余命10年のレビュー・感想・評価
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原作を読んでない人は原作から
小坂さんのファンです。'17年に初めて原作を読んで、
茉莉ちゃん(小坂さん自身)の人生、その表現のされ方、
小説を通して伝えられた生きることの大変さそしてその喜び。
本当に今までないくらいの感動と衝撃を受けました。
そしてその本が今回映画化。
小松菜奈さんが茉莉ちゃん役というのは
「なるほどいいな〜」と思いましたが、
驚いたのは坂口健太郎さんでした。
和人役を坂口さん
選んだ方、本当にすごい😭😭
当たり役すぎて興奮してしまいました。
映画の内容は小説とは少し異なるとこもありましたが、
映像や場面の切り替わりも綺麗で美しく、見入ることができました。
RADWIMPSさんの【うるうびと】
和人が茉莉ちゃんが居なくなったあとの1人の世界を生きる様子が歌詞に現れていて感動しました。
流れるタイミングもすごく良かったです。
最初の方音響が気になりましたが、本当に良い映画でした。
見ることが出来て良かったです。
泣かせにきてないからより泣ける
私は映画やドラマを見て泣いたことがなかったのですが初めて泣きました。最初10年って長いな、と思っていましたが10年って長いようで短いんだなと感じさせられました。まつりが泣いているシーンが少なかったので初めて泣いているシーンになったときに映画館中大号泣でした。泣かせにきてる感が一切ない!
役者さんが10年間の物語の中でしっかりと変わり続けていてリアリティがありました。
そして映像がすばらしかったです。ビデオカメラを使ったことがよりよかったと思います。
珍しく2時間以上ある映画だったのですが、すごく濃い2時間です。役者、映像、脚本、すべてにおいてすばらしい作品でした。もう泣ける作品は出てこないと思います笑
泣かないと決め込んだが泣いた
高林茉莉は20歳の時に100万人に1人の不治の病にかかった。ある時、同窓会に出会った真部が自殺未遂で病院に入院したと同じ同級生の富田から連絡を受けた。この出来事をきっかけに高林と真部が距離を縮めてゆく。高林が数年後に亡くなるとは知らずに・・・。
恋愛モノでもあり人間ドラマの映画でした。なので、イチャイチャしてるシーンを観ても悲しく思えるのが今作の見どころ。彼女を取り巻く人たちも良い人ばかりで不快にならなかった。しかし、姉の桔梗の結婚式で薬を飲むためにトイレに入っている最中に、おばちゃんたち2人が茉莉についての会話シーンが地獄。
クライマックスにはスキー旅行から帰ってきた時、両親に本音を打ち明けたシーンが涙腺を刺激した。死の恐怖よりも、親孝行や仕事に努力したいという彼女の思いが実らないことを悟った家族全員のやりきれない思いが私の心に深く突き刺さった。
邦画でこんなに泣いたのは15年ぶりだと思ます。脚本やカメラワークも一級の演出だと思うので観て損はないと断言します。
小松菜奈さん
辛くて悲しくて切ないお話
いや~~泣いた! 中盤からずっと泣いた! 主演の二人もそうだけど、...
映像が美しかったです
原作を読んでからの映画鑑賞でしたが、とても素晴らしくて1日1日大切にしていきたいって改めて思えました。1年を通しての撮影は聞いていたけど、想像以上に美しくてびっくりしました。多分映画でこんなに泣いたのは初めてです。また観に行けたらいいなー
有りがちで、展開が…
一年間かけて撮影した場面場面の情景は丁寧で、美しい。
ほぼ一年間かけて撮影したそうです。
だから、写し出される季節季節の情景や四季の移り変わりの映像が丁寧で美しかった。特に桜のシーンは綺麗だった。
そもそも、小松菜々さん、(満開の桜や、青い海や砂浜、花火 等々)美しい景気、そしてそこに、ピアノのBGMが流れれば、それだけで最高。
それにしても、この世界は、タイムカプセル、オリンピックの開催や『数年後には、◯◯が行われる』といった、未来へのアナウンスで溢れているんだなぁといまさらながら、あらためて気がついた。
その『お知らせ』を受けとる人は、当然来るべき未来の時も生きている前提で話されている。
『私達ってさ、どっちが可哀想なんだろ、あ、ごめん。いまのなし』
岡田惠和さんが脚本と知り、納得。
『もっと生きていたい.親孝行だってしてないし……』は、親にとっては、killer word。
でも、早朝のバンガローのシーン。
1人で帰さず、ついていってあげたらいいのに。
そのあとも、ずっとそばにいればよかったのに。
小松菜々さん、大人になったなあ。
充実感
やっぱり泣けてしまう。
泣けた。ボロボロじゃないけど涙が出た。 悲しいよなあ。現実なだけに。
この映画観るまえに、映画を観て時間を過ごすことを
「どうなのかな?」なんて少し疑問というほどでないけど有意義なのか考えてしまった。
でもこの映画を観ながら、映画って自分を今と違う世界に連れて行ってくれる。ふだん忘れていることを考えさせてくれる。大事だなあと思いました。
※
リリーフランキーかっこよかった。
焼き鳥焼きながら和人と
「好きな人と出会えるって幸せだよな。」と話すところ。
そして和人に「今日はもうあがっていいよ。」というところ。
男を演じているなあと思いました。
※
坂口健太郎。この人いい役者だよなあと思う。
無秩序でない、素直な現実に戸惑う青年を演じたらピカ一だと思う。
「at Home アットホーム」、「今夜、ロマンス劇場で」、「仮面病棟」。そしてこの作品もすごく良かったです。
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