「当事者か、残される側かどちらが幸せなのか」余命10年 Kajiさんの映画レビュー(感想・評価)
当事者か、残される側かどちらが幸せなのか
題名の通り、余命10年の物語で実話を元にした話である。
実話を元にしてるためかリアルである反面、映画としての内容に予告で期待を持ち過ぎた気がする。
要所要所で泣けるポイントが作り込まれてるが、余命10年と聞くと短いのか長いのか漠然としており、個人的にはあまり感情移入ができなかったが、劇場内ではすすり泣く音が聞こえた。
おそらく、10代〜20代の学生や社会人が観るのと、30代や親の立場になって観るのとでこの映画の見方・魅力も異なるのではないかと思った。
余命の描写をフラッシュバックさせる部分で泣くのは分かるが、伏線回収もなくただただ終わっていった感がすごい。
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