劇場公開日 2021年11月19日

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1941 モスクワ攻防戦80年目の真実のレビュー・感想・評価

全28件中、21~28件目を表示

4.0ソ連側からみたナチスとの戦い

2021年11月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

萌える

第2次世界大戦下の1941年10月、ソ連に侵攻したドイツ軍は、モスクワを目指して進軍していた。首都が陥落すれば、ソ連の敗北につながるため、モスクワを死守する必要があり、ソ連軍は訓練中の学生兵を戦場に送り出した。ポドリスク兵学校士官候補生のラヴロフやディミトリ、看護師のマーシャら3500人の若者たちが最前線に送られた。モスクワは守れたのか、という話。
本物の戦車などを使いその当時の村、道、川、橋などを作って撮影したらしく迫力満点だった。
ソ連側からみたナチスドイツとの戦いのためドイツ兵の顔はほとんどわからず、気の毒な面も感じた。
一方、ソ連兵は家族や恋人などを描いていて、戦場で恋愛とかもあり感情移入出来たし良かった。
特にマーシャ役のリュポフ・コンスタンティノワが美しくて可愛かった。

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りあの

3.5DROOG

2021年11月21日
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単純

興奮

1941年10月、ナチスドイツのモスクワ侵攻を足止めするべく出兵させられた3500人の士官候補生と指揮官の話。

超有能だけど調子にのっちゃうラヴロフと生真面目な友人ディミトリ、そして看護師のマーシャちゃんの恋愛話に始まり、あー、この3人が軸なのねと思ったけれど、蓋を開けてみたらその他の人物達にもなかなかに焦点が当てられていて、激しく厳しい戦時下での人間ドラマもなかなかみせてくれる。

ロシア映画なのでひたすらソ連視点で描かれていて、ちょっと格好つけ過ぎな感じも否めないけれど、とても熱くて面白かった。

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Bacchus

3.5ロシア美女に弱い人限定名画

2021年11月21日
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鑑賞方法:映画館

また今年も独ソ戦です。今度は大っぴらにメロドラマ付きです。モスクワ防衛戦車戦のドラマが売れたからだと思います。戦争映画に女子供を使って泣かしに来るのは反則だと思うんですよね。何か、あざとくないですか?ったく。

などとなどと。
文句付けようとしたらですよ。
ん?んんん?げっげげーーーー!
か、か、かわいいいいいいい!
リュボフ・コンスタンティノワが天使。
これ見逃したら、一生の後悔もんです。
いや、ロシア美女に弱い人に言ってますけどw

T-34ほどエンタメに振ってるわけではありません。
悲惨です。反戦です。メロドラマ要素も悲劇です。最後は、ひめゆり。
あざといですけど、この、ひめゆり演出は効きます。ものすごく。
ちなみに、この防衛線に動員されたのは、18歳と19歳の少年たちでした。
映画じゃ、老けて見えてますけどね。

良かった。
マーシャだけで、☆3個分くらいの破壊力があった。

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ポドリスク陸軍士官学校の士官候補生、3,500人が防衛戦で命を失った史実を元にしており、戦況やドイツ軍が赤軍の旗を掲げながら移動したトリックなどは史実に基づいたものです。

◆この映画に至るまでのドイツ-ソ連戦の背景
1941年8月、ドイツはスモレンスクを陥落させますが、内部では対立が生じていました。モスクワへの直進を主張する第二装甲軍集団司令官のハインツ・グーデリアンと、現地赤軍の殲滅を主張する第三装甲集団のヘルマン・ホト。

元々、これほどまでにソ連戦で苦戦するとは考えていなかったヒトラー。スモレンスク包囲戦でも、激しい消耗を強いられた事から、ヒトラーはソ連に経済的損失を負わせることで、その力を削ごうとします。

ヒトラーの指示は、モスクワでも赤軍殲滅でもなく、北のレニングラードと南のウクライナの奪取。必然的にソ連側もこれへの応戦体制を取ることになります。この映画の題材となった1941年夏時点では、ブリャンスクから東方へ向かうモスクワまでの道に配置されたソ連兵力は、ほぼゼロ。しかしながら、ソ連は予備兵力を西部やシベリアから徴兵し増援。ドイツ軍を苦しめたのは、正規軍としてスカウティングしていた兵力数外の、この予備兵力でした。

ヒトラーがモスクワへの進軍を指示したのは8月末ですが、その間、南方での戦いにより、航空兵力は致命的な打撃を被っており、兵力も疲弊していました。ドイツ軍の進軍による戦闘開始は9月30日。10月3日にブリャンスクを陥落させ、ヴォルガを超え、10月13日からは、モジャイスク近郊での白兵戦となります。

映画は、ブリャンスク戦線からモジャイスクの戦いを題材にしていると思われます。このモジャイスクの戦いでは、ポドリスクの士官候補生2,000人と、砲兵士官候補生1,500人。更には、様々な大学のコムソモール(共産党の青年組織)が動員されたとの記録が残っています。

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bloodtrail

3.0戦争映画が好きな方にはオススメします

2021年11月20日
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1941年10月ソ連モスクワを目指し侵攻したドイツナチス軍を迎え撃つ若き訓練中の学生兵や士官候補生の姿を感動的に描いた力作です。
ロシア映画「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」のような戦争エンタメ要素は少ないですが看護師との淡い恋や戦場での兵士たちの友情やら若い世代の尊い犠牲を中心に描いているため後半は相当過酷な状況になります。
当時破竹の進軍を続け勢いのあったナチス軍の猛攻をソ連が相当な犠牲を払い食い止めた事がその後の戦況の流れを変えたことは歴史上の事実でした。
空撮も多用しての撮影はかなり大掛かりのセット撮影を行ったようでスケール感はありました。
戦争映画が好きな方にはお勧めします。

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Yoji

4.0モスクワ攻防戦ってこんな戦いだったんですね。

2021年11月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

史実通りなのでネタバレも何も無いのですが。
一つ良かった事はリアルな戦争映画なのに死体?が爆散するとかの描画が少ないのは良かったです。あまりリアルな死の表現は見ていて辛くなりますから…
その代わり間接的な死の表現は多目なので脳内で想像して下さいと言う事なのでしょう。
これはこれでありです。

あまり歴史には詳しくないですが、ドイツの進撃の速さが予想外だったので準備が間に合わず相当悲惨な戦いだったと聞いています。
それを物語るようにモスクワ郊外の街道沿いに戦場の跡を示すでっかい鉄のバッテンと言うか進撃を妨害する柵がありました。当時の物かモニュメント用に作ったのかは知りませんが。

砲兵の士官学校の生徒まで駆り出され多数の死者を出しながら野戦砲で戦う様は凄まじいですね。対人では無いので徹甲弾を水平掃射、戦車相手じゃ外したら死にますわ。トーチカも作りかけ、よく耐えたものだ。
一番最後のシーンで戦闘を終えて帰還する所の映像はある意味最高でした。
空な目をして行進するゾンビみたいで…
短期間でそれだけの死闘が繰り広げられていた訳です。

戦車が好きな人なら史実通り38tとか2号、3号戦車、3号突撃戦車や装甲ハーフトラックとか出て来るしソ連もT34とか出てきます。
活躍するのは主に38tだったりするのでファンの方は必見かと。スツーカとか飛行機も大活躍でしたね。

オマケ的に恋愛物要素もありますが、恋の行方は見てからのお楽しみという事で。
皆死亡フラグ立て過ぎ…いや立てなくても戦闘への参加自体死亡フラグか…

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ひろちゃん千葉

4.5あの頃の戦争は目視戦争で、のんびりしているが血生臭い。

2021年11月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

恋、友情、戦争には、
約束を反故が繰り返されると言うことが終始何度も展開された。

映画では、ドイツ軍がソ連を侵略して来ているが、
かって、ソ連はドイツ軍との戦いを経験して、その経験をもとに日本に侵略して来た。

僕の父は満州、母は樺太育ち。
二人ともソ連軍が日ソ中立条約を反故して日本に侵略してきたために、ソ連の進軍から逃れて日本本土に帰国して来た経験者でソ連軍の怖さをよく聞かされた。

この映画を観て知ったのは、歴史は繰り返すのではなく経験を真似したくなる悪癖があることである。

悪い経験を見ない聞かない話さないことですね。

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カールのおっちゃん

2.5ヨーロッパの解放!

2021年11月19日
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鑑賞方法:映画館

ガキの頃見た『ヨーロッパの解放』の方が、迫力あると思いました。
沢山のソ連兵が死にますが、当然、ドイツ兵も沢山死にます。ソ連兵は味方の残存兵に葬られます。しかし、ドイツ兵はどうだったのでしょうか。勿論、野ざらしだったのでしょうね。ナチだから、ざまーみろなんて私は思えません。枢軸国側の日本人なのですから。以前、アメリカ兵が沖縄の崖を登って、日本軍と戦うって映画見た事ありますが、日本兵がバサバサ殺されます。見た印象はあまり芳しくはありませんでした。私は特別な愛国者でもありませんし、日本で生まれただけで、純粋な日本人かどうかも分かりません。でも、やっぱり。
兎も角、単純に戦争は駄目だ。と言いたいですが、攻める戦いは、やはり、どんな形であれ、戦死すれば、残念ながら、無駄死になります。しかし、守る側の戦いは戦死しても意義が見いだせると思いました。ずっと、アジア等を攻めて来た日本軍が復活出来ない理由ではないでしょうか。今、中国の人民解放軍がそうなりつつあるのではと思いました。
閑話休題 歴史だから、しょうがないけど、もっと、エンターテインメントだったら良かったかなぁって思いました。ちょっと前のロシアの戦争映画の方が面白かったです。戦車がリアルでした。ただ、どちらも、セット感丸出しかなぁ。だから、ヨーロッパの解放の方が迫力あるのかなぁ。と思いました。

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マサシ

3.0余計なメロドラマさえなければ…

2021年9月9日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

興奮

第2次大戦時のソ連軍とナチスドイツの戦い「モスクワ攻防戦」を描いた作品との事だが、戦史に疎いために全く知らない状態で鑑賞。
ロシア製戦争映画というと、近年の『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』のような派手なエンタメ路線を想像しがちだけど、本作ではソ連軍として出兵したのが訓練中の士官候補生の阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられるという、戦争の悲惨さを推し出した作り。『プライベート・ライアン』のようにブラックユーモアに兵士が死んでいくという描写もなく、よりその重みが増している。撮影に使われた戦車なども博物館に保管されていた本物というあたり、さすが軍事大国。
ドラマを盛り上げるためか、戦地に赴く男女の三角関係も並行して描かれるが、これが実に邪魔くさい。これがなければ尺も20分ほど削れて、よりストーリーに集中できたのに…
ただ、戦闘シーンはハリウッド大作にも負けないぐらいの迫力だし、何よりもどうでもいい三角関係を繰り広げた連中に、“落とし前”を付けさせるかのようなクライマックスも嫌いじゃない。
返すがえすも、とにかく余計な恋愛描写さえなければもっと評価できた。

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regency