翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめてのレビュー・感想・評価
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頭空っぽにするのはちょうど良い
色々ツッコミどころも満載で深みゼロ勢いだけの馬鹿映画。馬鹿映画だけどそれが良い。全員ノリノリ感があってみているだけで頭空っぽになると言うかタコ焼き食べたくなるぞ。つまり大阪化計画は遂行中という事。杏ちゃんは妖艶でオスカル感満載というか二階堂ふみの影が薄いのがちょっと気になった程度。出てこなかったあの人をちゃんとディスるサービス振りも好印象。現代パートも笑えた。
馬鹿映画はこうあるべきと言う見本。シリーズ化はGACKTの体調しだいかな?まぁああいう撮り方しているとそんなに負担がないかとは思うけど。尤も肝心の埼玉のディスリが減ったので★マイナス1で★4つ。
前作と比べると……
山なし、オチなし、意味なし……をヤオイと申しますがそれの典型でごさいました。
時事ネタ的に伊勢谷の件をぶっ込んで来たあたりはインパクトありましたが、それ以外は全て想定を越えてくる笑いはありませんでした。
私が観た時間帯的には比較的人が入ってましたが、『首』より笑いがなかった印象です。
視聴者を掴むためでしょうが、関西圏まで広げたことで御当地ネタも薄まりかなり薄味な印象に。関西のうどんをイメージしたのかな?
アホなことを大の大人が本気でやり、本気でネタにするから楽しめる。これを思い返してほしいですね。
今回は前作の流れをなぞっている感がヒドく、また前作はコメディをやらなそうな役者が真剣にアホをやっていたから面白いのに、今回は芸人が多数出演していて(芸人にはそういった演技はあまりやらせてはいないようだが)、やはり全体的にコメディ風味が強くなり、結果として作品全体が薄まった。
まだ「テルマエ・ロマエ」の方が面白かったかな。
アマプラで始まって暇なら見たらよいレベルの作品と個人的には思いました。
アホだなあ(褒)
冒頭の伊勢谷いじりを皮切りに、大ネタ小ネタが止まらないノンストップの(いい意味で)アホ映画。
どこまで気づけたか自信はありませんが、序盤の杏のパリ発言で、見て正解だったと確信しました。
ストーリー的には前作の内容にうまく関西要素を絡めた感じ。
出身者対決はなんであんなに面白いんだろう…。
ダンスなど冗長なシーンもありはしましたが、時事要素等も絡めて、なんだかんだ焼き増しではない芯のあるストーリーに仕上げているのはさすが。
あちこち互いにディスりまくったにも関わらず、最後はいじらしく暖かな郷土愛が感じられるのもまた不思議。
言い訳的なフォローをしながら連行される片岡愛之助も藤原紀香も最高でした。
エンドロールも斬新で、後半、スタッフの名前を見ている人は少ないんじゃないでしょうか。
続編は期待せずに待ちたいと思います!
滋賀県民としては、地元でロケしてほしかった
琵琶湖には、守山市に
マイアミビーチというビーチ(有料)があります。
これ、知ってるか知らないかで、
面白みが変わります。
小ネタは知ってれば知ってるほど楽しめます。
和歌山の白浜にしても、
瀬田の洗堰にしても、
琵琶湖岸にしても、
ひと目見て ここ違うやん!
とわかり、その点では残念です。
ほぼ関東ロケだったそうですね。
琵琶湖瀬田の洗堰は、あんなダムではありません。
もう1回復習で見たいけど、
配信でいいかな。
奈良の登場、それだけ?
おそらく日本一「キャラの年齢と役者の実年齢がかけ離れている映画」じゃないかと思う。
主人公の二人は高校生。GACKTさん演じる麻実麗より年下であるという事が判明する杏さん演じる「滋賀のオスカル」こと桔梗魁は中学生くらいになるはず。
もしかしたら、敵である関西勢の三人や「姫君」も20代とかだったりしたら面白いかも。
あと、奈良県民として絶対に言っておきたいけど、逃亡中に出てくる「鹿」は鹿じゃない。
というか、この映画にすら冷遇されている奈良が一番かわいそうだと自虐&自覚します。
大、小散りばめたディスリが凄い。滋賀の予備知識があると更に楽しい。
前作のヒットは主に関東圏内、埼玉いじりに大いに頷き、いじられた埼玉でも大うけとなりました。2匹目のドジョウを狙うもそこで一ひねり、埼玉いじりの繰り返しや深めるのではなく、他地域へのディスリへ展開とは見事です。そもそも他地域では埼玉ってどこよ?という程度です。ではそんな都道府県は他にもあるのではとターゲットにしたのが滋賀県。滋賀県ディスリを中心に関西圏のディスリが満載の展開です。このディスリがよくここまでという位のてんこ盛りです。大阪人の貪欲さ、京都市民の本音と建て前使い分け、神戸のプライドの高さ、奈良は鹿、和歌山は大阪のリゾート地とかなりの扱いでした。そして滋賀については琵琶湖から始まり細かな物まで登場します。
飛び出し坊やのとび太君
地元スーパー 平和堂
滋賀の自動車ナンバー
信長の城 安土桃山城
等口頭や映像のみで登場します。滋賀県民は大うけです。
お約束の出身有名人対決もありでしっかり笑わせてくれます。大満足です。
今回も面白い
千葉出身、埼玉、東京に長年住んだ私は今回も楽しく観ることができました。
大阪、神戸、京都の表現もイメージ通り。
2作目ということであまり期待しないで観た分面白かった。
滋賀のお姫様の姿が元に戻ったのは驚き、作者の意図通り笑ってしまいます。
近江兄妹の堀田真由が可愛かった。
未開の地より
関西圏の人間であれば一度は聞いた事のある小ネタ満載で大いに楽しめた。
三都物語に何故か入れてもらえない元ミヤコの奈良県人からすれば、主役をゲジゲジの滋賀作に持っていかれたことはかなり悔しかったが、映画を見て埼玉と親和性のある滋賀に白羽の矢が立ったことに納得できた。杏の振り切った演技と愛之助さんの抑圧された狂気が放出され映画の枠をしっかり支えていた。阿久津の存在について食い気味に触れている点も笑えた。
大の大人が何でこんなにお金使って盛大にふざけ散らかすの?ズルい!しかしこんなんなんぼあってもいいですからね〜
面白かった。前作から引き続き楽しませてくれた脚本の徳永友一氏、監督の竹内英樹氏に敬意を覚えた。
武内英樹 監督による2023年製作(116分/G)の日本映画、配給:東映、劇場公開日:2023年11月23日
原作漫画は読んでないが、前作は視聴。かなり面白かったのだが、埼玉ネタもそうは無いだろうから、続編はとても難しいと思っていた。
その難しい中、見事に、興味を覚えて笑えて楽しめる物語にまで練り上げた、脚本家の徳永友一氏に拍手。
埼玉を舞台とする現在進行形の大宮 vs 浦和の際どいライバル物語に、関西を舞台とする滋賀・和歌山等の抑圧からの解放闘争及び埼玉の武蔵野線開通の歴史的な物語を、ドッキングさせた。この物語構成には、少々ムリクリ感もあり、これを見事にまとめ上げてたことには、かなり感心・感嘆させられた。
滋賀県が産んだという“とび太くん”ネタには、関西出身の方々からか、劇場で大きな笑いが起きていた。背景を知らずに、笑えなかったのは少々残念。ただ、近畿でありながら、三重県には名古屋の方に逃げられたとの趣旨の発言には、実感もあり、かなり笑えた。そして、マイアミビーチ生まれと言っていたGACKTの生誕地が、実は琵琶湖のマイアミビーチと判明するくだりは、思い切り笑わしてもらった。
大阪京都神戸 vs 滋賀の有名人対決も面白かった。特に、神戸市長役でもあった藤原紀香が、実は和歌山出身ではとの疑惑を紀の川フルーツ大使ポスターで焚きつけられていて(実際は生まれ育ちも兵庫だが、両親出身地が和歌山でPR大使を引き受けた)、かなり笑えた。大阪府知事の妻でありながら、京都市長川崎麻也に浮気中の藤原紀香のゴージャスで高慢な感じが、演技を感じさせず、とても良く似合ってもいた。
実生活の夫婦共演となった訳だが、大阪知事役の片岡愛之助のギラギラとした大阪人を感じさせる演技には、ひたすら感嘆させられた。個人的には殆ど知らない存在だったが、凄い俳優だと認識。また、杏の宝塚風コミカルな演技も印象的で、取って付けた風のGACKTへの兄上!との呼びかけも笑えた。姿を変えられてしまっていた和歌山の美しい若君(トミコ・クレア)が、解放され本来の姿(天童よしみ)に戻れたエピソードは、見え見えながら、演出の妙もあって爆笑が起きていた。せっかくだから、どこかで一曲歌う展開が、欲しかったかな。
物語に、行田タワー(古代蓮の里展望タワー)と田んぼアートを噛ませた展開にも、その手が残っていたかと、いたく感心させられた。あのタワーが迎撃ミサイルとして打ち上げられるとは!個人的にも観光で、あそこに行ってみたいとも思った。
全体的に、一見馬鹿馬鹿しくコミカルで、実は大真面目な地域差別ストーリーを通じて、あらゆる差別はダメだろうとのメッセージ性が込められていて、かなり共感を覚えた。最後の武蔵野線がちゃっかりとディズニーーランドへ直通になっているエピソードは、恥ずかしながら10年以上埼玉に住んでいた自分も知らなかったことで、住みたい街ランキングも含め、埼玉県民の逞しさ・用意周到さ?を持ち上げてくれて、製作者たちの埼玉へのリスペクトを感じた。
監督武内英樹、原作魔夜峰央、脚本徳永友一、製作大多亮 、吉村文雄、 川原泰博、プロデューサー若松央樹、 古郡真也、撮影谷川創平、照明李家俊理、録音金杉貴史、美術あべ木陽次、美術プロデューサー三竹寛典、アートコーディネーター森田誠之、装飾竹原丈二、人物デザイン監修柘植伊佐夫、衣装デザイン柘植伊佐夫、衣装大友洸介、ヘアメイク塚原ひろの、 タナベコウタ 、千葉友子、VFXスーパーバイザー長崎悠、VFXプロデューサー赤羽智史
ミュージックエディター小西善行、スーパーバイジングサウンドエディター伊東晃、編集河村信二、音楽Face 2 fAKE、主題歌はなわ、監督補楢木野礼、記録赤星元子 、松村陽子、スケジュール尾崎隼樹、制作担当武田旭弘 、辻智、アソシエイトプロデューサー加藤達也、ラインプロデューサー齋藤健志。
出演
GACKT麻実麗、二階堂ふみ壇ノ浦百美、杏桔梗魁、加藤諒下川信男、益若つばさおかよ、堀田真由近江晴樹、くっきー!近江晴樹、高橋メアリージュン滋賀のジャンヌダルク、アキラ100%内田智治、朝日奈央若月依希、天童よしみ和歌山解放戦線員、山村紅葉京都の女将、ハイヒールモモコ元大阪府知事、川崎麻世京都市長、藤原紀香神戸市長、片岡愛之助嘉祥寺晃、小沢真珠浜野サザエ、中原翔子浜野アワビ、津田篤宏滋賀解放戦線員、トミコ・クレア和歌山の姫君、和久井映見内田直子、矢柴俊博大宮支部長、西郷豊浦和支部長、水野智則与野支部長、廻飛呂男深谷支部長、沖田裕樹川口支部長、佐野泰臣上尾支部長、川口直人川越支部長、西岡ゆん熊谷支部長、山中崇史JR埼京線代表、ゴルゴ松本JR京浜東北線代表、杉山裕之西武新宿線代表、谷田部俊西武池袋線代表、デビット伊東東武東上線代表、はなわ東武伊勢崎線代表、戸塚純貴白鵬堂学院の野球部の男、北村一輝、山本高広、川上千尋、くわばたりえ、坂下千里子、本多力、氏神一番。
うーん
とりあえずディスれば良いんでしょ?みたいな感じでした。綱引き大会の会場で出産しようとする場面が一番面白かった。
関西出身で現在埼玉で生活している方が観たら、もっと楽しめたのかな。
関西広域ディスり
関西人です。ディスってくださり楽しめました!
関西ニ府四県の「隠したい部分」を露出するとともに、ゲジゲジナンバーや強風で運行停止するJRなど滋賀県あるあるを詰め込んだギャグ作品。三重県が関西から離脱した理由が斬新!
さまざまな企業様が協賛されていることが分かる。
ところどころ某都構想を風刺し、関西在住者は(ふふふ…)と楽しめる一方で当地にゆかりのない方々には脳内で「?」がよぎる内容だと感じた。
吉本オシが色濃い。新喜劇のお笑い要素が演出されると場内は笑いに包みこまれた。
役者さんがイキイキとバカっぽさを演じられていて痛快。ボソッと地域ディスりを入れるのがまた良い。
杏さんが垢抜けて凛々しかった。
おカタイ業務でお疲れの社会人のみなさま。退社後に同輩といかが?
関西or武蔵野線沿線住民は必見!!
千葉県民としては前作ほどの期待はしてませんでした。
なぜならば諸事情から千葉解放戦線の阿久津が出ないであろうことが明白だったからです。さらに舞台は関西ともなれば、我らが千葉の出番はないと思っていました。
ところがどっこい、エンペラー千葉の出番こそなかったものの、しっかりと阿久津の不在について触れられていましたし、何より千葉と埼玉を結ぶ武蔵野線映画としては映画史に残る作品です。
関西全域を対象としたせいで、ひとつのお話としてはとっ散らかった印象はありますが、琵琶湖のスケール感や粉物の魔力など、関西ならではの魅了は出ておりました。
ただし、元近鉄バファローズファンとして言わせて貰えば、大阪勢力のユニフォームに阪神タイガースのユニフォームが使われ、収容施設として甲子園球場が描かれていましたが、阪神タイガースも甲子園も兵庫ですよね? 在阪球団はバファローズであることをお忘れなく。
ありがとう!杏、はなわ、そして、とび太!
杏の演技の本気度というか、うまさが引き立った作品。個人的には杏の代表作にしておきたいくらい!
そして、「さいたま」連呼してくれた、はなわ、ありがとう!新しい埼玉のご当地ソングになる、かも。
今回、千葉の劇場で「翔んで埼玉」を観たけど、ほぼほぼメインは琵琶湖というね。シュールだったわ。
パート2がいいのって、なっかなかないよ。各県をディスるパターンもお馴染みだし、二階堂ふみあんま出てこないし。杏と大阪知事の愛之助さんが輝いてた映画。1番良かったのはやはり、とび太!前から「飛び出し坊や」には関心があったんでね!あれは嬉し楽しでしたね
あ、あと、まさか、ゆりあんでチャーリーとチョコレート工場オマージュするとは、、、少し笑った
でも、埼玉県民としては、チョットシットゥ〜
埼玉県民としては観る義務があると思ってましたし、それほどひどくはなかったけど、やはり、1のインパクトは超えられないというね。公開するならやっぱ、県民の日、11月14日でしょ。そこまでこだわれなかったのは、、、、まあ、そういうこと。
みんな、「県民愛」を持って映画作ってるよなあ、日本って平和だよなあ、という部分で、ほっこり。
都会コンプレックス同士で連合し、郷土愛を高めていく
前作は、東京コンプレックスを抱える関東圏県同士が張り合い続けるおかしさと、出身有名人自慢が入り乱れたわかり難さが印象に残っているけれど、本作では、前作より早々と「だ」を接頭辞とする蔑称を使いながらも、関東圏でも埼玉県と千葉県とが連合しており、近畿圏に行っても、覇権を握る京阪神圏に対抗して周辺県が連合し、埼玉県代表の麗が滋賀県とのハイブリッドとして闘いに加わり、後に兄弟だとわかる魁たちと手を結んでいくところや出身地有名人対決もわかり易かった。神戸市長を演じている藤原紀香氏が和歌山県のフルーツ大使だと明かして、出身地偽装疑惑と騒ぎになるのは、本人の提案によるという。他にも多く出身地俳優が考慮されていたようである。現代版で、滋賀県出身の直子は麗たちの闘いを応援するのだけれど、ハイブリッドとしての依希は、麗とは対応していない。たこ焼きを詰め込んだら大阪弁しか話せなくなるというのはよくわからなかったし、闘いのために鮒寿司を投げつけるというのは良くないと思ったけれど、犠牲になった「とび太」というキャラクター人形たちを労るところ、通天閣に対抗して行田タワーを持ち出すところ、浦和と大宮との綱引き対決で勝敗を決めない工夫、発端であった湖づくりの水上公園での辻褄合わせ、武蔵野線開通まで各鉄道会社同士の結びつき、近年の埼玉県の人口増加傾向と渋沢栄一ブームを取り上げ、エンディングソングで埼玉愛が訴えかけられ、満足できた。日本大阪化計画というと、地域政党が全国展開を目論んでいるようで、やはり阻止してほしいところでもある。日本埼玉化計画とは、平和を広げるということになっているが、地理的に大都市からほど近いという条件が、どこでも当て嵌まるわけではないけれど、極端な過疎地でも、都会コンプレックスよりも、所与の条件のなかで、居心地の良さや誇りをみいだすことが大事だということなのであろう。
とび太
まさかの二作目。
これだけ皮肉り、その県民内での市の闘い。
出身地対決。
そして、県民性を特徴的に地方ディスり合い合戦は笑ってしまう。ある意味分かりやすい。
鑑賞者側も少しは、なるほどと思うはず。
小ネタ満載。
とび太、行田の田んぼアート、ゲジゲジ眉等々。
千葉県からの出港で
『阿久津(伊勢谷友介)はどうした?何故居ないんだ?』は攻めてるなぁと思った。あと中毒性の白い粉とか。
無かった事にしなかったのが凄い。
行田タワーに行きたくなるね。
次回は佐賀県かもしれない。
寛容性と笑いも広まる作品でした。
笑いは地球を救う(神戸市長だけが違和感でしたが・・・)
大阪・京都・神戸、それぞれを出身地とする長役の俳優達がネイティブの流暢な各言語を、、、と思いきや神戸弁だけが凄まじく違和感。
実はそれが終盤の「産地詐称」ネタの伏線だったのかぁ〜!と感心したのですが。
鑑賞後、藤原紀香のコメントを読むと「神戸弁を使うハイカラな市長のイメージ」で演じたとのこと。
あれ?あれ?
気になって「藤原紀香」「関西弁」で検索すると、彼女の関西弁自体に随分と疑問を感じる方が昔っから多いのですね。
う〜ん?西宮と言っても生瀬や塩瀬の方出身だそうだからあまり神戸弁の影響は受けていないのかな?
それよりもご両親の和歌山弁をベースに育ったのかな?
わざとおかしな神戸弁を伏線にぶち込んでいるのなら凄い自虐ネタだ!と感心しましたがそういうわけでもなかったみたいです。
まぁ、でも自虐ネタぶっ込みの体当たり演技には違いなく、本作で愛之助&紀香への好感度は爆上がりしましたwww
なにより愛之助さんの演技力は随所に瞠目すべきものがあり、本当に素晴らしい役者さんだなと感心しきりです。
white beachは大阪・京都・神戸・芦屋の人しか入れないのー?
都会指数なら西宮も入ると思うけどなー。夙川は?西北(西宮北口)は?
苦楽園番地街は六麓荘に匹敵するでしょ。
大体、大阪甲子園って何よ?阪神甲子園は西宮だろー!
でも、まぁ、わかります。関東で西宮って言ったら「何県ですか?」って聞かれるものね。関西で川崎って言っても「何県ですか?」って聞かれるのと同じ程度の知名度よね。知名度だけなら尼崎にも負けるよねw
いずれにせよ、最初っから最後まで小ネタ満載で始終笑いっぱなしw
「大阪」のイメージはピッタリ♪
最も大阪らしいベタな大阪って、ミナミ(難波)でもキタ(梅田)でも道頓堀でもなく新世界だと思います。
大阪関連小ネタで1番嬉しかったのはオバチャーンかな。メインを張る仏7(ほとけセブン)の面々もお元気そうでなによりです。
京都の洛中至上主義も定番だけど笑う〜。知人の会社社長(洛中出身)もよく宇治や宮津出身の部下に「キミのとこは京都やない」って言ってますねw
映画のように山科ですら実際あんな無下な扱いなんでしょうね。
今回、少なめの関東ネタでは序盤の「埼玉にタワーはない!」に「大宮ソニックシティがあるだろー」と思いましたけどね。行田タワー50m、ソニックシティ136.85mで遥かに高いんですが、今回は大阪の野望を挫く為「タワー」でなきゃならん理由があったのね(爆笑)
調べてみたら大正時代は行田に200mの無線塔があったとか。ビックリ!
埼玉の
西武 〉JR 〉東武
には、阪神間の
阪急 〉JR 〉阪神
に似たヒエラルキーを感じます。
手旗信号に「命」が入ってる?と思ったらJR役がゴルゴ松本だったんですねw
あと、言及したい「個人的にツボったネタ上位」は、滋賀解放戦線アジトの「ブラックバスの魚拓」かなー。
もちろん誰でもすぐにわかる甲子園地下&アポロンタワーの「魔球の伝説」
いや、違った「魔宮の伝説パロディ」も爆笑ですよね。
ハイヒール・モモコの事はやっぱり「おかん」と呼ぶのかなぁ?と思ったら正解でしたが、「おかんの悲願」と韻まで踏んで予想の上をいかれましたw
「とび太くん」絡みのネタは、我が家では個人的定番ジョークなので、色々大爆笑でしたが紹介は割愛しますw
エンドロールでは魔夜先生のご家族皆様のお名前発見!ということは冒頭のバレエシーンに出演しておられたのでしょうね。
「琵琶湖の水、とめたろか?」はお約束のフレーズですが、本当に止めたら被害が大きいのは滋賀の方なのね。勉強になりましたw
なんにしても、こんなネタの宝庫映画、語り出したらどれだけ字数があっても足りません。
いやぁ、面白かったですねー。
ただひたすら笑っていればいい、こんな映画って本当に貴重な存在ですわ。
ヒットすれば3作目の可能性もあるそうで。
佐賀・福岡・長崎も見てみたいし、鳥取・島根の山陰ネタや東京23区内カーストなども描けそうだ。
人が住むところ、必ず「居住エリアカーストやヒエラルキー」が暗黙に存在する。
心に巣食う差別意識を真っ向から非難するのではなく、面白真面目に笑い飛ばしながらも各地域の魅力を掘り起こし、鑑賞者の郷土愛に火をつける。
愛は地球を、ならぬ、「笑いは地球を救う」を具現化した素晴らしいシリーズになると思うのである。
知らんけど。
序盤で帰らず最後まで見たってや
東宝の映画館で見ていたせいか音量が低く、最初はローカルネタも聞き取りづらくやや醒めた空気でしたが、中盤の逃走劇あたりから徐々にギアが上がっていき、最後の方は場内のあちこちで笑い声が聞こえてくるくらいに盛り上がりました。
滋賀県のとび太看板は確かに琵琶湖へ行くとよく見かけますが、それに焦点を当てて戦略兵器として活用する様は見事でした。
琵琶湖の波に揺られるとび太を見ていると、なんだかキャスト•アウェイのウィルソンのようで、少しうるっと来ました。
また、徐々に大阪化するネタはかんさいでんきほーあんきょーかいのネタからでっか?粉物を食べんでも近くに大阪の人がおると確かに移ってくるのはあるあるやね。
まぁ現実にはそんな簡単に大阪弁になったりはせぇへんので、フィクションらしい演出やと思とります。
はなわや埼玉県民が大合唱して終わるラストも微笑ましく、ええ気分で見終われる映画やった。
日本埼玉化計画っちゅうことであと数回は企画が練れそうやけど、ローカルネタもついていくのがしんどいので、3度目は堪忍な。
面白いが過大な期待は
前作はテレビを見て面白かったので
次回作は映画館でと期待してました。
結論としては面白い!
が、期待値よりかは下でした…。
関西が舞台で前作程は映画観の中に
入れなかったのが要因か?
単純に期待し過ぎたのか?
ただ、この感じだと
中部編、北陸編、東北編、九州編は出来そう。
舞台は和歌山、大阪、滋賀
特に滋賀
滋賀県には何度も行ったので
変な人型看板あるなぁとは思っていたが、
「とびた」と言う名前があるとは驚きでした。(笑)
埼玉滋賀連合 大阪茶番の陣
かつて、ある闘いがあった…。
東京から徹底的に迫害されていた埼玉。
埼玉県人は通行手形が無ければ東京に入れない。東京に埼玉県人が居たら強制連行。
埼玉なんておぞましい。埼玉って言うだけで口が埼玉になる。埼玉県人にはその辺の草でも食わせとけ!
ダ埼玉、く埼玉、うさんく埼玉、うる埼玉、青く埼玉、田舎く埼玉、古く埼玉、アホく埼玉、バカく埼玉、ケチく埼玉、きなく埼玉、ドンく埼玉、貧乏く埼玉、面倒く埼玉、陰気く埼玉、辛気く埼玉、小便く埼玉、乳く埼玉、イカく埼玉…。
埼玉県人は待っていた。埼玉を自由の下に解放する救世主の出現を。
そこへ現れたのだ、救世主が。
千葉と宿命の闘いを繰り広げ、東京の陰謀を暴き、禁断のBLの果てに…
遂に埼玉は解放された。
埼玉は自由を手に入れたのだ。
これで闘いは終わりかに思えたが…、まだ終わっていなかった。始まりに過ぎなかった…!
バカもここまで堂々とやれば寧ろ天晴れ!
コケにするくらいのディスりなのに、何故か愛を感じる。
そんな奇跡の映画化『翔んで埼玉』!
前作は関東圏のみだったが、続編ともなると勿論。
他圏を巻き込んで、壮大な茶番劇再び!
埼玉のある野望。“日本埼玉化計画”。
だが、自由解放された事により埼玉県人は満足し、いつしか熱を失っていた。
埼玉を横に繋ぐ“武蔵野線”…? いやいやそれより、東京に遊びに行こう。千葉の“夢の国”に行こう。
またバラバラになりつつある埼玉県人の心を一つにする為、麗はある計画を発表する。それは…
埼玉に海を作る!
海水も白い砂浜も埼玉まで持ってきて。
目指すは異国の地・関西圏!
旅立つ麗と仲間たち。恋人・百美は埼玉で別の仕事。
そこで彼らを待ち受けていたのは…!
船が難破。仲間とはぐれた麗は、一人の麗しい青年と出会う。
名は、魁。“滋賀のオスカル”。滋賀解放戦線のリーダー。
麗は何処か自分と似たものを感じる。この時感じたものは実は…
魁によると、ここ関西圏でも地方格差激しく、牛耳っているのは大阪。周りの県人は通行手形が無ければ大阪に入る事が出来ない。
麗はこの異国の地で再び、虐げられる県人たちの解放と自由の為の戦線に身を投じていくのであった…。
関西へいらっしゃ~い!
早速愛あるディスり。
滋賀のナンバープレートには虫が付いている! ゲジゲジ!
滋賀には琵琶湖しかなく、陸地などあるのか…?
奈良には鹿しか住んでいない。
“和歌山”という未開の地。
前作ではディスりまくって大丈夫かとヒヤヒヤしたが、続編ともなればこちらのM気も増したもの。もっとディスって!
そんな中、悪の帝国として君臨する大阪。
何故か妙にしっくり来る。知らんけど。
大阪は府知事独裁。
府民は狂喜乱舞。
他県の者は捕らえられ、“甲子園”に。
大阪名物・たこ焼き。食べれば他県人だってハイになる。
“白い粉”で作り出されたたこ焼きの中身は…。
甲子園帰りの面々に異変が。言語が大阪弁となり、やたらと突っ込みたくなる。
あちこちで“阪流ブーム”。ちょうど今、阪神の“アレ”とタイムリー…?
府知事の恐るべき計画。全国を大阪にする。名付けて、“全国大阪植民地計画”…!
まあはっきり言って、やってる事は関東圏から関西圏に変わっただけで、ほとんど同じ。
埼玉県人の麗。驚きの出生の秘密。滋賀を訪れたのは偶然ではなく、運命だった…!
魁との本当の関係も含め、幾ら何でも取って付けたご都合主義過ぎる…?
その魁とBLの雰囲気。あれ、百美は…? 二階堂ふみの出番が加藤諒より少なくなっている気が…。
しかしその分、今回も強烈な新キャラが。
杏が麗しい。ちなみに彼女も二階堂ふみと同じく“男役”。
MVPは片岡愛之助&藤原紀香のご夫婦だろう。
劇中でも夫婦役。片岡は今回大ボスの大阪府知事、藤原はその妻で神戸市長。
片岡のド迫力とドスの効いた怪演。
藤原も女優としてのキャリアベストの怪演。
役柄の設定上不仲夫婦だが、お二人共ノリノリで楽しそうに演じ、仲睦まじさを感じた。
そして今回も、名もなき地べた這いずり回る県人たちが奮闘する。
GACKTも前作以上に熱演。低音ボイスの大阪弁に変顔に乳首責め。
話的にはブッ飛んだ面白さあって、前作の方が面白味と見易さあった。今回はちとごちゃごちゃ…。
小ネタの数々だけは勝る。
滋賀ネタがいっぱい。もう“とび太くん”は忘れないだろう。
大阪はパロディーの宝庫。“甲子園”という名のコロシアムはあの歴史スペクタクル。
地下深くにある“工場”。ミュージカル調で、何処かで見たような小人たちも…。
姫からの救難メッセージ。ラストシーンになるが、あの“夢の国”へ…。
巻き込んだのは関西圏だけに留まらず、ハリウッドまで…!
展開的には同じなので、お約束事は楽しい。
今回も現代パートの埼玉ファミリー。両親はブラザートム&麻生久美子からアキラ100%&和久井映見に変わって残念だが、娘はぱるるより朝日奈央の方が好きだな。この現代パートでも宿命の対決…!
決戦前に士気低い滋賀や奈良や和歌山。今回は魁が愛あるディスりながら鼓舞。
待ってましたの出身対決。大阪は人気実力トップクラスのあの俳優、人気と美貌を併せ持つあの女優。滋賀・奈良・和歌山連合はあの“お笑い怪獣”。そしてまさかまさかのご本人…! もう自虐ネタぶちこみ過ぎ!
自虐ネタと言えば、千葉解放戦線のリーダー・阿久津は今何処に…? “ネット見ろ”レベルの際どい所攻めてきたね。
笑いもディスりもネタも、一応真面目さも(?)、スケールも製作側の度胸もアップ。
でも、ただバカバカしさ下らなさだけじゃない。
差別迫害を無くせ。
一方的な独裁や不毛な争いと闘え。
誰しも自由と平和を手に。
今の世だからこそ尚更。普遍的なメッセージが込められているから、『翔んで埼玉』は愛されている。
ここまで来たら、日本全国制覇して貰いたい。
前作のレビューでも書いたが、是非我が福島含む東北へ!
この世界の東北って…?
裸で洞穴に住み、石器や槍を持ち、人語を話せない原始時代レベル。
そんな彼らの前に麗という名のモノリスが現れ、文明人の夜が明ける…。
なんていうのはどうでしょう?
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