劇場公開日 2021年11月12日

  • 予告編を見る

信虎のレビュー・感想・評価

全54件中、1~20件目を表示

1.0素人が作ったのか?

2025年5月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

いや~、これはひどい駄作だ。金子修介監督が歴史ものを?と思ったら、古美術鑑定家・茶道研究家・歴史研究家の宮下玄覇って人が企画・製作総指揮・プロデューサー・共同監督・脚本・美術・装飾・編集・時代考証・キャスティングというワンマン映画。その時点で怪しいなとは思ったんだが、宮下って人は映画などで美術考証や時代考証の仕事をよくしてるらしく、金子監督が頼まれ仕事で演出だけしたのかなと思って観てみたのだが……。

まず脚本がひどい。状況や経緯を登場人物にいちいち台詞で全部説明させていくため、まるで人物の会話で映画が進んでいくような有り様だ。しかも、どう考えても本筋には関係ない余計なエピソードが頻出する。登場人物も多すぎて、1・2シーンしか出番がないような人物がやたら多いし、個性を持って描かれてないんで後まで覚えていられない。細かい考証にはこだわってるようだが、そのため美術品などをじっくり見せたいと思いすぎたのか、これまた余計な絵面が多い。台詞回しも妙に間延びしていて、編集も下手だからいちいち変な“間”が出来ている。以上全部の理由でとにかく冗長かつテンポが悪い。おかげで135分という長さになってるが、無駄なシーンや長台詞や編集の間や余計な人物を省けば100分くらいになるはず。つまんないくせに長いんだよな。

歴史考証へのこだわりだけは異常なほど強いんだけど、女性陣が顔白塗りで眉毛無しのお歯黒なので、女性が複数出てくると誰が誰やらわからない。信虎が仏道修行の末に呪力を身に付け、他人の前に手をかざしウンバラナンタラオンソワカみたいなことを心で唱えるとその人物の心を操れちゃうってのもなんだかなあ。しかもその演出が死ぬほどチープ。途中で信虎の家臣が唐突に熊に殺されちゃうのもそんなシーンいるか? しかも熊が着ぐるみなの丸わかり。

とてもじゃないけど金子監督が演出してるとは思えない。実質的には宮下って人が共同監督ではなくメインの監督だったんじゃないの? プロローグとして武田氏の家臣の血を引く柳沢吉保が幼い息子に信虎の話を聞かせるという外枠があるんだが、息子くんが父親の話のあまりの長さにうたた寝しちゃうという描写があって、それ、観てる俺らの気持ちだぜ、と思ってしまった(笑)。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
バラージ

0.5大赤字の駄作

2024年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

西田というプロデューサーと仕事をしたことがあるので、その機会で見ましたが。
つまらなかったです。
金子修介監督と期待していたのですが、時間の無駄でした。金子修介も歳を取って、才能が落ちたのか。共同監督になっていたのは、スポンサーの出版社の社長ですね。
金子修介監督は、半分の権利を、素人のスポンサーに取られて、やる気がなかったのかな。
元々は西田プロデューサーが出版社と共同で映画を製作しようとしたら、その出版社の社長が出しゃばりで、あらゆることに口を出し始め。素人のくせに演出にまで口を出したので、出来上がった駄作。
お陰で大赤字を残したまま、西田プロデューサーは会社を離れてました。
本人は自慢してますが、見れば分かります。
映画を製作する才能がありません。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
カーモディ

1.5☆☆★ これは最早映画なのか? BSの歴史検証番組で、パネラーを前...

2024年3月19日
iPhoneアプリから投稿

☆☆★

これは最早映画なのか?

BSの歴史検証番組で、パネラーを前に「それでは再現ドラマをご覧下さい!」…と司会者が言って、映画の断片を観るのに適しているんじゃなかろうか?…と。

(ㆀ˘・з・˘)(-᷅_-᷄๑)ヒソヒソ
エイガミテシッタカブリイヤヨネ!
エイガミテシッタカブリイヤヨネ!
エイガミテシッタカブリイヤヨネ!

2021年11月14日 TOHOシネマズ錦糸町楽天地/スクリーン11

コメントする (0件)
共感した! 2件)
松井の天井直撃ホームラン

3.0北斗の虎

2023年12月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

知的

 息子信玄に追放され、足利将軍に仕えていた武田信虎。信玄危篤の報を受け甲斐に向かうが、孫勝頼やその臣下により高遠城に留められる。そして信玄病没を知り、信虎は武田家存続のために妙剣の秘術を操り。
 信虎については、信玄に追い出されたくらいしか知りませんでした。齢80にして今更のこのこ出てきてという扱われ方をする一方で、まだまだ慕う人もいる。そんな人物を、寺田農がゆったり演じていて楽しめました。腕に北斗のほくろがあったんですね。合戦シーンは、迫力が全くありませんでした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
sironabe

2.5初めて観た寺田農の主演映画。無駄に長い。

2023年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
Yohi

3.0懐かしい感覚

2023年7月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

時代劇をテレビでやらなくなって、そもそも、自分もテレビを観なくなって結構経ちますが、なんか昔の時代劇を観ているようで懐かしい感じがする作品でした。

甲陽軍鑑をベースに物語を組み立ている体なので、信虎、勝頼好きで信玄嫌いな自分は割り切って観るしかありませんでしたが、信玄坊主が逝去した後からの物語なので、まあまあストレスはたまりませんでした。が、甲陽軍鑑ってやらたに諏訪四郎をぶっ叩いてるのもどうかなあなんですよねえ。伝統と慣習に囚わた武田家の近代化を図り、生き残りを模索する四郎に対して、、、って、甲陽軍鑑は信玄の遺徳を伝えていくことがベースなんで仕方ないですね。
ストーリーは結構しっかりしていました。コンパクトかつ破綻を来さないよう丁寧に分かりやすく組み立てられていました。ここは素晴らしいと感じました。
一方、笑いどころが結構あって、ギャグ時代劇映画か?と思っちゃうほどでした。まあ、笑いで済めばいいんですけど、笑いと痛さは紙一重かなあ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
zem_movie_review

2.5くま

2023年6月10日
iPhoneアプリから投稿

血しぶきがでまくってるが、そのシーンいるか??とつっこんでしまう。こういう歴史ドラマをやりたかった人たちが集まって、なにか楽しそうでもある。ストーリーそのものはあまり意味もなく、テーマ性も感じない。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
Kj

3.5低予算だけど、当時の習俗の再現などの試みが意欲的な一作。

2022年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

山梨県の「こうふ開府500年」記念事業として製作された本作、甲斐国と言えば「武田信玄」となりそうなところ、その父親武田信虎の晩年に焦点を当てた物語となっています。息子・信玄によって追放された武田信虎が信玄の死後、隠居していた京から甲斐に帰国し、後継者武田勝頼と対立しつつも武田家存続のために奔走する、という筋立ては、『甲陽軍艦』にも描かれていたとのこと。歴史ファンには心に響く筋立てだと思われますが、信虎は隠居の身。そのため戦国時代を舞台にしているにもかかわらず、ほとんど合戦の場に絡まず、旅の行程と会話劇に尺の大半を費やしています。このあたり、低予算という制約の厳しさが画面からひしひしと伝わってきて、それでも作劇に様々な工夫を凝らしていますが、武田信玄(あるいは勝頼)を見たい、大規模な合戦シーンが見たい、という観客にはいささか拍子抜けかも知れません。

平成ガメラシリーズで知られる金子修介監督を迎えて、当時の習俗を可能な限り忠実に再現した映画であることを強調し、これまでの戦国時代物の映画とは違った内容を見せてくれるのではないか、と期待させてくれます。この宣伝文句に偽りなく、特に強烈に印象に残るのは、白塗りに眉毛なし、お歯黒という身分の高い女性の顔貌です。むしろ他の要素がかすむほどのインパクト。それでも人間の慣れというのは不思議なもので、いつしか白塗りお歯黒の谷村美月を可愛いと感じるようになり、後半に現代的なメイクで登場したときには違和感を感じたほどです。作中に登場する衣裳や茶器、書画も貴重な骨董品が多数含まれているそうで、それら一つひとつを結構じっくり見せてくれる丁寧さ。

登場人物の心中を全て台詞で表現するなど、ちょっと従来の日本映画における使い古された手法を多用していた演出は、金子監督作品だけにかなり意外でした。この点はパンフレットでも寺田農が言及していて、やっぱり現場でもそう感じていたのねー、と思いました。というか寺田農の率直さは素晴らしい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
yui

4.5その時代を感じられる映画

2022年2月8日
PCから投稿

戦国武将にピンスポットを当てる事により、450年前の人々の生活や苦悩を少し想像できるようになりました。
音質も良く、迫力ある戦闘シーンには生々しさを感じ(すぐ人って死ぬんですね)ました。
戦国時代というよりは、戦争の最中に武将たちそれぞれの「自分の命と家を守る」という不安が中心に描かれていて、良くある「天下統一までの道筋を辿るような映画」よりも戦国時代をもっと身近に感じ「本当に大変な時代だったんだな」と痛感しました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
satoban

3.5新たな発見

2022年1月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
C・ゲバラ

4.0なかなかかと!

2022年1月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

武田家はあまりに信玄以降がクローズアップされますが、追放された父親についてこれほどまでに描写されていることに驚き、信玄亡き後の武田家に影響を及ぼしていたとは知りませんでした。

歴史は奥が深い! 歴史から学びたい!

コメントする (0件)
共感した! 1件)
taiyasan

4.0こだわりの極地

2022年1月6日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
numberboy

4.0実の息子武田信玄に国を追放されながら、信玄の死後甲斐の国に戻り国を護らんとする男の、波瀾万丈な人生の物語です。

2021年12月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
もりのいぶき

4.0もう少しやりきって欲しかった

2021年12月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

戦闘シーンが迫力があった。
特に関所破りと滅亡のシーンが良かった。音響も迫力があった。
奔走シーンは間延びして中だるみ感があった。
熊はサプライズ的だったけれども、エンディングが終わった後とかの方が面白かったのではないかと思う。
オカルトシーンがあったが、本格時代劇かファンタジーかどちらかに振り切った方が良かったと思う。
信虎臨終の言葉は、「北斗の拳」でラオウがケンシロウに敗北し、最期に放った「我が生涯に一片の悔いなし!」のオマージュかなと思ったが、もう少し増やしてもいいかと感じた。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
大阪万博

5.0戦国時代を肌で感じられる作品

2021年12月11日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
take

4.0音のこだわりgood、部分的な惜しさ

2021年12月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

音楽が重厚、腹に落ちてくる。

刀の打撃音・擦過温がTV時代劇の甲高い音とも太秦のショーで聞くカシャカシャした音とも違った、あれがリアルな音なのかと。勝頼最期のシーンは特に重々しかった。

信虎臨終の際「なぜここで腕のアップ?しかもあんな大きな黒子あったっけ?」と首を捻り、後刻の柳澤のシーンでちょっとニヤリとする。なるほどね、最後のひとつはここだったか。

最初の戦闘シーン、敵軍が揃っている関所に正面突破をかけるのはいただけない。せめて裏道をこっそり通ろうとしたら見つかって戦闘に突入した態にすべきだったのでは。あれでは信虎が「智将」というより「猪武者」という印象になってしまう。

信虎が残したかった「家」とはなにか、をもっと掘り下げてもよかったのでは。「家」とはなにか、血筋か領地か家風か家名か。信虎が「わしが築き上げた」と言っていたがそのあたりをもっと語らせて「家」として何を残すか、で家臣団と対立する構図というのもありだったのでは。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
カントリーマアム

4.5贔屓目込みですが…

2021年12月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

映画を製作した方を知る者として、楽しく観れました。
頑張って作っていたのを色々とお聞きしていたので、公開されたら、ちゃんとみようと思っていました。
残念ながら、共同監督さんの出演シーンは、わからなかったです。
皆さん、演技が上手で、スゴイ!と思いました。
内容は、正直、途中から、よくわからなくなりましが、信虎が呪文を唱えるシーンが、面白かったです。
そして、お猿さんが、とっても可愛かったと思います。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
泉の広場

3.0ちょっと

2021年11月28日
iPhoneアプリから投稿

史実に正しいのだろうか?
自分が過去に読んだ信虎は違った。
魔法みたいなのを使えるのは…
羊羹屋の話とか…

勝頼の滅んでしまった武田の話をもっと知りたかった。

僕は、この内容は?と思った。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
とね

3.5評価難しいです

2021年11月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

面白いと言えば面白いけど、退屈と言えば退屈。
評価難しい作品ですね。
信玄に追放されてからの信虎の同行は初めて知りました。
そこにスポットを当てたという意味では貴重な作品ですが、変な能力は余分に感じました。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
やまぼうし
PR U-NEXTで本編を観る