「ホラー苦手な人にも安心設定」キャンディマン kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
ホラー苦手な人にも安心設定
ホラー映画の何が苦手かって、いきなり登場して驚かすというアレがダメ。最近はそういう怖がらせ方が少なくなってきた印象で助かる。本作も鏡にキャンディマンが映ってから襲ってくるので心の準備ができる。ホラー苦手な人にも安心設定。
驚いたのが、キャンディマンが殺すところをマンションの外(しかも結構遠め)から窓越しに描写するシーン。怖がらせるというより、映像として面白いものを撮ろうとしたのが伝わってきた。
前作をまったく観ていないのでわからない部分もあったし、最後も微妙な終わり方ではある。ただ、単純なホラーではなく、人種差別を扱った話としていたところが面白かった。だから黒人は殺さなかった?(殺したシーンを覚えていないだけ?)
ホラー苦手な人に安心設定だけど、元々のホラー好きにはどうだったんだろう。少し気になる。
コメントする