「自分を投影したヒロイン! 最後に愛した人と残した軌跡の作品」余命10年 美紅さんの映画レビュー(感想・評価)
自分を投影したヒロイン! 最後に愛した人と残した軌跡の作品
20歳のまりが原発性肺高血圧症と言う難病になり、自分が余命10年と言う宣告を受けたら
どう感じるか、どのようにして生きるか?
と言うことを見ている人に問いかける
ストーリーでした。
同窓会で出逢いをした2人、まりと和人が
すれ違う感情がありながら、人間として
成長していく姿
家族や大事な人を想いを馳せる小松菜奈さんの横顔が美しく見えました。
絶望的な気持ちになっていた和人が
社会復帰して立ち直る場面は、まりが亡くなってからもこんな風に生きて欲しいと言う願望が見えました。
まりがライターとして頑張る姿に応援したいと
思いました。
家族である父親と母親、姉の桔梗が温かい目で見守る姿がありました。
和人が新しくオープンした店に、夢を切り拓くイメージがしました。
薄紅の桜の花びらを見て、亡くなった人との
一途な恋を思い出すシーン
季節の風を感じました。
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