ロスト・ボディ 消失のレビュー・感想・評価
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オチが読めたら俺の勝ち・・・って、やめませんか?
オチ見破ったの自慢して楽しいか?
で、オチ見破った映画は評価下げるって
何かが決定的に間違ってないか?
映画をクイズバラエティ番組と勘違いしないで欲しいよ。
全く。
そんなモン見破っても貴方の価値は上がりません。
レベル低いなあ。
内容を理解出来なかったなら、評価しないで下さい。
内容を理解出来なかったのは、映画の所為ではありません。
ところで、この映画は面白かった。満点。
コンクリート詰めにしてしまえば全部チャラ・・・、
って話、地下室の煉瓦の壁も含めると割と起源は古い。
それよりも
結構リアルタイムな主観テイスト&
非常識女子の甲高い嗤声で
神経を直接ザラッザラッと触られる感じ?
「嫌な映画」ジャンルの最近の大ヒット、
と言ってもいいくらいホント神経に障る。
けど、この・・・って、雨とか足留めとか含め、
「勝ち組な筈なんだけど、人生そんなに甘くない」キャラは
スゴくイイ。
ワクワクさせてくれる。
だってもう、ホラーじゃんコレ。
「来た来た来た!」って感じ。
そういうの好き。だから満点。
にしてもなあ、
オチ見破り自慢する小学生の皆様には、
絶対反対を宣言したい。
雰囲気重視の低予算映画
悪くはないが…物語の展開ためにキャラクターを作り上げた感がマンマン。
やりたいことは分かるが序盤の2人の掛け合いをほとんど無に帰す終盤の展開。ラストはラストでどんでん返しの感覚も薄く、観終わった感想は「不快な話を聞かされる少々長めの"世にも奇妙な物語"」。
時間返せ!と言いたくなる要素も多い。
プロットとしては良さそうなだけに色々と惜しいなぁと思う。
主演ジェイクギレンホールでありそうなサスペンスでもあり、ジェイクが演じたらそれだけでもうちょっと面白くなったかも?と妄想してしまう。
謎だらけで掴みどころのないテクスターは演じるのが難しそうな役なだけに頑張ってはいるが魅力が感じられず、印象は『不快』に終始してしまっていた。
邦題もラストに重ねたつもりかもしれないが、なんだかあからさまな気もするし。原題の『A PARFECT ENEMY』の方が気が利いていて良かったと思うが。
この邦題には同意しかねる。
英語版タイトルのPerfect Enemyの方が遥かに良いと思う。テセル役の女性は南アフリカ出身の白人(なので恐らくオランダ系)だが、(顔は似ても似つかないが)声と話し方が若い頃のオードリー・ヘップバーンに似ていると思った(そう言えばオードリーの親もどちらかが確かオランダ人だった筈)。まあまあ面白いとは思ったが、テセルはジェレミーの病んだ心が作り出した妄想だと考えると彼女の子供の頃の悲惨なストーリーは一体何だったのだろう?
自身の敵は自身か
テクスターと名乗る女に絡まれ、おかしな話を聞かされながら少しずつ主人公が真相を思い出していくという展開なのだが、終盤になるまでやや分かりにくいかも。
とはいえ空港のミニチュアとか、トイレにテクスターが入ってきたにも関わらず無反応の男とか、おかしなシーンは要所に挟まれているので気づく人は気づくだろう。
最後のセメントに沈められそうになるところと、逆転しテクスターを沈めるあたりは個人的にかなり好き。
真相を隠して忘れて生きてきたこれまでの自分と、罪の意識や善性とも言えるであろうテクスターが競り合ってテクスターが負けるというだけでなく、しっかりとセメントに沈め、それと同時に殺人の事実も意識の底に沈めるところが映像として描かれていて良い。
その後席に戻った主人公の指の傷がなくなったのも、テクスターという女が現れたことや空港で起きたことをすべてなかったことにして、元の自分に戻ったということの現れなのだろう。
そういう細かい描写が好みだった。
建築家が作り上げたもの
主人公は建築家、突然やってきた若い女性のために飛行機を乗り過ごす。
待合スペースで自分語りを始めた女性だったが、どれだけ突き放してもやってくる。
最初のうちは女性のサイコパスものかと思ったが、いやいやおかしいと思ったんだよね。
どんでん返しは求めてはいけない
他のひとのレビューにあるよりはおもしろかったと思う。
最初から奥さんの話してるので、割と展開は予想できてしまって意外性はゼロだが、ゆっくりと静かにそれが明かされていく過程は雰囲気があってよいと思う。
思えば空港でSNSのコメント削除していたところから、きちんと伏線はられていたのか。
【完全な敵、敵の化粧】
英語タイトルは、「完全な敵」
オリジナル・タイトルは、「(たぶん)敵の化粧」
日本タイトルは、「ロスト・ボディ 消失」
物語は、途中からちょっと予想がついてくる。
だから、空港のミニチュアは、余計な演出のような気もする。
わかっちゃうから。
こうした犯罪の後悔とか、トラウマは長年付き纏うとか、次第に精神を病んでいくというのは、今時、ちょっと古い感じがする。
まあ、テクスターの演技が鬼気迫ってて怖いは怖いけどね😁
世にも奇妙な物語の長いバージョンって感じで、どうぞ。
ストーリーテリング力はすごいんですけど
ストーリーテリング力が、すごい。謎のオランダ娘が主人公に話して聞かせる物語は、先が気になってしょうがない。貧乏で悲惨な少女時代の猫まんまの話なんかオチがないから、逆に2人目の殺人の話が気になってしまう。
パリで墓地で偶然出会った美しい女性をストーキングする第二話も、メチャクチャなストーリーなんだけれども、ヤバそうなオランダ娘が語るからリアリティがあるんだよね。
空港の工事現場で生コンクリートを映し出したあたりで、やな予感がしてきた。
やっぱりオチはそっちの方なの。力が抜ける。
もしも~し、どこにいますか?
飛行機に乗り遅れ次の便を待つラウンジで、知り合ったばかりの女に不穏な話を聞かされる男の話。
嫌いなパリでの講演会を終え飛行場に向かう最中、渋滞に巻き込まれた車の窓を叩いた女を同乗させたことで巻き起こっていく。
はっきり断れば良いのに、付き纏う女の話を聞いてあげる主人公に、情けないのか優しいのかと感じつつ、この女ヤバいなと。
何の話を回りくどく話しているんだ?と思いつつも、どうなって行くのかと期待していたけれど、あるところであれ?これさっき…。
ちょっと自分の好みではない方向に話しが転がって、さあどう説明し繫げるのか………えっ?
始まりは?
切っ掛けは?
もしかして全部?
投げっぱなしにも程がある…というか、何一つ実際にあったことではないけれど、そんな悪い夢にうなされただけって解釈もあり?
何一つ良いところ無しとは言わないけれど、この締め方はあまりにも頂けない。
まさに泥試合
愛する人を忘れられない完璧主義者の建築家の男が、暗い過去を抱えるというウザ絡み女子と展開していく物語。
序盤はとにかくツッコミ所満載!!
さっさと警備員呼べば良いのにそれもせず、逃げりゃあ良いのにトイレに籠るし、そもそも無視すりゃあ良いでしょ・・・。
といった具合に、とにかく枚挙にいとまがないが、主人公が何だかんだ小娘の相手をし続ける理由は後半判明することに。
まどろっこしさはあるものの、小娘の話の続きは気になるし、思いの外退屈しない展開。
こりゃあもうオチが読めた!と言った流れからももう一展開あり、唯一引っ掛かった時系列の疑問も、ある意味なるほど、といった感じ。
何でもありと言えばそうだけど、最後はハラハラさせられ、逆転につぐ逆転の、文字通り「泥」試合は中々面白かった。
・・・でも、このオチだと結局全部この人1人の・・・ってことだし、何も無かったし何も残らなかったし・・・ってのはちょっと思ってしまった。
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