「13歳の少女ベッキーが、脱走した凶悪犯4人組を相手に反撃開始。 普...」BECKY ベッキー　ホンマサさんの映画レビュー（感想・評価）

13歳の少女ベッキーが、脱走した凶悪犯4人組を相手に反撃開始。
普通なら無力なはずの子供が、別荘にある身近な道具を次々と武器に変え、敵を誘き寄せて一人ずつ仕留めていく。

問題はその殺し方が惨すぎること。スカッとする爽快感がある反面、あまりに残虐で思わず目を背けたくなる場面も多い。
それでも、理不尽に家族を奪われた少女の復讐劇としては強烈に心に刺さる。

まさに“ランボー級の復讐心”を秘めた少女か、それとも“バイオレンス版ホームアローン”か。
無垢な年齢と凶暴な行動のギャップが恐ろしくも面白い、鮮烈なスプラッター・サバイバル映画だった。