「当時の世界観出しつつフィクション性高かった」信虎 たかぽんさんの映画レビュー(感想・評価)
当時の世界観出しつつフィクション性高かった
今までスポットが当たらなかった武田信玄公の父信虎の話との事で期待して見に行きました。
話は柳沢吉保の回想録のような形でスタート。回想録は信玄公が倒れたところから始まる。信玄公にあとを頼まれたと思い込んだ信虎は、家督を継ぐべく娘と十数名の家臣を連れて甲斐国に目指すが、信濃国で孫の勝頼や信玄・勝頼の家臣団にはばまれる。その間織田の勢力が増し、勝頼の当主としての器量の限界を感じた信虎は家督より武田家存続を目指し、天寿を全うする。
というのが大まかな話。
血がリアルに吹き出たり、公家の娘の顔作りが当時を再現してるのは最近の戦国ドラマではあまりみないかな。
戦闘シーンは関所突破シーン、忍者との戦闘、天目山とそこそこあります。信虎の方針転換した辺りからフィクション性が高くなります。
観客の年齢層は高く、そんなに若い方ではない私が一番若かったかなって思ったくらいです。
歴史知らない人でも途中字幕や地図や説明が入るので置いてきぼりにはならないと思いますが、登場人物が多いので、ある程度知識がないとどれがどの人か分からなくなるかも。
最後にまさかのあるネタをぶっ込んで来て思わず笑ってしまいました。この年齢層にこのネタ分かるのかな。
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