「煽りすぎ」余命10年 みみずさんの映画レビュー(感想・評価)
煽りすぎ
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実話に基づく話ということで故人のご冥福をお祈り申し上げる。
以下はあくまで映画の感想。
観終えての感想は、カズ君カスじゃね?というものだった。
不治の病と打ち明けられてあっさり別れてしまう。
ラストにとって付けたようなフォローはあったが、逆に鼻白んだ。
出版された小説を手に、このカズ君って俺だよとご満悦の光景が目に浮かぶ。
心の汚れた爺の見解だろうか。
余命1ヶ月の花嫁と終始比較してみていたが、雲泥の差と感じた。
では、全くダメだったのかというと途中までは結構泣けた。
泣くつもり満々で足を運んだので、冒頭でまず涙。
その後も主人公2人よりも姉や友人、居酒屋のマスターに目頭が熱くなった。
しかし、思ったほどではなく、泣ける泣けると煽りすぎでは?
白紙の状態で臨めたならもう少し見方は変わっていたかもしれない。
いずれにしろ、原作には興味が湧いたので読んでみたい。
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