディをモデルにしたらしい。ただね・・・
ザック・エフロンと阿部サダヲは違いすぎ!
榛村の人たらしのテクニックも凄いね。まずはラポール(心理的距離)を掛ける為のミラーリング(動作を真似る) バックトラッキング(相手の言葉を繰り返す)
手練手管を使うんですね。
と、知ったような事を言ってすいません。ユーミンの「まちぶせ」の一節も思い出しました。
他の人がくれた ラブ・レター見せたり
偶然を装い 帰り道で待つわ
人って偶然が繰り返されると必然と感じちゃう生き物。ユーミンの洞察力は凄いよね。
そして監禁、拘束、虐待、殺害。いやあ胸くそ悪い。
原作や映画では語ってないけど性的な虐待もあるらしいですよ。原作者はそう言ってます。まあシリアルキラーは全員そうだよね。胸くそ悪いけど。
ストーリーの続きですがあんまり言っちゃあだめなやつ。この映画は。意外な登場人物が絡んできたり、筧井のアイディンティを揺るがす出来事があったり飽きないで最後まで観られました。
あとね、岩田剛典、ウェディング・ハイに続いて良くこの役を受けたな。イケメン、ミスター慶應、老舗靴店の御曹司、EXILE.
モテ要素しかないじゃん!ポーカーならエースの4カードだよ。こっちは月に吠えるだけ!ワン!
それからね、映画ってファンタジーなんで正論を言うのは無粋なんですが・・・24人を長期間に渡って殺害するのは無理です。今は監視カメラだらけだからね、それこそ佃煮にするくらいあるんだよ。言葉の言い換えで今は監視カメラじゃなくて防犯カメラらしいが・・・
うるせえよ‼️
なんとも長文の上にとっちらかったレビューとも言えないレビュー。ほぼ余談、または雑談。ごめんなさいね。
読んで頂きありがとうございました。またお暇な時にお付き合いして下さい。
暗鬱な作品で、悪い邦画です…
物語は一級のサスペンススリラー
白石和彌監督向きではない映画かも……
ネタバレです。
とにかく鑑賞した方はわかると思うのですがミスリードを何度も誘う映画です。
花びらが本当は爪だったり、阿部サダヲさんを岡田健史さんの父親にミスリードさせるような中山美穂さんのへんなセリフだったり、岩田剛典さんを殺人犯にミスリードさせたりと。
なんだか原作批判ではないけど日本で24人も殺人って可能なのか?とか疑問に思ったり、本当に冤罪でもう一人殺人犯がいた方が面白かった内容になるのでは?と思ってしまった。
あと岩田剛典さんはミスキャストだと思う。ほとんどセリフないし、長髪で顔は隠れてるし、痣で特殊メイクしてるし……柄本佑さんか柄本時生さんとかの方が向いてたような……
岡田健史さんの父親役の人も母親役は中山美穂さんなのだから、あれだけ出演シーンも多くてセリフもあるのだからもっと有名な俳優さんを使って欲しかった。益岡徹さんとか光石研さんとか向いてたかも。
やっぱりヤクザと汚職刑事が出なくて暴力シーンが少ない映画は白石和彌監督だとちょっと物足りなさを感じました。
ラストの落ちはそっちを描くのかーと思いました。
自分はてっきり岡田健史さんが闇堕ちして彼女を殺して爪を剥がすのかと予想して外れました。
_φ(・_・ガラスに重なる顔、、、、
死刑囚と主人公とのガラス越しの対峙、ガラスに重なる顔、触れそうで触れられない指先、精神侵食しようとする死刑囚、それを振り払らおうとする主人公。素晴らしい。
ただ、、、、途中、時間を確認してしまった、、、2時間映画なのに長く感じた。
なぜ?
んーーーん、ああやって人を拷問して殺戮に何かしらの意味を持とうとする殺人鬼っているんだろうけど、、、、、どうもそれが作り話を超えないというか。人を殺すってもっと衝動的であり金とか欲の産物であろうと思うのだが。どこかリアルが欠けているというか、、、。ラストはちょい驚き、サイコパスがどこまでも獲物を逃さない執念を感じ、ヒヤッ
っとしました。
『凶悪』のリリーフランキーと本作のアベサダオどっちが怖いってなった時迷わずリリーフランキーが怖いと思います。なぜなら確実に近くにいそうだから。
今度は心へのバイオレスか!
謎が謎を呼ぶ、怒涛の展開と回収。上半期で1番面白かった!
めっちゃ面白かった
2時間吸いつけられるように、コーヒー飲むのも忘れて見入ってしまった。
阿部サダヲ演じる連続殺人犯(サイコパス)榛村は、24人の17歳~18歳の頭の良さそうな真面目な高校生を残忍な手口で殺した。そして捕まり死刑宣告を受けた。しかし、最後の事件は自分のものではないと主張し岡田健史演じる青年雅也に手紙を出す。
と、ここまでにいくつかの謎が生まれる。
1、なぜ雅也は父親に疎まれているのか
2、なぜ母親(中山美穂)は自分で決められないのか
3、なぜ榛村は雅也に手紙を出したのか
4、初めに出てくる髪の長い男は(岩田剛典、絶対分からない)何なのか
5、中学で同級生という灯里(宮崎優、声も演技はたどたどしいがそこが役柄と合っていた)の存在。
6、最初に出てくる榛村が花びら状のものを用水路にばらまいでいる。これは何か?
謎ばかりだけど、話はどんどん進む。
サイコパスの犯罪者が他人を操る話は、「羊たちの沈黙」以降沢山あるが、なんと言っても殺人犯榛村自身が拘置所にいることで、逆に緊迫感が増すように感じる。しかも、レクター博士のように危険人物扱いはされていないところが不思議だ。
途中で増える謎
7、榛村は雅也の父親なのか?
8、榛村と母の関係は?
9、最後の事件の犯人は誰なのか?
10.、榛村はなぜ連続殺人をしたのか?
11、榛村の真の動機とは?
分からないことだらけで、目が離せない。
金子と雅也が再会するところで、事件は動く。
最後の雅也と榛村の対決は圧巻!全ての謎が回収され、真の背景と目的が明らかになる。この辺はぜひご自身の目でご確認を。
さらに蛇足のようなリア充じみた話がついてくるが、ここでもびっくりさせられる。
とにかく、全ての言葉のやり取りや画面から目が離せない。「刮目して」ご鑑賞いただきたい。
私は今のところ上半期1番と思うし、見て損のない映画だと思います。
よく出来た映画でした
阿部さんと岡田くんの演技がとても良かった。
正常な判断が出来ると思っている危うさを感じました。
最後は原作の方がより怖いと思いますが、映画としてはこちらで良いのかと思いました。
ひとつ気になったところは、金山が被害者を指さすところのロケーション。
もう少し見通しがきくところの方が、金山が被害者を認識していたのかそうでなかったのかの怖さがプラスされたとは思います。(原作どうだったかな?)
不意打ちのグロ
穏やかな映画ではない事は想像がついていた。予告編でもサイコパスと謳っていたし。
穏やかなパン屋でのやりとりから一変、急に拷問シーンで思わず目を逸らす。そんなグロ描写は聞いてない。
予告編では引きずられる所しか使われてなかったよ。
登場人物は基本的にボソボソ覇気がない。だから余計に榛村の語り口調が不気味。阿部サダヲさんは
ハマり役だと思った。
小柄で童顔、そして最も特徴的な猫目。
拘置所の職員すら味方に手名付けてしまうくらいだから、闇を抱えた人なら簡単に引きずり込まれるだろうな。
予告編でも衝撃のラストと言っていたが、まんまとしてやられた。
あの子の違和感はそういう事だったのか。
生理的な不快感とストーリーテリングの快感を同時に味わえる稀有な映画
先の読めない展開に引き込まれる。「なるほど、そういう話か」と分かった気になるたびに、まんまと裏切られる。やがて、自分も、主人公と同じく、連続殺人鬼の手のひらの上で踊らされていることに気付く。
誰からも好かれる感じの良い人と、極悪非道なサイコキラーを違和感なく演じる阿部サダヲが圧巻である。彼独特の「生気のない目」が存分に活かされ、一見すると有り得ないような犯人像に説得力を与えている。投獄された後も、獲物を定めて、心を操り、いたぶり、もてあそぶ犯人のキャラクターは、阿部サダヲの怪演とも相俟って、日本映画史に残るものになるのではないだろうか?
ただ、犯人が14歳の時の犯行と20歳の時の犯行、そして現在の犯行の「手口」や「嗜好」がそれぞれ異なり、一貫性に欠けるのは気になる。どんでん返しの仕掛けを作るための、後付けの理屈のようにも思えてしまったのは残念であった。
直視むりでした
たしか原作では人を焼いた煙でパンか具材をスモークしていたような?その時点でヤバいなと思いました。
ガラス越しに二人が重なる演出は北川景子さんのファーストラブでもありました。洗脳されていく様がわかります。
ほぼ原作通りでキャストもいい感じでしたが金山一樹だけ岩ちゃん?って思いました。
女性客を意識した感。
信頼関係を築いてからいたぶる行為、怖すぎます。
実にハラハラした。
昨日鑑賞してきました。
この作品は、主人公の雅也君が榛村に引き込まれるのか?否か?の危うさが特にドキドキしました。榛村に関しては殺人行為が『自分が生きる上で必要だった』という風に語るわけですが、これは以てのほかな意見で、このフレーズだけ聞くと多くの人はその理由に引き込まれて、自分の判断を失いやすい。例えばムシャクシャして人に当たるという行為も、『自分の怒りを消化するためには必要な行為でした』と語る事が出来る。人は、その都度、自分の人生において、何を選択するかが大変重要であって、榛村はその選択をまるで自分の選択ではなく『そうせざるを得なかった』とも受け取れる表現をしている。その点では、雅也君は、最終的に自分で判断しているところが、榛村と決定的に異なる点でした。中々面白い作品だと思います。が、痛々しいシーン苦手な方は最初の方でギブしそうなのでご注意ください
阿部サダヲの怪演が素晴らしい
自らの手を汚さぬシリアルキラー
二十四件の連続殺人を犯し
死刑判決を受けた『榛村(阿部サダヲ)』から突然送られて来た手紙。
そこには九件目の殺害だけは自分の犯行ではないとしたためられていた。
小菅の刑務所に面会に行き、
その言葉に信憑性の高さを感じた大学生の『筧井(岡田健史)』は
独自に調査を開始する。
地元の宇都宮でパン屋を営んでいた『榛村』の店は
当時中学生だった『筧井』にとって駆け込み寺のような場所であり、
そこで優しく接して貰ったことに恩義を感じている過去もあった。
調べを進めるにつれ、やがて
その稀代の殺人鬼がどうやら嘘をついてはおらず、
他に真犯人が存在する可能性に行き当たるのだが・・・・。
その真犯人にしても、物語の流れにしても、
ある意味想定通りの展開であり帰結。
もっともそれは自分が慧眼と誇っているわけではなく、
いみじくも劇中の科白にあるように、
冷静に物事を見れば自ずと導かれる設定。
ただ本作が巧みなのは、至る所に「red herring」をばら撒き、
鑑賞者の思い込みも利用した幾つもの仕掛けが奏功していること。
それは目から耳からの両面で、
あっさりと手管に巻き込まれてしまう。
なによりも、語り手の一人称で全編が通されている構成が大きく寄与。
作り手サイドの意志が、かなり効果的に反映されている。
勿論、その流れに身を任せ、
終盤に向け手に汗握る姿勢もあろうが、
ここはやはり頭をフル回転し、
サイコサスペンスに挑むのが正しかろうと言うもの。
何故なら、タイトルそのものが指し示している如く、
答えは最初から眼前にあるのだから。
先ずはシリアルキラーは人転がしでもあり、
向き合った人間の懐にすっと入り込み、
いとも容易く手玉にとることができるとのテーゼがあり。
次いで、親からの強い抑圧下で育った子供には
必ずつけ入る心の隙が大きく空いているとの要件が満たされる必要が。
しかし、そうした人間があまりに多く登場し過ぎると、
胡散臭さとやり過ぎ感が漂う。
物語は白けたものになってしまい、
本作は相当そちら側に踏み外しているよう。
主要な人物の巡り合わせも、
あまりに都合よく出来過ぎている。
一方、長い年月を掛け周到に張り巡らされた罠の構成は、
これを発案した原作者のアイディアを褒めるべき。
異常な心理的欲求を持つ人間は
過去に人を殺めた記憶を反芻するだけでも快感を得、
また他人をコントロールすることにも同様の快楽を感じるとの背景。
よもや『榛村』は殺人をやりつくし、
意図的に逮捕され、刑が施行されるまでの長期間を
人を動かすことで新たな楽しみを得ようとしたのでは、と
勘ぐりたくもなるが。
常であれば饒舌で多動の『阿部サダヲ』が
ここでは一転、ほぼ動かず、静かな口調で人々を誑かす。
その静かなたたずまいと、底が見えぬような暗い眼差しで魅せる演技は出色。
異なる境地と感心する一方で、
『筧井』を演じた『岡田健史』は主に人物の造形に首を傾げることが多々。
家庭内の軋轢だけで、果たしてこのような性格が出来上がってしまうのか、
どうだろうか。
全557件中、421~440件目を表示