死刑にいたる病のレビュー・感想・評価
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拍子抜け…
阿部サダヲとそれ以外の出演者の演技力の乖離が大きい。主人公の性格付け、周囲の人間関係が類型的と思います。他の方も指摘しているように20人以上の人間を連続して殺めるなど設定に無理がある。結局この犯人は何をしたかったのかがよくわからず、モヤモヤが解消されませんでした。
アンチ娯楽映画
最初から最後まで気持ち悪い雰囲気の映画で、気が滅入る映画でした。阿部サダヲさんといえば『マルモのおきて』や『舞子Haaaan!!!』などのコメディ色の強い俳優ですが、今回シリアルキラーの役ということで、期待していました。
表裏の演技が素晴らしかった。パン屋としての榛村は人当たりが良くて明るいのに対し、殺人鬼の榛村は感情を表に出さず、淡々と殺人をこなしていく様はちょっと引いた。
伏線も多く、映画に没頭しましたが結局榛村はなにがしたかったのかよくわからなかった。
中山美穂と岩田なんたらが、、
こういう悪寒が走る映画大好き。ただ岩田なんたらの今時の若者感と中山美穂の生活感のなさがなんとも映画のチープ感をだしていました。岩田をお父さん役の人、中山美穂の役は岩井志摩子がやったほうが良かったんじゃない?
なんかおしい
予告も素晴らしく、阿部サダヲの死んだ魚の目具合も素晴らしく期待していたのだが。
なんかおしい。
役者はみんな良き。岡田くんもハマってるし、個人的にはコメディの阿部さんはあまり好きではないので、こっちのシリアスの方がハマる。
ただ、岩ちゃんじゃなくても良かったかな、この役。岩ちゃんだけハマってない。
なんか、結局、犯人が何したかったのかよくわからないんだけど、ただのサイコパスなだけって事?それに怯えた周囲ってだけ??
ラストシーン、彼女も犯人に躍らされてたって事?
よくできたホラー・ミステリー
連続殺人犯が、しかし自分が犯していない一件があると主人公に告げ、主人公が真犯人を暴くためにがんばると、実はすべての人物が連続殺人犯の掌の上にいたという話。
よくできたお話で面白い。
この頃は、登場人物に感情移入する話より、「実は、こうでした」と事情がうまく説明される作品に人気が集まるなと思いました。
#35 人の心を操れる人って凄い
人に何かを強いるのではなく、強いてるのに選択させるように操れる能力を持つのが主人公。
その主人公に操られていることを途中で気づきながらも答えにむかって進んでいく雅也。
どんな結末かめちゃくちゃ興味があったけど、最後にこうくるか〜って感じ。
爪に魅せられてるのは雅也1人じゃなかったんだー。
最初から最後まで全く飽きることなく楽しめました。
衝撃はあるものの不完全燃焼感が否めない
油断した隙に脳天にチョップ食らわされるようなそんな映画。
面白かったし終始見入ってしまったけども、正直どこか不完全燃焼感が否めない…発言や演出の意図が分からず最後までモヤモヤしたまま終わってしまった部分があり、そこが少し残念でした。
ただ主演の阿部サダヲのハマり具合は圧巻で、やってることは冷酷で最悪極まりないのですが、近隣住民やパン屋としてお客さんに振る舞うあの笑顔からは考えられない行動や言動はまるで本物のサイコパスかのような狂気を感じました。
被害者たちの鬼気迫るリアルな演技も相まって観ているこちらも「本当にいつこんな事件に巻き込まれてもおかしくないな…行きつけのあの店長ももしかしたら、、」なんて考えてしまうほどでした。
いろんな恐怖映画のハイブリッド、とも言える。日常生活で「普通に感じのいい人」に気をつけてしまう後遺症が、、、
封切り間もなく、誘われて勢いで見てしまいました。キャスティング、良かった。アップに耐えうる表情のできる人たちで。なんだかいろいろと偶然が重なってる無理のあるプロットなんじゃあと思ったけど、そこにある人の強い恣意性があったという納得感。
一つ一つの構図に完成度の高さを感じました。できれば顔を伏せないで鑑賞できる工夫をしてほしかった、、、(個人的希望)。
個人的なレビュー
一通り観た感想としては結構面白かったが最後に詰めすぎた感じがする。あとアンチじゃないが小説を読んでる勢からするとどうしても岩田くんがチープに感じた。なんか髪とかカツラ感半端なくて化粧した結果の白すぎる顔面とか違和感とコント感があってあんまり好きになれなかった
阿部サダヲの瞳に吸い込まれそうになる
白石監督が好みなので観に行きましたが、ドンピシャで面白かったです。
特に役者陣は最高。阿部サダヲがサイコパス特有の二面性を、高い演技力で見事に演じていて、思わずこちらも心を奪われそうになります。黒カラコンの求心力が凄い。
岡田健史の武骨で人付き合い苦手そうな感じも上手いと思った。ただ、「孤独な大学生は1人でスカッシュせんやろ!」や「Fランの割に探偵役として優秀すぎんだろ!」というツッコミを入れたくなりましたが。
あと個人的に、飲み会で「情報交換なんてするわけねぇだろ!」と絡んでくる大学生がダサくて好きでした。
「阿部サダヲに洗脳されてみたい」っていう人にオススメ!
グロと虐待はもう、イイかな
グロいシーンは目を覆います。実際に画面に出さなくても、余白で見せることってできると思うんですよね。カット繋ぎとかで。
まあ、そういうシーンが売りの監督なんでしょうけど。
あと、この地方って、そんなに人口多そうでもなかったけど、虐待多いんだな、て思った。
取り上げられることが多い虐待、わざわざ金払って見たくないって。
そいつは信用出来るのか?それとも信用出来ないのか?
はい。良く私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。
さてと・・・阿部サダヲ主演のサスペンス映画ですか。
阿部サダヲって不思議な存在ですよね。大人計画の繋がりで宮藤官九郎脚本で良く見るなあ・・・でも絶対に主役にはなれねえよ!
イケメンじゃねえし、背も高くねえし、いまいちキャラが定まってねえし。ずっと脇役だよ!が・・・
ごめんなさい。何回も謝ります。土下座して謝りますから許して下さい。謝罪の王様なみに。なんと本作は堂々の主演。(正確には岡田健史とのW主演)
テレビドラマの「マルモのおきて」からだと思います。しかしねえ・・・正直言って・・・
ひでえ芸名だよ‼️
これを読んでいる方はご存知だと思うんですが、昔、愛人のポコ◯ンをちょん切った、阿部定が元だよ。芸名って結構大事だよ。大人計画の主催の松尾スズキが遊び半分で命名したんだね。が・・・最初の芸名はさらにひでえんだよ!これがまた!なんと・・・
死体写真‼️
阿部隆史(本名)は阿部サダヲになった時どう思ったのだろうか?私だったら、嫌だ!欅坂46の平手さんばりに叫んでグレちゃうよ。もうね、夜の校舎、窓ガラス壊して回っちゃう。
・・・はやめて。せいぜい歩道の空き缶を蹴飛ばすくらいかな。
話は飛ぶんですが、浅草キッドの玉袋筋太郎もひでえ芸名だよ!下ネタにも程があるでしょ。相棒は水道橋博士ですが、当初の芸名は・・・
二代目 亀頭白乃介‼️
いやね、芸名の話しなんで下ネタではございません。ちなみに玉ちゃんは公共放送の時は知恵袋になります。色々本人達はネタになってるんで良かったんでしょう。
まあ今時だとコンプライアンスがうるさいんで考えられないですね。関係ないけど、ぱいぱいでかみちゃんもでかみちゃんになったしね。
さてと・・・大したことのない枕は終わりです。まずは簡単にストーリーを。
Fランクの大学に通う筧井雅也(岡田健史)の元にある日一通の手紙が届きます。差出人は稀代の殺人鬼、榛村大和(はいむらやまと 阿部サダヲ) 榛村は高校生ばかり24人を殺害しています。なんとも胸くそ悪い。
榛村はパン屋です。地域の人の信頼を得ています。しかし・・・殺人鬼。「悪の教典」の蓮見と同じカテゴリー
知能は高いけど他者への共感性はゼロ。虐待された人間の気持ちにはならない。胸くそ悪い。精神的な疾患を抱えているんでしょうね。そのうち一人は冤罪ってね・・・どうでもいいわ!
そんな事を言ってはいけませんね。話しになりません。で、筧井は小菅拘置所まで会いに行きます。待合室に謎の男。長髪。
はたしてアクリル板越しに対峙します。あれ?これってあれだよね?
「羊たちの沈黙」
多分だが、みんな言ってる。(まだ皆様のレビューは読んでません)
そして筧井は個人的に捜査を始めます。それより・・・
勉強しろよ‼️
なんかね、原作者(櫛木理宇)はシリアル・キラーのマニアなんだなあと、感じました。あのエピソードは大久保清からあのシークエンスは愛犬家殺人事件から、あそこはベラミ事件から、etc…
帰ってからパンフレットを読んだら、真性のシリアルキラーマニアだった。執筆活動の前にシリアルキラーのウェブサイトをやっていたんだと。なるほどね。
秩序型殺人鬼、テッド・バンディをモデルにしたらしい。ただね・・・
ザック・エフロンと阿部サダヲは違いすぎ!
榛村の人たらしのテクニックも凄いね。まずはラポール(心理的距離)を掛ける為のミラーリング(動作を真似る) バックトラッキング(相手の言葉を繰り返す)
手練手管を使うんですね。
と、知ったような事を言ってすいません。ユーミンの「まちぶせ」の一節も思い出しました。
他の人がくれた ラブ・レター見せたり
偶然を装い 帰り道で待つわ
人って偶然が繰り返されると必然と感じちゃう生き物。ユーミンの洞察力は凄いよね。
そして監禁、拘束、虐待、殺害。いやあ胸くそ悪い。
原作や映画では語ってないけど性的な虐待もあるらしいですよ。原作者はそう言ってます。まあシリアルキラーは全員そうだよね。胸くそ悪いけど。
ストーリーの続きですがあんまり言っちゃあだめなやつ。この映画は。意外な登場人物が絡んできたり、筧井のアイディンティを揺るがす出来事があったり飽きないで最後まで観られました。
あとね、岩田剛典、ウェディング・ハイに続いて良くこの役を受けたな。イケメン、ミスター慶應、老舗靴店の御曹司、EXILE.
モテ要素しかないじゃん!ポーカーならエースの4カードだよ。こっちは月に吠えるだけ!ワン!
それからね、映画ってファンタジーなんで正論を言うのは無粋なんですが・・・24人を長期間に渡って殺害するのは無理です。今は監視カメラだらけだからね、それこそ佃煮にするくらいあるんだよ。言葉の言い換えで今は監視カメラじゃなくて防犯カメラらしいが・・・
うるせえよ‼️
なんとも長文の上にとっちらかったレビューとも言えないレビュー。ほぼ余談、または雑談。ごめんなさいね。
読んで頂きありがとうございました。またお暇な時にお付き合いして下さい。
暗鬱な作品で、悪い邦画です…
GWだったので、勢いで映画館に入ったのですが30分程観て、はて…この感じは○枝監督作品だったかと、非常に後悔しながら観ました。(ただの雰囲気映画と言いますか…(*´Д`))
見終わった後も、足早に劇場を出たのですが、監督がまさかの白石監督!!邦画のこのテイストが、なぜ毎回f**kなのか分かる方教えて下さい。
唯一、良かったのは脇役の俳優さん達でしょうか。オチの女優さんが、割と上げられてますが…私的に理解不能です。役がとんでるだけで、そこらの道系アイドルでもでき… と、誰か訪ねて来そうなのでここまで。
胸糞映画が好みの方は好きだと思います。是非ご観賞下さいませ!
物語は一級のサスペンススリラー
物語は一級のサスペンススリラー。阿部サダヲさんの怪演が秀逸過ぎて怖すぎる、白石和彌監督ワールドの恐怖演出も流石。
自分のように残忍シーンは顔を伏せて見ればある意味の名作。観終わった後決して気分はよくないけど天才俳優、岡田健史君の名演も含めて映画としての観点としては素晴らしいと言わざるを得ない。
ラストの阿部サダヲさんと岡田健史さんの心理戦は超見所。
白石和彌監督向きではない映画かも……
ネタバレです。
とにかく鑑賞した方はわかると思うのですがミスリードを何度も誘う映画です。
花びらが本当は爪だったり、阿部サダヲさんを岡田健史さんの父親にミスリードさせるような中山美穂さんのへんなセリフだったり、岩田剛典さんを殺人犯にミスリードさせたりと。
なんだか原作批判ではないけど日本で24人も殺人って可能なのか?とか疑問に思ったり、本当に冤罪でもう一人殺人犯がいた方が面白かった内容になるのでは?と思ってしまった。
あと岩田剛典さんはミスキャストだと思う。ほとんどセリフないし、長髪で顔は隠れてるし、痣で特殊メイクしてるし……柄本佑さんか柄本時生さんとかの方が向いてたような……
岡田健史さんの父親役の人も母親役は中山美穂さんなのだから、あれだけ出演シーンも多くてセリフもあるのだからもっと有名な俳優さんを使って欲しかった。益岡徹さんとか光石研さんとか向いてたかも。
やっぱりヤクザと汚職刑事が出なくて暴力シーンが少ない映画は白石和彌監督だとちょっと物足りなさを感じました。
ラストの落ちはそっちを描くのかーと思いました。
自分はてっきり岡田健史さんが闇堕ちして彼女を殺して爪を剥がすのかと予想して外れました。
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